【浪人は辛い、でも意味がある】浪人生が感じる辛い事とその対処法!!
浪人を考えてこの記事にたどり着いた方。
確かに浪人は非常に辛い1年間を過ごすことになります。
でもその辛さに対処する方法もありますし、きちんと勉強していけば憧れの第一志望に合格できます。
この記事では、浪人中の辛い事とその対処法についてご紹介していきます!
浪人中の辛い事その1:漠然とした不安感がつきまとう
浪人中は、何をしている時も常に不安がありました。これがとてもツラかったです。勉強が手につかない日も多かったです。(国立合格者 浪人)
実際浪人をしている時は、少しでも勉強をしなければという焦燥感がすごく、夢でも勉強することになって辛かったです。
浪人中の辛い事の1つ目は、漠然とした不安感がつきまとうという事です。
現役の時に落ちてしまったという経験があるせいで、何をしてもうまいこといかないという気持ちになることが多いです。
「今やってることって正しいのかな?」
「このままいって受かるのかな?」
という漠然とした不安が1年を通して感じる人も多いようです。
成績に伸び悩んだり、受験直前になると、勉強が手につかなくなる人も中にはいます。
こうした状況になってしまうと精神的な辛さが集中力を邪魔し、悪循環に陥ってしまうことも・・・
受験期に、不安感はある程度は誰もが持ってしまうもので、それ自体は仕方の無いことです。
しかし、勉強が手につかなくなる程まで、不安になるのは、あまり良くはありません。
受験生活で生じる不安は、ある程度は自身の行動で改善できるので、是非実践して下さい!
浪人の辛さ①への対処法
この2つの方法を意識して下さい!
浪人生活で一番辛い、漠然とした不安感に対処する方法は2つあります。
1日単位の計画を作成する!
対処法の1つ目は、計画をしっかりと立てることです!
不安感を感じる原因として、現状の不明確さが挙げられます。
例えば、「今何をやっているのか分からない」「これから何をしていけば分からない」と思う時、不安に感じることが多いです!
ゴールの見えない道を進むことは多くの人にとって不安なことです。それは浪人中の辛さに直結してしまいます。
なので、現状をしっかりと把握し、何をすべきかを明確化するために、計画を立てるようにしてください!
さらに、計画を立てる際は、1年間の大雑把な計画と、1日の細かい計画の2つを立てることをオススメします。
浪人生は特に生活リズムが大事なので、1日の計画は辛さを軽減する大きな効果がありますよ!
すべきことが分かると、あとはそれをこなすだけなので、漠然とした不安感がなくなることが多いです!
こうして辛い状態から抜け出すことによって、集中力が増し、成績が伸びる好循環に入っていける浪人生は毎年多くいます。
是非、実践してみてください!
勉強記録をつける!
対処法の2つ目は、勉強の記録をつけておくことです。
勉強の記録をつけることで、自分が今までやってきた勉強の量を可視化することができます。
そして、自分の勉強量を客観視することができ、それが安心に繋がります。
「全然勉強してないから無理」という不安感に襲われた時、「累計3000時間」という自分の勉強時間をみると、「これだけやってきたのだから大丈夫!」と思えるのでは無いでしょうか?
ただただ「伸び悩んでいるのはなぜだ・・・」「どうしたらいいんだ・・・」と悩んで、辛くなってしまうのはやめ、実状をきちんとみながら浪人生活を送ることが大事なのです!
勉強計画を立て、勉強記録をつけよう!
浪人中の辛い事その2:成績が伸び悩む
勉強は誰よりもしている自信があったのですが、浪人したての頃は、成績が現役時から全く上がらなかったのでとてもツラかったです。
授業を受けていても知っていることばかりで、身になっている気がしない。それはどうやら正しいようで、成績も伸び悩んでしまっています・・・
浪人中の辛い事の2つ目は、成績が伸び悩むという事です!
浪人をする方の中には、「勉強時間はとても多いのに、模試の判定があまり良くない人」や、「参考書をたくさんこなしているのに、あまり成績が伸びない人」がいます。
この成績の伸び悩みは、ある一定の成績のラインになると出てきます。
そのライン上では、数だけをこなしていると、成績が伸び悩む事が多く、この辛さに襲われてしまう浪人生が多いんですよね。
一定のラインを超えるためには、勉強の量ではなく、質を考える事がより重要になってきます。
これを意識せずに、数だけこなしていると、勉強量に対して結果が伴わないと感じてしまうため、ツラいと思う事が多いです。
しかし、そのような方は、元々の努力量が多いため、やり方を変えるだけで成績がかなり上がります。
辛いと感じている状態から抜け出すまで、あと一歩だと言っても過言ではありません。
正しい方法で努力をすることこそが重要なのです。
成績が伸び悩んだ浪人生は、以下の対処法を実践してください。
浪人の辛さ②への対処法
成績が伸び悩んで辛くなってしまった時、どのように分析すれば良いのでしょうか?
