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共通テスト英語リスニング対策

共通テストのリスニングを流れなどから「なんとなくこれ」などフィーリングで選んでいませんか?
そうしたやり方をしてしまうと、模試の点数が不安定になってしまったり、伸び悩んでしまいます。。。
どうすればリスニングで点数を取れるようになれるのか・・・?

笹田
笹田

リスニングで以下のように考えてる人は要注意です

  • リスニングの音声が早すぎて途中で分からなくなった
  • 問題を見ている間に言っていた内容を忘れてしまった
  • そもそも聞き取れない。。。

この記事ではこう言った声を解消できるような共通テストのリスニング対策を紹介していきます!

  • 共通テストのリスニングで満点が取れる
  • どんな共通テストのリスニングの問題もどう攻略すればいいのかが分かる
  • どういう風に対策・勉強していけばいいかわかる

この記事を最後まで読めば、リスニングの対策は完璧!という自信を得ることができます!
基礎的なモノから実践的な内容まで網羅しているので、最初から最後まで共通テストのリスニングの対策をこなすことができます
では内容を見ていきましょう!

共通テスト英語リスニングの概要

試験時間と設問ごとの配点

試験時間

試験時間についてはセンター同様相試験時間が60分、解答時間が30分になっており、大門6個の構成をその時間内に解くになっています
時間自体はセンターと変わらないものの別の戦略を立て行く必要があり設問別対策で詳しく扱っていきます

また全体的な文量が増えているため、相対的な試験時間は短くなっており、きちんとした共通テストのリスニング対策が必要になっていきます

配点

大問数は6個あり、配点は以下のようになっています

  • 第1問A 短い発話の聞き取り(内容一致問題):各4点×4問=16点
  • 第1問B 短い発話の聞き取り(イラスト選択問題):各3点×3問=9点
  • 第2問   短い対話の聞き取り(イラスト選択問題):各4点×4問=16点
  • 第3問   短い対話の聞き取り(質問解答選択問題):各3点×6問=18点
  • 第4問A 長い発話の聞き取り(図表完成問題):4点×1問+各1点×4問=8点
  • 第4問B 複数の発話の聞き取り(内容一致問題):4点×1問=4点
  • 第5問   講義の聞き取り(図表完成問題・内容一致問題):3点×1問+各2点×2問+各4点×2問=15点
  • 第6問A 対話の聞き取り(内容一致問題):各3点×2問=6点
  • 第6問B 対話の聞き取り(意見選択問題・図表選択問題):各4点×2問=8点

大問1と大問2で4割を占めており、重要なポイントとなっています。
模試でリスニングの点数が安定しない人はまず、ここを重点的に固めておきましょう
具体的な対策などはこの後に紹介していくのでぜひ最後まで読んでいきましょう!

設問ごとの問題形式

昨年度のリスニングは以下のようになっています

共通テストでは、ある状況を説明する短文の聞き取り(第1問)や、社会的な話題に関する講義を聞いて要点を整理する問題(第5問)なども出題されました。
読み上げ回数は第1問・第2問が2回読み、第3問~第6問は1回読みで、イラストやグラフ、表の点数も大幅に増加しており、単に英語を聞き取ることができればよい訳ではなく、目的に応じた思考力・判断力が問われる内容になっています。

リスニングの設問ごとの問題形式とその特徴・対策

大問1

共通テストリスニングの大問1のABともにかなり容易な内容を聞き取り、該当するものを選ぶ問題で、以下のような問題形式になっています。
A 短い発話の内容に合う英文を選ぶ
B 短い発話の内容に合う絵などを選ぶ
A、Bいずれも短い発話を聞き、発話内容の概要や要点を正しく把握した上で最も適切な選択肢を選択する問題。読み上げ文はすべて20語以内と短く、使用される語句も英検3級~準2級レベルの平易なものであったが、発話内容と選択肢を正確に理解しなければ選択肢を1つに絞ることが難しい構成になっています

具体的には以下のような形になっています

Aの第1問では以下のような読み上げ文となっています

読み上げ文 M: Can I have some more juice? I’m still thirsty.
和訳 男性:ジュースを少しもらえるかな?まだ喉が渇いているんだ

またまた図にある様にBの問5では

読み上げ文 W:Almost everyone at the stop is wearing a hat.
和訳 女性:バス停にいるほとんど全ての人は帽子をかぶっています

という風になっておりABどちらもかなり単純な文に対応する解答を選ぶ方式になっています
ここでは平均点も一番高くなっており、落とさない様にしましょう

特徴

ここAB問題は他の設問に比べるとかなり容易無問題であることが特徴的で、
問題文は2回読まれる形となっています
リスニングで一番の得点源なので落とさないように、演習をして慣れておきましょう

対策

大問1は基本的に特別な対策はしなくても大丈夫です◎
過去問や予想問題で演習して、慣れておけば満点は確実に取れるので、不安な方はより多くの問題に触れるようにしましょう!

