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【必須参考書】数学の各チャートの難易度とレベル別勉強法!

【必須参考書】数学の各チャートの難易度とレベル別勉強法!

数学受験生なら必ずどこかで取り組むことになるであろう、数学チャート式問題集。

チャート式問題集にはなんと、4種類があることを知っていましたか?

受験参考書の大定番、チャート式問題集それぞれのレベルとその勉強法について解説していきますよ!

数学チャート式問題集とは

笹田
笹田

今回は数学を勉強する上で欠かせないチャート式問題集の素晴らしさについてご紹介していきます!

数学を受験で使う人ならもちろん、使わない人でさえも一度は使ったことがあるであろう名参考書、チャート式問題集。

何と昭和4年から発行されており、数学の基礎・標準的な内容を豊富な例題や演習問題を扱いながら身につけることができます。

そしてそんなチャート式数学は、基礎的なものから順に白・黄色・青・赤の4色が発行されています。

これらを上手く使うことで、大学受験における基礎の土台だけでなく、応用問題にも対応出来る柔軟な数学力が身につくことでしょう。

そしてここからそんなチャート式数学のそれぞれのレベル別に、取り組むべき受験生と勉強法を解説していきます!

各レベルに取り組むべき受験生

白チャート(基礎の基礎)

もしかしたらこれを読んでいる皆さんだと知らない方もいるかもしれませんが、教科書を分かりやすくしたような数学の基礎の基礎を解説しているのがこの白チャート。

チャート式の中でも1番解説が丁寧ですが、内容のレベルがかなり基礎的です。

中学数学から分からなくなってしまった、偏差値40いくかいかないか…という数学の強い苦手意識を持つ受験生が、最初に取り組む参考書と言えます。

ですが、非常に基礎的な内容なので、受験参考書としてはレベルが足りていないのは事実です。

偏差値にして30代~40前半の受験生が対象となるレベルですが、そのような受験生は高校数学の前に中学数学の基礎固めから入ることで偏差値を50前後に持っていけることが多いです。

白チャートを使うより、まずは中学数学を復習できる参考書を使うのをオススメします。

黄チャート(基礎〜標準)

数学の基礎的な内容から標準的な演習問題までを収録した黄チャート。

これらを完璧にすることで、センター数学で8割を安定的に取れるだけの基礎力が身につき、この基礎力を土台に様々な参考書や過去問で応用問題の演習を重ねて難関大学に合格する力をつけることすらも可能です。

数学という科目は基礎が分かっているようで分かっておらず、難易度が上がると途端に出来なくなってしまう科目です。

数学の基礎を把握して、なおかつ自分で解けるようにするためにはオススメの問題集と言えます。

ちなみに、この後紹介する青チャートは「難関大学受験生御用達!」という感じですが、黄チャートと比べてもあまり難易度差はありません。黄チャートの方が基礎から収録されているイメージですね。

従って、偏差値50前後の受験生はこちらから始めると良いでしょう!

青チャート(基礎〜標準)

チャートと言えば青色を想像するほど、数学界で不動の地位を築いている参考書。

難関大学を目指す受験生が基礎固めに使っていることが多く、上位の進学校では学校の副教材として使われています。

例題の中にはある程度の難易度の問題が含まれており、これらを全て自力で解けることで、初見の問題にも対応できる数学力が身につくことでしょう。

「定期テストならできるけど模試は解けない…」という数学受験生あるあるから脱するためには良い参考書です。

しかしこのようなレベルの受験生を相手にしているので、ある程度数学の基礎が出来ていないと解説でつまづいてしまうことも。

普段の数学の授業の内容をしっかりと理解していて、偏差値にして50強は常に取れているというレベルの人が受験勉強を始めるタイミングで取り組むのをオススメします!

赤チャート(応用)

青チャートの一段上の難易度を誇り、練り上げられた問題を解いていくことで受験数学における問題はどんな難易度であろうとも解くことができるようになります。

ですが、解説が分かりにくいと言われることも……

難関大学の数学に対応出来る応用問題集で同じレベルのものとして、「文系数学の良問プラチカ」「やさしい高校数学(数Ⅲ)」などがありますのでそちらもチェックしてみて、自分に会うほうを選ぶのがベストです。

偏差値にして65前後、東大や東工大などの数学に挑む人なら時間に余裕があれば取り組んでみると良いでしょう。

各レベルの使い方

白チャート

教科書の代わりとして使える参考書ですので、鉛筆を動かさなくても良いので一度最後まで読み通してみましょう。

そして自分の苦手分野をマークしておき、その苦手分野を解説している章の問題から解き進めていくのが基礎を固める上で効率的な勉強法です。

ですが、上述したように、あまりに白チャートを使うことは推奨しませんので、中学数学の復習から始めましょう!

黄チャート青チャート

この2つは内容も似ているので同じような勉強法で問題ありません。

この二つの参考書をやる目的は、数学の基礎をきちんと固めることにありますので、愚直に例題を解き、分からない問題があったらすぐ解説を読むというのを1周行います。

基礎固めでわからない問題は、単純に知識がないことを意味しますので、すぐ解説を読んでしまうのが効率の良い勉強法になります。つまり、基礎問題集は何周も回すことが大事であるだけでなく、素早く何周もするというのも大事になってくるのを忘れないようにしてください。

2周目では分からない問題があったら解説を見るだけでなく、演習問題にも取り組んでいきましょう。

そうすることで身につけた解法の扱い方を体で覚えることができ、初見の問題にも対応できる数学力の育成に繋がります。

ちなみにこの参考書が終わったあとは何をすれば良いか?という質問ですが、筆者としては「一対一対応の演習」がオススメです。

チャートで培った基礎力があれば、十分解き進めることができるはずです。

筆者はこの勉強ルートを使って二次試験の数学で満点をとって東大に合格しているので、この数学の勉強ルートは自信を持って良い勉強法だと言えます!

赤チャート

難易度の高い参考書ですから、分からなかったとしてもすぐに解説を見ることなく15分ほどは考える時間を取るようにしましょう。

そしてそれでも解けなかった場合は解説を読み、その場でもう一度解きましょう。

それにより解法の暗記効率が段違いに上がります。

そして分からなかった問題にチェックをつけ、2周目3週目と進んでいくのが基本です。

チェックをしていると、チェックのない問題は飛ばすことが出来たり、模試の前にチェックがついている問題の解法だけをさらうといった勉強法もありますので、オススメですよ!

ちなみに、上で紹介した別の参考書を使う場合にも同じ使い方ができるので、参考にしてみてください。

まとめ

受験数学の定番参考書、チャート式の4色を、レベル別の勉強法とともにご紹介してきました。

数学を得意科目にするためには自分に合ったレベルの参考書・問題集を何度も何度も解き直し、初見の問題にも対応できるほど解法を自分のものにする必要があります。

自分にあったチャート式問題集を選んで、数学のさらなる成績アップができるよう、頑張ってください!


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