『1冊読むだけで漢文の読み方&解き方が面白いほど身につく本』の日本一わかりやすい使い方！

漢文と言うとスタディサプリを中心に活躍されている岡本梨奈先生を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
今回は岡本先生の代表作である『1冊読むだけで漢文の読み方&解き方が面白いほど身につく本』の特徴や最新の活用方法について、岡本先生に直接インタビューをしました。

漢文にあまり時間を使えないという受験生にとてもオススメなのが、『1冊読むだけで漢文の読み方&解き方が面白いほど身につく本』です。
たった一冊で難関大学にも通用する「読み方」と「解き方」を身につけることが出来ます！

3行で参考書のオススメポイント！

• 入試に出ている句法に絞って解説されているので効率的に学習出来る！
• 一冊で難関大学に必要な知識と解法を身につけることが出来る！
• 最新の入試問題から良問を選んでいるから、効率的に力がつく！

この記事を読むと…

• 他の漢文の参考書と比較して優れているポイントがわかる
• 本書に取り組むべき人がわかる
• この参考書にいつ取り組むべきかがわかる

本書のざっくりまとめ

参考書名	改訂版 岡本梨奈の 1冊読むだけで漢文の読み方&解き方が面白いほど身につく本
発売年	2023年8月
ページ数	336ページ
勉強段階	解釈
対象ユーザー	共通テストで75%~80%の得点率をねらう高校生・受験生

1 ズバリ！この参考書がオススメな人！

『1冊読むだけで漢文の読み方&解き方が面白いほど身につく本』は共通テストで75%~80%の得点率を取りたい受験生にオススメです！

「読み方」と「解き方」に加えて「句法」もとても詳しく解説されているので、漢文の知識がゼロの状態から、共通テストや国公立大学の二次試験でも通用するような力を身につけることが出来ます！

ただ、本書は古典文法を一通り学習したという前提で説明しているので、注意が必要です！

詳しい解説は｢5 著者が語る！この参考書のココがスゴイ！｣で解説します！

2 ズバリ！一冊終わると君のレベルは？

『1冊読むだけで漢文の読み方&解き方が面白いほど身につく本』に取り組むことで、国公立大学にも対応できる力をつけることが出来ます！

入試で必要となる「どこに注目して読むと解きやすいのか」「何に気づけば正解に速くたどりつけるか」などの制限時間内に正確に解く方法がとても詳しく解説されています。

決して小手先だけのテクニックではなく、どんな問題でも使える再現性のある解法が身につき、試験本番でしっかりと得点する力を身につけることができます。

3 ズバリ！いつこの参考書に取り組むべき？

漢文には正しい勉強のやり方がある！

『1冊読むだけで漢文の読み方&解き方が面白いほど身につく本』は「古典文法」を学んだ上で取り組むようにしてください！

漢文は書き下し文にしてからは古典文法の力が必要になります。

そのため、古典文法が身についていない状態で、漢文に取り組むのは効率的ではありません。

したがってこの参考書を最大限活用して、漢文の成績を上げるためには『スタディサプリ』や『1冊読むだけで古典文法の基本&覚え方が面白いほど身につく本』で古典文法を身につけましょう！

4 この参考書は何日で終わらせたらいいの？

総学習期間

全36講÷1日2講＝18日が一周の目安です。

漢文が苦手な人であっても、サクサクと進めることを意識しましょう。

1周で完璧にしようとせずに2周で完璧にすることをイメージしてやると良いです！

こちらについては「より効果的に使うには…現論会オリジナルのやり方を紹介！」で詳しく解説しています。

5 著者が語る！この参考書のココがスゴイ！

ポイント①：スタディサプリの講義を完全再現！

スタディサプリにある漢文の読み方と解き方の講義は再現性がある方法論であることで、受験生を中心に非常に人気です！

本書はその講義を完全再現されており、試験本番に「どうやって長文を読むのか」「どこに注意して問題に取り組むのか」を詳しく解説しています！

参考書は自分のペースで進めることが出来るので、ガンガン進めたい人にはオススメです。

ポイント②：実際の入試問題で句法を学習できる！

句法が学べる参考書の中にはほぼ丸暗記をさせるような参考書もあります。

『1冊読むだけで漢文の読み方&解き方が面白いほど身につく本』では、実際の入試問題を使いながら、句法の問題を解くことで学習を進めていきます。

使われている入試問題は国公立大学や早稲田大学の入試問題ですので、初学者の方は少し難しく感じてしまうかもしれません。

もし難しくて歯が立たない場合は『岡本のたった3時間で漢文句法: MOVIE×STUDY』に取り組みましょう！

ポイント③：漢詩問題の攻略法が解説されている！

毎年受験生からよく質問が出るのが「漢詩問題」です。

「短い言葉のなかに複雑な感情が入っている」「情景描写から気持ちを推測する」などというイメージを持っている方が多いですが、実は基本事項やテクニックを身につける問題が多いんです！

本書ではそのようなテクニックを詳しく解説していますので、漢詩問題の対策もしっかりできます。

6 現論会オリジナルの使い方！

基本の使い方

1日2テーマ、30分〜1時間を目安に演習をしましょう。

生徒と岡本先生の掛け合いで「句法」や「読み方」や「解き方」について詳しく解説されています。

まずはその掛け合いを読み進めながら、基本事項を見につけていきましょう！

その後問題を解いていきましょう！

①講義パート（岡本先生と生徒のかけあい）を読む
②例題に取り組む

漢文が苦手な生徒は、必ず1冊2周するようにしてください。

より効果的に使うには…現論会オリジナルのやり方を紹介！

①5・７理解法！(1周目で50％、2周目で70％の理解度を目指そう)

勉強を勧めていく上で多くの人がハマりやすい罠が「１回で１冊を完璧にしようとする」ということです。

必ずどこかで耳にしたことがある「１冊を完璧にする」という言葉。
これを実行としようとして、完璧主義になってしまう生徒がとにかく多いです。

一周目から完璧にできているのであれば、やるべき参考書のレベルを間違えていることが考えられます。

実は１周目で半分くらい理解できていれば上出来なんですね。
１周目で50％、２周目で70％を理解できていれば、その参考書で求められる内容を充分に身につけることが出来たと言えるでしょう！

「残りの30％はどうするの？」という質問が来そうですが、残りの30％は他の参考書や問題に取り組んでいる中で身につけることが出来ます。
今回で言えば、長文読解をやっている中で身につけることが出来ます。

7 次に使いたい参考書

『1冊読むだけで漢文の読み方&解き方が面白いほど身につく本』が終わったら「読み方」と「解き方」の実践として過去問に取り組みましょう！

取り組む際はフィーリングで解くのではなく、『1冊読むだけで漢文の読み方&解き方が面白いほど身につく本』で学んだやり方を再現するようにしましょう！

大切なのは解答に至るまでのプロセスです！

８ 監修

岡本梨奈

リクルート「スタディサプリ」講師。同予備校にて古典(古文・漢文)のすべての講義を担当。超絶にわかりやすい授業は受講生からの感動・感謝を呼ぶ。大学では異色の芸術・音楽を専攻。予備校での長年の指導では、基礎から難関レベルまで幅広く担当している。