【物理勉強ルート完全版】物理の偏差値を30上げる物理の勉強法とは?
「物理の勉強法がわからない…」
「物理の成績が上がらない…」
といった悩みを抱えている方へ!
この記事では、効果的な物理の勉強法を紹介します!
物理の勉強法 間違った勉強法
難しい問題を解く=勉強ではない!
物理の勉強法というと、「イメージを持とう」だったり、「参考書を繰り返し行おう」だったりと、曖昧なものがたくさんあります。
一番ダメの勉強法は、難しい問題集から取り組んで、ひたすら何時間も考え続ける方法です。
物理や数学は、「考えることはいいことだ」と盲信しがちですが、受験に合格するためには、残された時間を有効に使用することが大切なので、しっかしとした手順で勉強を行っていく必要があります。
まずは、正しい物理の勉強法について見ていきましょう!
受験に最適な物理の勉強法を実践しよう!
物理の勉強法 勉強法の全体像を知ろう
まずは下記の図を参考に物理の勉強法の全体像を知りましょう!
物理の勉強法は3つの段階があります。
「概要把握」「解法暗記」「問題演習」の3つです。
まず「概要把握」ではざっくりと物理の全体像を把握します。
細かい公式を覚えたり例題が解けるようにしたりしなくても大丈夫なので、「力学はこういうことをする、波ではこういうことを扱う」と大雑把に把握しましょう。
「解法暗記」では入試で必要な解法を身につけていきます。
なるべく短い問題文の問題集を繰り返し取り組んでいきます。
「問題演習」では、「解法暗記」で取り組んだ短い問題文と入試で出題される設定が複雑で長い問題文とのギャップを埋めていきます。
「問題演習」は易しく問題文が短めの「基礎演習」と、難易度が高く問題文も長い「発展演習」の2つの段階があります。
物理の勉強法には「概要把握」「解法暗記」「問題演習」の3つがある!
物理の勉強法 概要把握
まずは概要把握について解説していきます!
物理の勉強では、まず「概要把握」を行います。
「概要把握」というのは物理の全体像(言葉の意味や定義など)をざっくりと掴んでしまうことです。
講義調の易しい参考書を用いて学習を進めても良いですが、もし利用できる場合は、図やアニメーションを駆使した直感でも理解しやすい「映像授業」がおすすめです!
物理が苦手という人は「概要把握」を少し長めに取り組み、例題がスラスラ解けるようになってから次のステップに移りましょう。
物理の概要把握はできる限り簡単なものを選ぶこと!
物理の勉強法 解法暗記
受験物理で最も大切な解法暗記について解説します!
「概要把握」が終われば、次は「解法暗記」を行っていきます。
受験物理では、数学と同様に問われる問題の種類が決まっているので、解法を覚えておくことで比較的簡単に問題を解くことができます。
ただし解法を丸暗記していては類題を解くことはできないので、「解法暗記」では「問題文」「解法」「解答」の3つの要素を意識して身につけることが大切になってきます。
というのも「問題文」をしっかりと分析しておかないと、どういう問題で覚えた「解法」を使うのかわからないですし、「解法」を覚えていても「解答」の流れを身につけていないと、最後まで解き切ることができません。
つまり類題で手も足も出なくなってしまうということです。
こうした事態をさけるために、「解法暗記」を行うときは、しっかりと問題文を読み、問題と解法をリンクさせながら、最後まで解ききれるようにしておきましょう。
解法暗記では「問題文」「解法」「解答」の3つを意識しよう!
物理の勉強法 問題演習
まずは難しすぎない問題演習から始めて、徐々に難しい問題に移行しましょう!
「解法暗記」が終われば、次は「問題演習」に進みます。
「問題演習」は「基礎演習」と「発展演習」の二つの段階があり、「基礎演習」では、比較的簡単な入試問題を解いていく中で、「解法暗記」で身につけた解法を定着させていきます。
「発展演習」では、難しい入試問題を解いていく中で「状況設定」を把握し、複数の解法を組み合わせる訓練を行います。
「解法暗記」とは違い、解くための知識は持ち合わせているので、分からないと思っても必ず5分以上は考えるようにしましょう。
また「基礎演習」では素早く解くことも鍵になってきます。
というのも入試問題では小問が進むごとに難易度が高くなっていくので、初めの簡単な問題をなるべく早く解き切り、後ろの難しい問題に時間を残すことが必要になってくるからです。
基礎演習では時間も意識しよう!
物理の勉強法 過去問演習
最後に過去問演習についても確認しましょう!
物理の過去問演習で大切なことは2つあります。
1つ目は「時間をきちっとはかって解く」ということです。
二次試験で物理が課される際、多くの場合は理科が2科目で出題され、2つ合わせて時間内に解く必要があります。
そこで普段の過去問演習から得点が最大化されるように、時間配分を考えて過去問演習に取り組むようにしましょう。
2つ目は復習法です。
「過去問演習」では、間違えた問題を「解法暗記」で使用したテキストまでさかのぼって復習することが非常に大切です。
入試問題のほとんどは「解法暗記」で身につけた解法で解くことができるので、間違えたということは「解法暗記」が不十分だった可能性があります。
たとえ「過去問演習」の段階であっても、基礎に立ち返ることは非常に大切です。
過去問演習は、今まで使ったテキストをフル活用しながら復習しよう!
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