【2022年度最新版】高校物理のおすすめ問題集まとめ【成績が上がる】
「物理の勉強を始めるにあたって質の高い問題集を知りたい」
「物理が苦手で、問題集が自分にあっているのか不安」
「物理の成績を今以上にあげたい」
こういったお悩みを抱えている方はこの記事を読んで自分にあった高校物理の問題集を見つけてください!
物理のエッセンス
特徴
特徴
- 単問形式
- 概要把握の後におすすめ
- 有名で無難
問題が単問形式のため効率よく学習することができます。
物理の概要把握が一通り済み、物理でどのようなことを学ぶか把握した方が最初に取り組む問題集です。
なので、概要把握がまだの方はそちらを優先するようにしましょう。
物理の勉強の流れについてまだ理解できていない方はこちらの記事を参考にしてください!
【物理勉強ルート完全版】物理の偏差値を30上げる物理の勉強法とは?
使い方
使い方
- 最初から解き進めていく
- なぜその公式を適用するのか考える
- 到達目標(下記)を意識しながら取り組む
問題を最初から解き進めていく方法でいいでしょう。
公式をただしく運用できるかどうかがカギなので、ただ単に公式を当てはめて解くのではなく「なぜその公式を適用するのか」を考えて問題を解くようにしましょう。
「状況がイメージできるようになること」「図を描けるようになること」が本書を終えた時の到達目標の目安です。
漆原の物理 明快解法講座
特徴
特徴
- 試験で役に立つ効率的な解法が身につく
- 概要把握の後におすすめ
- 教科書を読んでも解けるようにならないという人向け
試験で役に立つ実践的な解法がまとめられています。
どんな問題も「漆原の解法3ステップ」に従って解くことができるようになるため、教科書を読んでも物理の問題があまり解けるようにならないという方には目から鱗の内容となっている可能性があります。
自分の中で解き方を統一することができるため、本書をやり込むことで物理の点数が安定するでしょう。
使い方
使い方
- 自分の苦手な範囲から取り組む
- 掲載されている問題を自分で解いてみる
- 問題の最後まで解ききることができるようになるまで繰り返す
本書は各章が独立しているため、苦手な範囲から取り組むことができます。
漆原の解法3ステップをインプットし、すぐに掲載されている問題を解いてみましょう。
途中でつまづいたらまた解法を確認し、問題の最後まで完答できるようになるまでアウトプットを繰り返します。
掲載されている問題を解き終えたら、学校の問題集などで解法を試してみるのも有効でしょう。
物理の解法フレーム
特徴
特徴
- 各単元の内容を問題の解法という観点から整理している
- 概要把握の後におすすめ
- 物理の成績がどうしても伸び悩んでいるという人向け
各単元の内容が問題の解法で整理されています。
比較的新しい問題集となっており、全範囲分の問題が揃っていません。
物理の成績がどうしても伸び悩んでいるという方向けの問題集と言えます。
使い方
使い方
- 自分の苦手な範囲から取り組む
- 掲載されている問題を自分で解いてみる
- 問題の最後まで解ききることができるようになるまで繰り返す
使い方は「漆原の物理」と似ており、解法を一度読んでみてそれをアウトプットするという方針で良いでしょう。
こちらの問題集も解法に焦点が当てられているため、統一した解法で問題を解くことができるようになります。
良問の風
特徴
特徴
- 解法暗記の後におすすめ
- センター試験の過去問で7~8割取れる人向け
- 中堅大学レベルの問題を固めるのに有用
物理の解法暗記が終わった人が取り組むべき問題集です。
センター試験の過去問で7~8割を獲得できるくらい物理ができる人向けとなっています。
中堅大学レベルの問題を固めるのに有用であり、本問題集を繰り返し取り組むことで入試問題の基礎レベルは解くことができるようになるでしょう。
使い方
使い方
- 最初から取り組む
- 1から問題を解き、自己採点というループを繰り返す
- 間違えた問題は必ずやり直しをする
ここからは解法暗記で身につけた解法を実際に試していく段階となります。
そのため、解法を確認しつつ問題を解くのではなく最初は何も見ないで自力で問題を解くようにしましょう。
問題を解く時に「なぜこの解法を用いるのか」を人に説明できるくらいまで吟味して取り組むのが理想的です。
また、間違えた問題は必ず復習して定着させるようにしましょう。
重要問題集
特徴
特徴
- 解法暗記の後におすすめ
- 解説がそこまで丁寧ではないため基礎力のある人向け
- レイアウトがシンプル
実力を基礎レベルから入試レベルへと引き上げてくれる問題集です。
解説がそこまで丁寧ではないため、それでもやりきれるといった基礎力のある人向けとなっています。
難易度的には「良問の風」と「名門の森」の間と言えます。
使い方
使い方
- 最初から取り組む
- 1から問題を解き、自己採点というループを繰り返す
- 間違えた問題は必ずやり直しをする
「良問の風」と同様に、最初から取り組んでいきましょう。
間違えたら「物理のエッセンス」を確認し、もう一度類題に取り組むのも有効です。
また、必ずやり直しをし、解法を定着させましょう。
名門の森
特徴
特徴
- 解法暗記の後におすすめ
- 「物理のエッセンス」「良問の風」と著者が同じ
- 解法が「良問の風」と同じ
入試のより発展的な問題を扱う問題集です。
「物理のエッセンス」「良問の風」と著者が同じのため、その2冊を取り組んだ後に取り組むべき問題集と言えます。
解法が「良問の風」と同様のため、一つの解法を極めるという点でもおすすめできます。
使い方
使い方
- 最初から取り組む
- 間違えたら「良問の風」の類題に戻る
- その後もう一度「名門の森」の類題に取り組む
「良問の風」「重要問題集」と同様に、最初から取り組みましょう。
間違えたら「良問の風」の類題を解き直し、もう一度「名門の森」に戻ることをおすすめします。
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