大問2

大問2は短い対話の内容に合う絵などを選ぶ設問となっています
短い対話とそれについての問いを聞き、最も適切なイラストや図、場所を選ぶ問題が4題出題された。あらかじめ日本語で書かれている対話の場面をヒントに、状況を正しく理解し、イラストや図、場所の差異を判断する力が問われます。
またスクリプトではイラストの内容を直接説明していない設問もあるため、正しい解答を類推する力も求められています
具体的な例を挙げると以下の様になります

問9 読み上げ文
W:What about this animals one?
M:it’s cute, but robots should be able to do more.
W:That’s right. Like the one that can clean the house.
M:Exactly. That’s the best
Question: Which robot will the man most likely vote for?
和訳
女性:この動物のやつはどうかな?
男性:可愛いけど、ロボットならもっと何かできないと
女性;そうね、家の掃除ができるものとか
男性;その通りだね、それが一番いいね
質問;男性が最も投票する可能性が高いのは、どのロボットか

特徴

大問2では短い会話文を聞き取り、該当する図の解答を選ぶ形になっています
読み上げ文を見てもらうと、ここも読み上げ文自体はかなり簡単で、対策自体は簡単な対話形式となっています
また読み上げ数はそこそこ多く特徴的な図も多いので、慣れておくようにしましょう
ここも大問1と同様に平均点が高い設問となっており、受験生の皆さんは落とさない様にしましょう!
特徴的な図が多く、読み上げ文をちゃんと聞き取ることさえできれば点数が取りやすい設問になっています!

対策

先に問題文を読んでおくと、問題文に該当する部分が出てきたところが解答になるので、ここは必ず問題文を先に読んでおくようにしましょう!
共通テスト対策の参考書や、問題が全く同じであるセンター過去問を解いて、形式に慣れておけば本番でも高得点を期待することができます!

大問3

問12 読み上げ文
M:Hello, Tina. What are you doing these days?
W:hi, Mr.Corby. I’m busy rehearsing for a musical.
M:Really?When’s the performance?
W:It’s April 14th, at three.Please come!
M:I’d love to! Oh…no, wait.These’s teachers’ meeting that day, and I can’t miss it. But good luck!
W:Thanks!
和訳
男性:こんにちは、ティナ。最近は何しているの
女性:こんにちは、コビー先生。ミュージカルのリハーサルで忙しいんです。
男性:そうなんだ、本番はいつですか?
女性:4月14日の3時です。ぜひきてください!
男性:ぜひとも!あ、、、いや、ちょっとまって、その日は教員会議があって、出席しないわけにはいか    ないんだ。でも頑張ってね!
女性:ありがとうございます

特徴

短い対話の内容について、質問に対する答えを選ぶ形式になっています
短い対話を聞き、その内容についての質問に対する答えを選ぶ問題が6題出題され、昨年までの第3問Aに類似する形式ですが、今年度は対話の場面があらかじめ日本語で書かれていたので、状況は類推しやすくなっています。
一方で大問中の設問数は6問と多めであるため、即座に頭を切り替えていくことが重要です
またこの大問3からは読み上げ回数が1回になっているので、大問1、2と耳を切り替えて聞いていく必要があります。
内容としては、大問1のAの会話を多くさせたものになっており、一回読みに慣れれば大問1同様に点数が取りやすい設問になっています

対策

対策としては、やはり一回読みの対策がメインとなります。
おすすめの対策としては、演習と同時に大雑把にメモを取ることです!
メモを取る内容としては、固有名詞や動詞を押さえておくと、そこの部分が聞かれやすいので得点アップにつながります

大問4

大問4A 読み上げ文
One hundred university students were asked this question: How do you spend most of your time outside of school? They were asked to select only one item from five choices: “going out with friends,” “playing online games,” “studying,” “working part-time,” and “other.” The most popular selection was “going out with friends, ” with 30 percent choosing this category. Exactly half that percentage of students selected “working part-time.” “playing online games” received a quarter of all the votes. The third most selected category was “studying,” which came after “playing online games.”

