【2025年共通テスト】地理総合・地理探求で8割を安定して取れる勉強法!
記述式問題が導入されるか否かを巡って様々な議論を読んだ共通テスト。
結局2021年から記述式問題が導入されることはなく、センター試験と大きな問題構成が変化することはないとされています。
そんな中で2021年に共通テストの地理を受験する皆さんに、共通テスト地理の対策方法を解説します!
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地理総合について
新課程の共通テスト地理の特徴である地理総合について見ていきましょう!
地理総合とは旧課程の地理Aと似ているものなのは間違いないです。
しかし、変更点がいくつかあることも事実です。
変更点と具体的な対策方法について見ていきましょう
地理総合は必修科目
地理総合の一番の特徴は旧課程の地理Aと異なり、必修科目になったことです。
そのため旧課程では別の科目として「地理A」、「地理B」の試験が行われていたのに対し、「地理総合・地理探求」として出題されるようになりました。
よって受験生は出題範囲は地理総合と地理探求の両方を勉強する必要があります。
地理総合の出題範囲
地理総合の科目の目的として文部科学省は主に以下の3点を挙げています。
・地図や地理情報システムでとらえる現代社会
・国際理解と国際協力
・持続可能な地域づくりと私たち
以上のことから、地理総合とは私たちの生活やニュースなどと結びつきやすい地理分野を集めた科目といえます。
地理総合の内容は身近に感じられるため、地理の勉強をしていれば自然と身につく内容も多いです。
ではどのような勉強をすればよいのでしょうか
地理総合の勉強法
地理総合の勉強は身近な内容のため、始めやすいものですが、その内容をしっかり理解して身に着けるためには地理探求の内容がしっかりと理解できていることが大切です。
なぜなら、地理探求で学ぶ地形や気候といった範囲はそのほかの分野の基礎となるからです。
そのため、まずは地理探求の勉強から始めて、その後に地理総合の勉強をすることがおすすめです。
おすすめの参考書については最後に紹介しています。ぜひ、最後までご覧ください。
地理探求→地理総合という順番で勉強する
共通テスト地理の出題形式
2024年共通テストで実際に出題された問題を見ていきましょう!
写真を伴う出題
同じ場所の写真で新旧を比較する問題が出題されています。このような問題ではほとんど地理用語などは出てこず、地理的な視点で読み取りができるかがとても大切になってきます。どこに着目すれば解答できるかといった解法を身に着けておきましょう!
地図問題
この問題は地図上のとある地点に線を引き、その場所の地形断面図を判断する問題です。この問題では世界地図上で山脈や海溝がどこに位置しているかを問われています。地図問題はこのように大地形のことについて扱った問題も出題されますが、地形図や日本地図のみを用いて小地形について問う問題など様々な問題が出題されています。
資料読解問題
このような資料を見たことがある人はいますか?おそらくほとんどの人が見たことありません。しかし、扱われている内容は国同士の輸出額と地理では頻出の分野です。資料が初見であるだけで、問われている内容はよく出題される内容なので、地理の勉強に取り組んでいれば問題なく正答できます。
共通テスト地理の特徴
地理は社会科目の中では抜群に暗記の要素が薄い科目です。
実際、地名などを答えさせる知識問題は少なく、地理的思考力に基づいて、様々な事象の状況や原因を考えることが求められています。
従って、地理は社会科目の中でも最も安定的な高得点が難しい問題であることは確かです。
それは共通テストでも同様のことが言えます。
ただ、盤石な地理の基礎知識と、それを運用する問題演習の経験をきちんと積めば、共通テスト地理で安定的に8割9割を獲得することができます!
そして、旧センター試験はこうした地理的思考力をきちんと運用できれば高得点が取れるようなかなりの良問が揃っています。
共通テスト地理の対策にも大いに役に立つことでしょう。
正しい地理力を身につけることが、共通テスト地理においても一番の対策になることは間違い無いため、センター地理を利用して共通テスト地理の対策をすすめることをおすすめします。
共通テスト地理の対策法
共通テストの地理では、特別な対策は必要なく、正しい地理の基礎知識とその運用力が求められています。
地理という科目は系統地理と地誌の二つに分かれていて、共通テストの地理でも同じようなウェイトで問われます。
地理の基礎力を固めるには、まずは系統地理を完璧にするところから始めましょう。
「系統地理」で地理で出てくる様々な事象や地域ごとの産業が【なぜそこで起こっているのか】を理解した上で、その因果関係に基づいて地誌の内容を推理することができるようになる必要があります。
その推理力が共通テスト地理でも重要になってきます。
従って、系統地理の基礎知識を理解・暗記した上で、地誌を学び、これらで培った基本的な地理的思考力を問題演習を通じて高めていくのが王道の勉強法なのです!
センター試験対策を利用する
共通テスト地理の勉強をしていく上で一番有用な勉強法が、センター地理の過去問を使用して演習をするという方法です。
まず、センター試験地理Bの点数が面白いほど取れる本などのセンター試験について解説・対策を行った参考書を用意します。
「系統地理→地誌」の順で地理の基礎を勉強し、基礎が固まったらセンター試験の過去問を解き進めます。
こうすることにより「地理的事象の因果関係を類推する能力」が身についていきます。
もちろん共通テスト地理での資料読み取り問題も問題形式が違うだけで、問われている能力は全くもって同じです。
この勉強法を使って、共通テスト地理の高得点を目指しましょう。
初の共通テストだから、特別な対策をしなくては!と思うことはありません!
地理も他の科目同様、共通テストとセンター試験で大きな差はなく、しっかりとした地理力があれば高得点が狙えるということです!
共通テスト地理対策:基礎を固めてセンター試験の過去問で問題演習を積む
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