現代文参考書ルート【完全版】【合格への道が見える】2023年度最新版

現代文の受験勉強に関して以下のように思っていませんか?
「現代文の参考書で合格までの最短ルートを知りたい」
「現代文の勉強を参考書で志望校別に進めていきたい」
このような受験生に向けて今回は「現代文参考書ルート」についてご紹介していきたいと思います!
・現代文の勉強のスタートからゴールまでがイメージできる
・どれくらいの期間現代文勉強をすれば良いかわかる
・志望校への最短ルートを知ることができる
フィーリングやセンスで解いていた受験生や、闇雲に現代文の問題集だけを解いていた受験生はこの記事を読んで志望校へ到達するために必要な力が何であるか、またその力を身につけることができる参考書を知り、是非受験勉強に燃えてください!
現代文参考書ルート【参考書の選出基準】
「現代文参考書ルート」を作成する上で全ての参考書に共通した選定基準を設けました。
「現代文は日本語だからどの参考書でも大丈夫!」という一部の受験生もいるかもしれませんが、それぞれの参考書はこのルートに入るべくして入った参考書のばかりですので、大学受験のプロからの視点を参考にしていただければもう現代文の勉強で使用する参考書で迷うことはありません!それでは、大まかな特徴と選定基準をご紹介します!
①受験生に馴染みがある

選定基準1つ目は「受験生に馴染みがある」です!
現代文参考書ルート、参考書選出基準1つ目は「馴染み深い参考書」であることです。
まず受験生が参考書を選ぶ大前提として、有名であり聞いたことのあるタイトルの参考書であると考えられます。
馴染み深い参考書というのは学校採用を受けていたり、販売から年月が経っているにも関わらず重版がかかっているというものがほとんどです。また、馴染み深い参考書であれば受験勉強も捗り合格に近づくのではないでしょうか。
②著者の信頼性

選定基準2つ目は「著者の信頼性」です!
現代文参考書ルート、参考書選出基準2つ目は「著者の信頼性」です
著者が必ずしも有名である必要はありません。
しかし、本を出版するというのはその講師の授業を紙面化する価値があると認められているからです。
本来高い授業料を払って受ける人気予備校講師の授業を参考書で学ぶことができるメリットも大きいと思います。
③他の参考書との接続の良さ

選定基準3つ目は「他の参考書との接続の良さ」です!
現代文参考書ルート、参考書選出基準3つ目は「他の参考書との接続の良さ」です。
受験参考書には該当科目の知識や方法論を学ぶインプット教材とそれをマスターするために演習を積むアウトプット教材があります。接続の良さとはそれらの互換性です。それぞれの著者が同じ予備校の講師であったり、姉妹本であったりすると授業や方法論また復習方法に一貫性が生まれやすいからです。
④網羅性がある

選定基準4つ目は「網羅性」です!
現代文参考書ルート、参考書選出基準4つ目は「網羅性」です。
網羅性というのは現代文の勉強で最重要事項である文章の「読み方」と「解き方」に関する情報がどれだけ記載されているかということです。中には読み方と解き方を書かず、解説ばかりを長々と書いている参考書もあります。「読み方」と「解き方」について詳しく解説されている参考書を選ぶことで受験生の現代文の点数を安定させる狙いがあります。
⑤問題のすべてが過去問

選定基準5つ目は「問題のすべてが過去問」です!
現代文参考書ルート、参考書選出基準5つ目は「問題のすべてが過去問」です。
受験生がどの教科でも最後に取り組むのが過去問演習だと思います。
実際に大学受験で出題されている問題を普段の勉強からやることで、本番同様のレベルと頻出問題が体に染み込むようになります。この場合、問題のすべてが過去問であることは志望校合格へ非常に重要です。
著者のオリジナル問題や、学校の先生の手作り問題を解くよりはるかに効率よく勉強をすることになるのではないでしょうか。
現代文参考書ルート【前提となる4つの学習段階】

現代文の勉強はこの「読み方」と「解き方」を身につけ、入試本番で合格点を獲ることがゴールです。
そして現代文の読み方と解き方を身につけることに必要な勉強が「単語」「文法」「解釈」「長文」という、4つの学習です。この4つの学習を順番に積み上げていき、最後に、勉強した「読み方」と「解き方」を駆使してテーマ別演習や過去問演習などを行うことで正答率も上がっていき、点数も安定してきます。
①単語

