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2024年度共通テスト英語(リーディング)対策を現役東工大生が解説!(2023年度分析つき)

今回は2024年度の共通テストの英語(リーディング)の対策について扱っていきます。英語(リーディング)は国公立大学の志望の受験生はもちろん、私立志望の学生も文系、理系問わず多くの受験生が受験する科目です。

英語の長文の分量が多くていつも時間以内に解ききれない….
複数の文章を読み比べる問題が苦手で点を上げられない…..
といった悩みを解消できるような共通テストのリーディング対策をこの記事では紹介していきます!

・時間以内にリーディングの問題を解ききることができる
・複数の文章の読み比べの問題でもサクサク設問を処理できる
・根拠をもって答えを選ぶことができる

この記事を最後まで読めば以上のようにリーディングと戦える考え方を得られるはずです!
では早速内容に入っていきましょう!

共通テスト英語リーディングの概要

平均点

2023年53.81点
2022年61.80点
2021年58.80点

試験時間と設問ごとの配点

試験時間

試験時間は80分となっており、大問6個の構成を時間以内に解くことになっています。
試験時間と大問の数自体は共通テスト開始後から変わっていませんが全体の文章量(単語数)が近年若干増加傾向にあります。

時間以内に解ききるには設問ごとに戦略を立てる必要があるので設問別対策で詳しく扱っていきます。

配点

大問数は6個あり、配点は以下のようになっております。

第1問A短い文章(ポスター)の読み取り各2点×2問
第1問B短い文章(ポスター)の読み取り各2点×3問
第2問A短い文章(webサイト)の読み取り各2点×5問
第2問B短い文章(レポート)の読み取り各2点×5問
第3問A短い文章(ニュース)の読み取り各3点×2問
第3問Bやや長い文章(ブログ)の読み取り各3点×3問
第4問長文と資料の読み取り各3点×4問+各2点×2問
第5問長文(物語)の読み取り各3点×5問
第6問A長文(記事)の読み取り各3点×4問
第6問B長文(パッセージ)の読み取り各2点×3問+各3点×2問

大問3までの比較的短い文章が全体の4割5分を占めており、ここが重要なポイントとなっています。
模試などで点数が安定しない人、英語が苦手な人はここでしっかり得点できるように基礎を固めておきましょう!
具体的な対策などは後に紹介するのでぜひ最後まで読んでいきましょう!

設問ごとの問題形式

昨年度のリーディングは以下のようになっています。

大問小問内容問題数配点語数
1Aポスターの読み取り24237
Bポスターの読み取り36370
2Awebサイトの読み取り510452
Bレポートの読み取り510469
3Aニュースの読み取り26328
Bブログの読み取り39461
4パッセージと資料の読み取り516766
5物語の読み取り5151003
6A記事の読み取り 412887
Bパッセージの読み取り5121154
合計391006,127

今年の共通テストでは、複数のパッセージを読み比べる問題や、要約をする問題が出題され、時間的にも厳しい分量でした。
前半でいかに時間をかけずに解ききれるかがポイントです。

設問ごとの傾向と対策

第1問

A

この大問は短めの文章で構成されたポスターを読み取る内容でした。
設問自体は細かく内容を理解していないと解けない問題ではなく、キーワードに関連する問題のみが出題されました。問題文を先に読み、キーワードの部分を適宜参照して問題を解いていくとよりスピーディーに解くことができるでしょう。

B

この大問はAよりかはやや長めですが、やはり短めの文章で構成されたポスターを読み取る内容でした。
大半の設問はAと同様にキーワード部分を参照して解くことのできる問題でしたが、一部の問題では文章の内容から推測する問題もあったため問題文を読んで該当箇所はしっかり読解する必要があります。設問に関係ない箇所はさらっと読んで関係のある部分をしっかり読む、すなわち緩急をつけて読むことがこの大問のポイントです。

第2問

A

この大問もwebサイトを読み解く内容です。
第1問に比べて内容の理解を問う問題が多いため、しっかり熟読しなければいけない部分が多いのでスピーディーに一度全体の内容を把握→各設問に取りかかるといった方法がおすすめです!

B

この大問はレポートを読み解く内容です。
この大問の特徴は一つの設問に題して複数の箇所を確認しなければ解ききることのできない問題が複数あるいうことです。このような問題の配点はほかの問題と同じであるにも関わらず時間を多く消費する恐れがあるので注意する必要があります。

第3問

A

この大問はニュースレターを読み解く問題です。
設問は2つあり、1つ目は文章の流れを解く問題、2つ目は文章の内容自体を問う問題です。1つ目の文章は問題文全体をさらっと読んでから問題に取り組むのがよいと思います。また、2つ目の設問は設問のキーワードを本文で参照して読むことをお勧めします。

