『英作文トレーニングドリルTransform』の日本一わかりやすい使い方!
英語の中でも特に受験生を悩ます英作文。
今回はそんな英作文の悩みを解決してくれる『英作文トレーニングドリルTransform』を紹介します!
『英作文トレーニングドリルTransform』の特徴や最新の活用方法について、著者の土岐田健太先生にインタビューしてきました!
和文英訳と自由英作文の両方が一冊で学習できるというとてもコスパの良い一冊になっています!
3行で参考書のオススメポイント!
- 和文英訳と自由英作文が一冊でマスターできるので効率的に学習できる!
- ドリル形式で演習量が確保されているから、「わかる」から「できる」の状態まで持っていく事ができる!
- テーマ力だけに頼らずに型で書けるように設計されているので、全く知らないテーマでも対応出来るようになる!
この記事を読むと…
- 『土岐田のここからつなげる英文法ドリル』の正しい使い方がわかる
- 他の参考書と比較して優れているポイントがわかる!
- 『土岐田のここからつなげる英文法ドリル』にいつ取り組めばいいかがわかる!
土岐田先生へのインタビューの様子はこちらから
本書のざっくりまとめ
参考書名 | 英作文トレーニングドリルTransform |
発売年 | 2020年12月 |
ページ数 | 246ページ |
勉強段階 | 英作文 |
対象ユーザー | 英文法に不安がある受験生、英文解釈がニガテな受験生 |
1 ズバリ!この参考書がオススメな人
『英作文トレーニングドリルTransform』は「初めて自由英作文の対策をする高校2,3年生」「大学入試の和文英訳・自由英作文」にオススメの参考書です。
『英作文トレーニングドリルTransform』は「一文の英作文」から「自由英作文」への橋渡しの役割を持っています。
最初は一文を作る上で、「語順」「何を主語にするか」などの重要な文法事項を学びます。
そこで学んだことをもとに、自由英作文の学習を進めていきます。
和文英訳と自由英作文が一冊になっているからこそ、効率的に質の良い学習が出来ます!
2 到達可能レベルは?
『英作文トレーニングドリルTransform』は難関大学合格に必要な英作文の力が身につきます!
本書は英文解釈の基礎が身につくような設計になっています!
土岐田先生は受験生を見ていると、日本語の文章に引きずられた英文を書いてしまう受験生が多いことに気づいたようです。
そんな受験生に効果があったのは「英作文の発想転換のやり方を理解すること」と「豊富なトレーニングをこなすこと」の2つだそうです
本書はそれら2つが取り組めるような設計になっているので、とてもオススメです!
3 ズバリ!いつこの参考書に取り組むべき?
『英作文トレーニングドリルTransform』は、遅くとも高校3年生の9月までに取り組みましょう!
本書は英作文をどうやって書けば良いのかを詳しく解説しています。
本書に取り組んだ上で、過去問に取り組むのが理想的です!
4 この参考書は何日で終わらせたらいいの?
総学習期間
本書は2周やることをオススメします!。
全8章÷1日1章 = 8日 が一周の終了目安期間となります。
1章の内容が非常に濃く、時間もかかりますが、一冊終わらせると確実に力がつきますので、頑張って取り組みましょう!
現論会がオススメする具体的なやり方は後ほど「6.現論会オリジナルの使い方」で解説します!
5 特徴
特徴その①:一冊で和文英訳と自由英作文の両方がマスターできる!
『英作文トレーニングドリルTransform』は和文英訳と自由英作文の両方がマスターできる一冊です!
英作文の参考書のほとんどが和文英訳と自由英作文が分けて作られています。
ただ、実際は和文英訳も自由英作文も全くの別物ではなく、密接に繋がり合っています。
本書では、まずは一文を正確に作ることを和文英訳のパートで学びます。
その後、自由英作文のパートでは主張をどうやって構成していくかを学びます。
一冊で基礎から難関大学合格に必要な力が身につくのでオススメです!
特徴その②:豊富な問題によって「できる」状態にすることができる!
英作文の参考書では「理論を丁寧に解説してくれるが問題数が少ない」「問題数は多いが解説が手薄」などの問題点を持った参考書が非常に多いです。
『英作文トレーニングドリルTransform』は理論部分を詳しく解説していながら、演習部分ではドリル形式になっていることで、演習量も確保できる設計になっています!
音声CDもついているので、例文を音読して英語力を向上させることも出来ます!
特徴その③:テーマ力に頼らずに自由英作文が書けるようになっている!
自由英作文の参考書には頻出テーマについて詳しく解説しているものが多くあります。
テーマに関する知識を身につけて、主張を書くというやり方ですが、あまりオススメしません。
大学入試において「主張はごく一般的なものだが文法ミスや論理展開に矛盾がない英作文」と「主張はマニアックだが文法ミスがあったり論理が矛盾している英作文」の2つがあったとしたら、合格するのは前者の英作文です。
本書では文を正確に作れるようになることを重視しているので、テーマによらず一定の文章が書けるような力が身につきます!
6 現論会オリジナルの使い方
基本の使い方
1日1章、1時間〜1時間半を目安に演習をしましょう。
すべての章は冒頭にまず例題が載っていて、例題に関する解説を通して英作文を学習していきます。
例題に手も足も出ないことも有るかもしれませんが、まずは自力で文を作成してみましょう!
①例題を解く
②講義パートを読む
③トレーニングに取り組む
英語が苦手な生徒は、2周することをオススメします!
より効果的に使うには…現論会オリジナルのやり方を紹介!
①5・7理解法!(1周目で50%、2周目で70%の理解度を目指そう)
勉強を勧めていく上で多くの人がハマりやすい罠が「1回で1冊を完璧にしようとする」ということです。
必ずどこかで耳にしたことがある「1冊を完璧にする」という言葉。
これを実行としようとして、完璧主義になってしまう生徒がとにかく多いです。
一周目から完璧にできているのであれば、やるべき参考書のレベルを間違えていることが考えられます。
実は1周目で半分くらい理解できていれば上出来なんですね。
1周目で50%、2周目で70%を理解できていれば、その参考書で求められる内容を充分に身につけることが出来たと言えるでしょう!
「残りの30%はどうするの?」という質問が来そうですが、残りの30%は他の参考書や問題に取り組んでいる中で身につけることが出来ます。
7 次に使いたい参考書
『英作文トレーニングドリルTransform』が終わったら過去問に取り組みましょう!
過去問であってもやるべきことは一緒です!
本書で学んだことを活かして、取り組んでください!
8 監修
土岐田健太
慶應義塾高等学校英語科教諭を経て、現在は東進ハイスクール・東進衛星予備校英語講師。東大特進コース、医系英語などハイレベル層を中心に担当。アメリカ人のNick Norton先生と中学英語の講座も担当しており、幅広い受講層を持つ。近年は関東圏を中心に高校の特別講座やプログラムも担当し、教育現場のコンサルティングにも力を入れている。