特徴

大問4はABの設問で分かれていて
A やや長めの発話の内容に沿って、情報を整理する
B 複数の発話を比較して、条件に最もふさわしい発話を選ぶ
Aはやや長めの発話を聞き、ワークシートのグラフや図表の空所に正しい情報を当てはめる問題であった。Bは複数の発話を聞き、与えられた条件に最も合う発話を選択する問題でした。いずれも読み上げられる英文を、状況・条件に基づいて比較し、判断する力が問われます

対策

「生徒の読書習慣」について書かれた複数の記事を読み取り、必要な情報を得る問題で新しい設問のパターンとして、neither A nor B「AでもBでもない」という表現を使って「2つの文書のどちらにも書かれていないもの」を選ばせる設問がありました。なので対策としてはセンター試験の第4問の過去問を使って、グラフ問題の頻出表現に慣れて、「ビジュアル情報」と「文字情報」を一致させる演習をしていきましょう!

大問5

大問5 読み上げ文(一部抜粋)
What is happiness? Can we be happy and promote sustainable development? Since 2012, the World Happiness Report has been issued by a United Nations organization to develop new approaches to economic sustainability for the sake of happiness and well-being. The reports show that Scandinavian countries are consistently ranked as the happiest societies on earth. But what makes them so happy? In Denmark, for example, leisure time is often spent with others. That kind of environment makes Danish people happy thanks to a tradition called “hygge,” spelled H-Y-G-G-E. Hygge means coziness or comfort and describes the feeling of being loved.

特徴

社会的話題に関する講義を聞き、質問に対する答えを選ぶ形式になっています!
幸福感についての講義を聞き、その内容をまとめたワークシート(講義メモ)を完成させる問題や、講義の内容と一致する選択肢を選ぶ問題が出題されました。
また、与えられたグラフを見ながら講義の続きを聞き、どのようなことが言えるかを答える問題も出題され、英語で行われる講義を聞き、概要や要点を捉えて内容をまとめる力や、図表の情報と組み合わせて総合的に判断する力が問われています
また、与えられたグラフを見ながら講義の続きを聞き、どのようなことが言えるかを答える問題も出題され、英語で行われる講義を聞き、概要や要点を捉えて内容をまとめる力や、図表の情報と組み合わせて総合的に判断する力が問われています

対策

前の第4問までの英文と比べて語彙や構文が難しいので、一文一文を丁寧に読み進めることが求められます。
英文の語順のまま内容把握できるように、参考書や過去問、予想問題で復習して完璧に構文を掴んだ上で、音読トレーニングを重ねていきましょう!
また適宜固有名詞などが出てきたらメモするなどして、何が(誰が)何をしたかを軽くまとめておくと、点数が取りやすくなります!

大問6

大問6A 読み上げ文(一部抜粋)
Jane: Are you all right, Sho? What’s wrong?
Sho: Hey, Jane. It turns out a native French-speaking host family was not available . . . for my study abroad
program in France.
Jane: So you chose a host family instead of the dormitory, huh?
Sho: Not yet. I was hoping for a native French-speaking family.
Jane: Why?
Sho: Well, I wanted to experience real spoken French.

特徴

B 長めの会話・議論を聞いて、質問に対する答えを選ぶ
Aは異なる意見をもつ2人の会話を聞き、話者の発話の要点を問う問題で、Bは4人の意見交換を聞き、A同様に話者の要点を問う問題が出題されたのに加え、複数のグラフや図を識別する問題も出題された。話者の立場や意見を正しく把握する力、会話の概要や要点を理解して、情報を整理する力が問われます

大問6は他と比べ特に平均点が低かったところで難易度が相対的に高いものとなっています
内容は複数の人数の会話を処理しながら、誰が何をしてどうなったか、という流れをちゃんと一回聞いただけで答えなければなりません。
ほとんどの受験生はここの部分が苦手なので、平均点が特に低かったと考えられます
登場人物が多いため、頭の中で整理しながらだれがどのような行動をしていたかを聞きながら覚えないといけないので、かなり大変な内容となっています

対策

対策として、こちらもセンター過去問の最後の設問をやると効果的です
過去問や予想問題をよく復習して、聞いただけで構文が取れるようにすればここは完璧ですが、時間がかかるので早めに取り掛かるようにしましょう!
なかなか参考書などでは対策しづらいので、なるべく過去問をたくさんやって問題形式に慣れる形をとれるようになると良いですね◎