B

この大問はブログを読み解く問題です。
この大問の最大の特徴は並び替えの問題があるところです。共通テストの並び替えの問題は比較的難易度が高く、正答率も低いうえに時間も多く消費することが多いので模試や過去問演習などで時間がいつも足りなくなる人は思い切って並び替え問題を飛ばすのも一つの選択肢としては有効であると思います。また、並び替え問題では同じところを何回も読むことを防ぐため、先に読んだ設問を読んでから本文を読むのをお勧めします。また、この大問のほかの設問は通常の内容一致問題でした。

第4問

この大問では2つの文章を読み解いていきます。
この大問では2つの文章を読み比べる問題が出題されました。複数の文章を読み比べる問題では、両者の合致している点、相反している点をしっかりと頭で整理しながら読んでいくことが解いていく上で重要なポイントとなります。また、内容一致問題も多く出題されたのでかなり受験生にとっては労力の要する大問でした。

第5問

この大問では長めの物語を読み解いていきます。
設問は並び替え問題が一問、他は内容一致(穴埋めを埋める)問題といった形です。文章の量が多いうえに並び替え問題もあるのでこの大問も設問に目を通してから本文に取り掛かるとよいでしょう。またこの問題は”本文の要点をまとめたメモを完成させる”というのがひとつのコンセプトとしてあるので、穴埋めが埋まる前の要約文のような文にも目を通しておきましょう。本文の全容をなんとなくつかんでから読むと内容が理解しやすいはずです。

第6問

A

この大問は記事を読み取るといった内容のものでした。
問題形式は第5問と同様に本文の要点をまとめたメモを完成させる形式であったので、この大問も先に穴埋めされていない要約文に目を通してから本文を読んでいきましょう。また、この大問では内容一致の問題で2つ正解を見つけなければならない問題も存在するのでいつも以上に注意して読んでいく必要があります。

B

この大問は長めのパッセージを読み解くという内容でした。
問題形式は第5問,第6問Aと同様に本文のまとめを完成させる問題でしたが、前者2つはメモを完成させるというのに対して、本問ではプレゼンテーションを完成させる問題でした。またこの問題では第5問,第6問Aに比べて設問のキーワードを本文で1か所参照するだけで解くことのできる問題が多かったので、設問にも目を通してから本文を読むことをお勧めします。(設問と空欄のあるプレゼンテーションのスライドをよく読んでから本文を読み、該当箇所になったら問題を解く方法が速い)

2024年度の目標点別の対策・戦略

90点以上を目指したい人

共通テスト英語のリーディングで90点以上を取るには時間にある程度持って解答できるかどうかが重要となっています。(見直しをする時間を確保するため)後半の大問5,6の文章は分量がとても多いため、時間がどうしてもかかってしまいます。そこで、大問1から4までにいかに時間を節約しつつ正確に解ききるかが重要となってきます。できれば大問4までを50分程度で終わらせ、残りの長文3つを10分かけて解いていき、最後の10分で見直しをするというとき方が90点以上を狙う上で理想的な時間配分となっています。

80点以上を目指したい人

80点以上を狙うためにはある程度労力の多くかかる問題を飛ばしていくという作戦が有効です。並び替え問題など本文をじっくり読んでいかなければ解ききることのできない問題を飛ばすことで比較的解きやすい問題の見直しの時間にあてられたり、最後の方の長文の時間で困らなくなったりします。満点を狙っていくわけではないので、一見わからない問題があったときには焦らないで問題を飛ばしていくことも頭の片隅に置きながら解いていきましょう。

70点以上を目指したい人

70点以上を狙うためには大問1から4でしっかり点を取ることが重要です。後半の問題になるにつれて分量や問題のレベルが上がる傾向にあるので比較的解きやすい前半の問題で確実に得点できるようにしましょう。また、英語リーディングは時間に対しての問題の分量がとても多いのですべてを完璧に解ききろうとせず、簡単に解けそうな問題を探して解いていく、という方法が大問5,6などの後半部分ではおすすめです。

共通テストの英語リーディングの勉強法

過去問、予想問題集

共通テストでしっかり得点するために最も大切なことは自分が最も得点できる解き方を自分で見つけることです。そこで過去問題集や各予備校で出版されている予想問題集を活用して共通テスト型の問題演習を積み重ねていくことが得点をアップさせる方法として最重要です。

さいごに

以上、今回は共通テストの英語リーディングの対策と傾向について解説していきましたが、いかがでしたか?
共通テスト英語リーディングはほとんどすべての受験生が受験する科目ではありますが、しっかりと対策しなければなかなか得点が上がりにくい科目でもあります。しかし、共通テスト型の問題演習を重ねて自分に合ったとき方を見つけることで得点アップもどんどん狙っていける科目でもあるので、この記事を参考にしてぜひみなさんも頑張ってください!

監修

中世古遼太

東京工業大学在学。現論会ジャーナル数学・理科担当副主任。
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