現代文の単語は軽視されがちですが、非常に大切なのでしっかりと学習しておきましょう!
現代文の勉強はまず「単語」からです。
現代文の「単語」というのは「漢字」と「語彙」の二つがあるので、両方とも勉強するようにしましょう。
「漢字」と「語彙」については問題集を一つやっておけば入試対策としては十分です。現代文が共通テストだけの場合は漢字を書けるようにしておく必要はありませんが、二次試験の現代文で書き取りが出題される場合は、正しく書けるようにしておきましょう。また、文章中で使用される語彙の意味が不明である場合は失点につながる可能性もあるのでしっかり意味を理解しておきましょう。
現代文でも、「漢字」と「語彙」はしっかりと学習すること!
②文法

「文法なんてできるよ!」という方も軽く復習しておくことをおすすめします!
大学入試の現代文は「単語」と並行して「文法」の勉強も進めていきましょう。
現代文の「文法」は中学での範囲となっていて、高校では学習しません。
現代文が得意で、中学時代に文法をしっかりと学習した人は、軽く復習する程度で構いません。
特に「修飾関係」「文と文の関係」「指示語」「接続詞」を重点的に復習しておきましょう。
現代文が苦手な人や、中学時代にちゃんと文法を学習してこなかった人は全範囲を学習することをおすすめします。
現代文の勉強法で一番盲点なのは「文法」の復習!
③解釈

いよいよ本格的に現代文の勉強を開始して行きましょう!
「文法」の学習が終われば、「単語」は引き続き学習を続けながら「解釈」の段階に移ります。
現代文の解釈の勉強とは一文を正しく読解し、一文と一文の関係を掴むことです。
現代文の「解釈」の勉強は、普段無意識にやっていることを意識的に実行していくことが大切になってきます。
この段階では「真似」をすることが大切なので「自己流」で読むのではなく、解説を自分一人の力で再現し、他の人に説明できるレベルまで自分の中に落とし込んでいきましょう。
現代文の解釈は真似をすることが一番効率的!!
④長文

最後に長文の学習で現代文を完成させましょう!
「解釈」の次は、いよいよ現代文の勉強も「長文」に移っていきます。
現代文の「長文」の勉強法で大切なことは、段落と段落の関係や文章全体の趣旨を把握することがポイントとなってきます。「長文」の段階では、「解釈」の段階で少し学習していた入試現代文の「解法」の完成も目標となっています。解釈同様ここでも「真似」をすることが現代文上達の近道なので、なるべく自己流はやめましょう。
また、「長文」の学習1日に現代文の勉強に使う時間が増加してしまうため、週末にまとめて解くようにすると良いでしょう。
長文まで終われば、引き続き問題集・過去問で完成度を高めていこう!!!
単語→文法→解釈→長文→過去問演習の順番で勉強することが現代文参考書ルートを最大限生かすための前提になるということを覚えておいてください!現代文の勉強についてもっと詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください!
現代文参考書ルート
単語
勉強時期の目安は受験勉強スタート時〜1ヶ月~通年
『BIBLIA2000』

文法
『ゼロから覚醒はじめよう現代文』

解釈
「ゼロから覚醒Next フレームで読み解く現代文」

長文
「ゼロから覚醒Final 読解力完成現代文」

解法対策
「現代文プラチナルール」

テーマ別対策
『現代文長文ポラリス』

まとめ
ここまで「現代文参考書ルート」についてご覧いただきありがとうございました。
まず「現代文参考書ルート」の前提となる現代文の勉強法がありました。現代文の勉強は4つの学習段階に分かれており、どれか一つの段階の勉強が抜けていると成績が適切に伸びないことが多いということがお分かりいただけたかと思います。
現代文の勉強を独学で志望校のレベルに到達するための手段として『現代文参考書ルート』を知っておくと効率よく現代文の受験勉強ができることでしょう!
ただひたすら長文問題を解いており、現代文の点数が伸びなかった受験生は、是非今回の『現代文参考書ルート』の記事を参考にしていただき、現代文でライバルの受験生に差をつけてください!
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