『柳生好之のThe Rules現代文問題集』シリーズを徹底解説!
今回は『柳生好之のThe Rules現代文問題集』について、シリーズの意図や特徴、使い方を詳しく解説します。
この問題集は「読み方」と「解き方」にフォーカスし、現代文の基礎力を体系的に身につけたい方に最適です。
『柳生好之のThe Rules現代文問題集』は、現代文問題に共通する「解答のルール」を学び、他の問題にも応用できる力を養成します。
基礎から上級まで、難関大学に対応する4レベルの構成で、多くの受験生におすすめの内容です。
監修者
■柳生 好之(やぎゅう よしゆき)
■リクルート「スタディサプリ」現代文講師。難関大受験専門塾「現論会」代表。
■早稲田大学第一文学部総合人文学科日本文学専修卒業。
■「文法」「論理」という客観的ルールに従った読解法を提唱し、誰でも最短で現代文・小論文ができるようになる授業を行う。その極めて再現性の高い読解法により、東大など最難関大学を志望する受験生から現代文が苦手な受験生まで、幅広く支持されている。
■主な著書に、『大学入試問題集 柳生好之の現代文ポラリス1基礎レベル・2標準レベル・3発展レベル』(KADOKAWA)、『ゼロから覚醒 はじめよう現代文』(かんき出版)、『入試現代文の単語帳 BIBLIA2000 現代文を「読み解く」ための語彙×漢字』(Gakken)などがある。
執筆者
現論会ジャーナル編集長 寺田貴博
開成中学校・高等学校を経て東京大学農学部を卒業。
現論会を運営する株式会社言楽舎の執行役員。
「大学受験参考書を知り尽くしたコーチング指導のプロ」として、日々難関大受験生の自学自走と第一志望校合格をサポートしている。
記事のポイント
• 『柳生好之のThe Rules現代文問題集』は、読み方と解き方に特化した現代文問題集
• 学んだ「ルール」を応用して、さまざまな問題にも対応できる力を育成
• 基礎から応用まで、4つのレベルで幅広く対応
くわしい内容を動画でチェック
1. 『柳生好之のThe Rules現代文問題集』の特徴
読み方・解き方にフォーカスした現代文のルール
『柳生好之のThe Rules現代文問題集』は、現代文の問題に共通する「ルール」を学び、どの問題にも対応できる力を身につけることが目的です。各問題での読み方・解き方にフォーカスし、他の問題にも応用可能な解法を身につける構成です。
参考書におけるルールと実践力
本文中にはルールの使用例が明確に示され、どのポイントが重要なのかを理解しやすくなっています。学んだルールが他の問題でどのように活用されるかを確認しやすく、応用力が身につきやすい設計です。
2. 『The Rules現代文問題集』の4つのレベルと幅広い対応力
レベル別の学習で実力に応じたトレーニングが可能
『柳生好之のThe Rules現代文問題集』は、レベル1からレベル4までの4段階に分かれており、それぞれのレベルで幅広い実力に対応します。初心者向けのレベル1から、難関大学向けのレベル4まで用意されているため、基礎から応用まで総合的に鍛えられます。
レベルごとのポイント
• レベル1:偏差値50未満の基礎レベル。中堅校を目指す初心者に最適。
• レベル2〜3:G-MARCHや関関同立などを志望する方向け。
• レベル4:東大・京大・一橋大などの難関大を目指す上級レベル。
3. 効果的な使い方と復習方法
学習スケジュールの例
1冊あたり1〜2ヶ月程度で学習できる構成です。入試直前期には1日1題を進めるペースで、問題を解き、解説を確認しながらルールの理解を深めましょう。正解した場合も解説を読み、根拠が正確に捉えられているかを確認することが大切です。
解説を活用するポイント
問題解説には、要点を的確に押さえた「要約」が含まれており、正解した場合も必ず解説に目を通しましょう。特に根拠を明確にすることで、偶然の正解を防ぎ、着実に実力が向上します。
4. 使うべき時期と他の参考書との併用
効果的な時期と参考書の組み合わせ
『柳生好之のThe Rules現代文問題集』は、読み方や解き方をしっかりと理解した後、実践力をつけるための中盤以降のトレーニングとして最適です。夏から秋の期間にレベル1〜2、または3〜4を進め、冬から直前期には志望校の過去問演習に入ると効果的です。
ポラリスとの併用でさらに実力アップ
入試問題のテーマ別演習ができる『ポラリス』シリーズも、テーマ別の知識補強に適しています。『The Rules』で解答力を高め、『ポラリス』でテーマ別の問題に慣れることで、より安定した得点力が身につきます。
まとめ
『柳生好之のThe Rules現代文問題集』は、問題に対応するための解法ルールを体系的に学べる教材で、基礎から難関大のレベルまで幅広く対応しています。このシリーズを活用し、他の参考書や過去問演習と組み合わせることで、入試に通用する現代文力を確実に鍛えましょう!
YouTubeチャンネル・Twitterのご紹介