上記の通り、成績の伸び悩みの原因は勉強のやり方にある事が多いです。
なので、自分の勉強のやり方が間違っていないか客観的に分析する事が、成績の伸び悩みを解決するための対処法です。
その対処の仕方のプロセスを順に説明していきます。
まずは、それぞれの科目の勉強法について調べて下さい。
この時、一つの情報源に頼るのではなく、色々なサイトを比較検討すると良いです。
また、手前味噌ですが、現論会の勉強法記事は高水準のものだと自信を持って言えるので、是非そちらの記事も参照してください!
次に、それぞれの科目の勉強を学習段階別にカテゴリー分けをしてください。
例えば、英語の場合、単語・文法・解釈・長文と大まかに4つのカテゴリーに分ける事ができます。
各科目において前提となる部分なので、複数のサイトを参考にしながら、客観的な理解を自分の中で作れるまで調べましょう!
最後に、自分の模試の結果などを分析し、自分の苦手な所や知識の穴は、どこのカテゴリーに分類されるのかを考えてください。
この時の注意点として、しっかりと原因を深く分析するようにして下さい。
例えば、英語の長文問題を間違えたからといって、安直に長文が苦手とするのではなく、「単語で間違えたのか、文法で間違えたのか、解釈で間違えたのか」を考えるようにして下さい!
このプロセスを通して、自分の苦手な分野を客観的に分析し、そして勉強を進めていって下さい!
ここまでいくと、自分の勉強の質が高まった実感も持てるので、ただただ辛いという状態から解放されることになります!
浪人生だと特に夏から秋にかけて辛くなることが多いのですが、その主要因がこれです。
きちんと対策して、辛さを和らげていきましょう!
各科目の勉強法に関する記事はコチラ!
英語:【勉強法専門塾が語る】0から始めて偏差値70に至る英語勉強法【大学受験英語】
数学:【数学勉強法】東大数学満点が教える絶対に成績が上がる数学勉強法
客観的に自分の勉強法を分析しよう!
浪人中の辛い事その3:周りと比べてしまう
友達が大学生活を楽しんでいる中、自分だけが浪人して、勉強している状況がツラかったです。
浪人中の辛い事の3つ目は、周りの大学生と比べてしまう事です。
友達のSNSをみて、自分との生活の違いに辛いと感じる浪人生は実際かなり多いです。
浪人をしていることに対して後ろめたく思う事もあるでしょう。
そして、どうして自分が勉強をしているのかが分からなくなり、勉強が嫌になる人も中にはいます。
このような辛い感情を抱えたまま、勉強を一年間続けることは、かなりしんどいと思います。
このように、周りと比べてしまって辛くなった時、以下のことを考えるとメンタル的に楽になります!
浪人の辛さ③への対処法
モチベーションの維持はとても大事です!
まずは、もう一度どうして第一志望の大学に行きたいのかを考えて下さい。
行きたい学部があるでも、その学部に憧れがあるでも、理由はなんでも良いです。
行きたい理由を考えることで、勉強する目的が明確になり、結果としてそれがモチベーションに繋がります。
そして、自分が浪人している理由(第一志望大学に行くため)がはっきりとし、周りと必要以上に比べることは無くなるかと思います!
辛いという感情は主観的なものなので、このように捉え方を変えるだけで思いの外楽になりますよ!
また、どうしてもやる気が出ない時は、休息の日を計画に入れると良いです。
その休息の日に、興味のある本を読んだり、音楽を聞くなど、リラックスした時間を過ごして下さい!
注意としては、休息をとっている自分がダメだ・・・と辛い思いを抱えたままはいけません。
「力を溜めているんだ」という認識できちんとリフレッシュしましょう!
また頼りになる人、信頼できる人に話を聞いてもらうのも良いです。
辛い辛い浪人の間の1年間は、せっかく与えられた長い猶予期間です。
しかし、自分の体感よりもはやく、その辛い1年間は過ぎていきます。
そして、その1年間をどう使うかが、第一志望の合否を分けます。
貴重な時間をしょんぼりした状態で過ごし、モチベーションが上がらない状態で過ごすよりも、1日休んでリフレッシュした状態で勉強した方が生産的な1日を過ごす事ができます!
周りと比べてしまって、ずっと辛い状態で勉強するのはNGです!
リフレッシュをしてモチベ維持をしよう!
最後に
浪人中は辛い事が多く、その対処法が分からないまま時間を過ごす人はとても多いです。
また、不安になればなるほど、盲目的になる人も多いです。
浪人を決める前の方・浪人中の方、
辛さには対処法があることを知って、第一志望に向けて頑張って行ってください!