西尾
西尾

大問3以降は全体的に難しくなっているんだね

共通テストのリスニングで高得点を取るには

リスニングの勉強法

さてリスニングの具体的な勉強について扱っていきます
リスニングをやる前の段階としては、まず英単語・文法・解釈の基礎となる土台が完成してから勉強するようにしましょう

リスニングのコツ シャドーイング

基礎の部分が定着したら、単語や長文などについているCDを聞き、シャドーイングなどして英語の音声に慣れて内容がある程度分かるように何度もやるのが一番効果的です
その後は共通テストの対策本・過去問・予想問題、センターの過去問で演習して、一回しか読まれない問題形式に慣れていけば、高得点を狙えるようになります!
CDを回す時間があまり時間が無いという方は、共通テストのリスニングの対策本を3周程度したら、過去問に入ってとにかく問題形式になれるようにしていきましょう

リスニングのコツ 倍速で聞く

また満点を確実に取りたいという方は、1.2~1.5倍速にして過去問を演習していくと本番で音声がゆっくりに聞こえ、高得点が取れます。いきなりやると何もできずに時間を浪費してしまうので、1倍速ができるようになってから少しずつやっていくようにしましょう

リスニングのコツ 先に問題を見ておく

リスニングの参考書

リスニングの参考書ですが、現論会の厳選されたルートの中にもある参考書も踏まえつつ、順番に紹介していきます!

単語帳

単語帳によってはアプリがついていて、それを活用するとリスニングで高得点が期待できます
基礎(苦手な人向け)

『ターゲットシリーズ』『システム英単語』に関してはこれが当てはまり、アプリ自体も無料版でもかなり使いやすくなっていて、ターゲットの参考書を持ってない方でもおススメです

応用
『鉄壁』なども音声がしっかりとしていて、シャドーイングをしながらやると共通テストのリスニング対策にもなる上に単語も覚えやすくなるため、少し高いですがやる価値は十分にあります

文法編

ポラリス1、2、英文法基礎10題ドリル

読み上げ文解釈

英文熟考上下、読解のための英文法が面白いほどわかる本

対策本・過去問

共通テストのリスニングの対策本としては、『リスニング満点のコツ』『英語リスニング プラチナルール』がおすすめです
どちらもリスニングについて、基本的なモノから扱っていて、『リスニング満点のコツ』は共通テストのリスニングに特化しており、過去問前にやるのがおすすめです

また過去問に関しては、基本的にはどこの過去問やっても大丈夫です!
予想問題に関しては、Z会のものがかなり共通テストリスニングの内容に近く、問題も多いのでおすすめです!
またセンターリスニングの過去問も大変有用なので、時間がある方はセンターの過去問もやるようにしましょう

笹田
笹田

君に合う参考書を探そう!

まとめ

共通テスト英語のリスニングでは「1回読み」と「2回読み」が混在していて、読み上げ回数が問題により異なり、「1回読み」と「2回読み」が混在します。模擬試験を受験するなど、実戦的な問題に多く取り組み、形式に慣れておきましょう。
また複数の情報を整理し、組み合わせて判断する力をつけようにしておきましょう。
共通テスト英語リスニングでは、選択肢を素早く読み取り、情報を整理する力に加え、図表やワークシートなどを正しく読み取り、聴き取った情報と重ね合わせて判断する力が求められます。表やグラフなどの資料が含まれる実戦的な問題を活用して、資料や選択肢を素早く読み取り、テーマや展開を予測しながら聴き取る練習をしていきましょう。
そして最後に多様な音声に慣れておきましょう。
日常生活や学生生活などをベースとした、イメージしやすい場面を中心に出題されますが、英語を母語としない話者も登場しますので、多様な音声に触れておきましょう。リスニング力をつけるためには、日々、意識的に英語の音に慣れることが大事です。

  • 一度聞いてわからなくても、スクリプト(読み上げ文)をすぐには見ず、何回も繰り返し音声を聞いてみる。
  • 単語を学習する際は必ず「音声」とあわせて覚える。さらに、普段から単語を口に出して発音するクセもつけておく。
  • ただ漫然と音声を聞き流すのではなく、英文と音声を突き合わせて、英語特有の「消える音」や「変化する音」に注意しながら聞く。

これらの対策をしっかりと行い、高得点を狙える力を身につけていきましょう。

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