【関正生公認】『英文法ポラリス[2 応用レベル]』の日本一わかりやすい使い方!
数ある英文法参考書の中でもとても人気になっている『英文法ポラリス』シリーズ。
今回は『英文法ポラリス2』の特徴や最新の活用方法について、徹底的に解説していきます!
ぜひ参考書を使う際の参考にしてみてください。
3行で記事の要約!
- 英文法に丸暗記はいらない!
- 最新の入試傾向を反映した問題選定!
- 膨大な過去問から、これからも出そうな415問を厳選!
この記事を読むと…
- 『英文法ポラリス2』の正しい使い方がわかる
- 最速で英文法を終わらせる方法がわかる
- 次にやるべき参考書がわかる
関先生へのインタビューの様子はこちらから
本書のざっくりまとめ
参考書名 | 大学入試問題集 関正生の英文法ポラリス[2 応用レベル] |
発売年 | 2017年7月 |
ページ数 | 320ページ |
講義数 | 36UNIT |
勉強段階 | 文法 |
対象ユーザー | GMARCH・関関同立、国公立大学志望の方 |
1 ズバリ!この参考書がオススメな人
GMARCH・関関同立、国公立大学志望の方にオススメの参考書です。
『英文法ポラリス』は4レベルに分かれていて、レベル2はGMARCH・関関同立レベルとなっています。
各レベルごとに頻出な出題形式を載せていますので、GMARCH・関関同立を併願する方もやっておくのをオススメします!
2 到達可能レベルは?
『英文法ポラリス2』は第6章・36講義から構成されており、大学入試に必要な英文法を学ぶことができます。
この参考書を1冊完璧にすることで、GMARCH・関関同立で頻出の4択問題や整序問題の対策が出来ます。
3 この参考書の学習段階
英語には勉強すべきステップがある!
『英文法ポラリス2』は、英文法の概要を学んだ上で演習をするための「問題集」です。
したがってこの参考書を最大限活用して、英文法を完成させるためには『英文法ポラリス2』に取り組む前に、学校で配られた文法書や『スタディサプリ』、『真・英文法大全』を取り組んでからの方が効率良く進められます。
4 この参考書は何日で終わらせたらいいの?
総学習期間
英語が苦手な生徒は、必ず2周はするようにしましょう。
英語が苦手な生徒はじっくりやりたい気持ちがあると思いますが、現論会ではできる限り早く進めることを意識しましょう。
全36講÷1日2講 = 18日 が一周の終了目安期間となります。
2周目以降は、解説を読み込んだり、練習問題を解いたりせずに、各単元を自分で説明できるかをチェックするというやり方もオススメです!
現論会がオススメする具体的なやり方は後ほど「6.現論会オリジナルの使い方」で解説します!
5 特徴
特徴その①:最新の入試問題を分析して問題を選定している!
「そんな事当たり前でしょ?」と思うかもしれませんが、市販で売られている参考書を一度見てみてください!
ほとんどの参考書が大昔に作られたもので、今の入試問題に準拠していません。
有名なものですと「Next Stage」は直近の改訂でも2014年、「全解説 頻出英文法・語法問題 1000」は2005年に発売されたものです。
これは英語長文にも当てはまり、「やっておきたい英語長文シリーズ」は2005年に発売されたものですので、要注意です。
共通テストで英文法が出題されなくなるなど、出題形式に変更がありますので最新の傾向を掴んだ参考書でないと効果的な学習が出来ません。
特徴その②:丸暗記は必要ない!
関先生は「丸暗記不要の英文法」でお馴染みですが、もちろん『英文法ポラリス』も同じように解説されています!
例えば「進行形に出来ない動詞」がありますが、他の参考書では「進行形にできない動詞を全て暗記しましょう」と解説されていますが、『英文法ポラリス』では「5秒ごとに中断・再開できない動詞は進行形にできない」という解説で、知らない動詞でも応用が出来るようになっています。
英文法の核心になるルールを知ることで超効率的に勉強が出来ます!
特徴その③:問題数を厳選しているので短時間で学習出来る!
『英文法ポラリス2』に収録されている問題は415問となっていて、有名な『Next stage』や『Vintage』などと比較すると問題数が圧倒的に少ないです。
上記の英文法の問題集では、GMARCH・関関同立で今までに数回出題されたことのある「重箱の隅をつつく」ような問題や自分の志望校には必要のない問題を頻出のように掲載されていますが、『英文法ポラリス』では本当に必要な問題を優先していますので、受験生が取り組みやすいです。
難関大学を目指す受験生を徹底的にサポートしていますね!
6 現論会オリジナルの使い方
基本の使い方
1日2UNIT、45分〜1時間を目安に演習をしましょう。
すべての講義は左側のページが解説、右側のページが練習問題となっています。
下記のようなやり方で参考書に取り組みましょう。
①15分くらいで各UNIT冒頭の文法解説を読む。
②練習問題を解く
③解説を読んで自分に足りなかった考え方、間違えの原因を分析する。
英語が苦手な生徒は、必ず1冊2周するようにしてください。
より効果的に使うには…現論会オリジナルのやり方を紹介!
①問題先取り法!(各UNIT冒頭の文法解説を読まずにいきなり練習問題!?)
英語が苦手な人の特徴として「自分はどこができていないか分からない」というのがあります。
自分の苦手が分からない状態で、解説をいきなり読んだとしても、どこを重点的に読めばいいかがわかりません。
その状態で解説を読んでも、内容は右から左に流れてしまいます。
それを防ぐために、「問題先取り法」でやってみましょう!
1.練習問題
2.解説を読み込む
3.間違えた問題の復習
②単元即答復習法!(復習は問題を解かなくてもいい!?)
勉強の質問で多い質問が「復習のやり方」です。
そこでオススメしたいのが「単元即答復習法」です!これは自分の理解度を正確に把握できるやり方です。
参考書をやる上で、一番大切なのが「各単元の概要を理解すること」「正しい方法論を身につける」ことです。
これを確かめるのに問題演習をしてしまった場合、一度やったから答えを覚えてしまっていたということが起きてしまいます。
しかし、単元の概要を自分で説明できるかどうかをチェックすると、丸暗記ということが防げるのでとてもオススメです。
『仮定法は現実ではない状況を表現する文法である。”If you had a driver’s license, you could pick me up” 「もしあなたが運転免許を持っていたら、私を迎えに来ることができるのになあ。」のように現在の仮定(仮定法過去)、”If I hadn’t reserved the hotel yesterday, we might not have been able to stay there by now.” 「もし昨日私がホテルの予約を取っていなかったら、私達は今頃そこに泊まることは出来なかっただろう」のように過去の仮定(仮定法過去完了)の2つがあり、これは「もし〜だったら」という仮定を表現し、異なる時点で使うものだ。』
上記したように各単元の概要をよどみなく説明できれば、その説明はあなたのものになったといえるでしょう。
7 次に使いたい参考書
志望校によって使うべき参考書は異なります。
MARCH・関関同立志望の方は『英文法ポラリス2』が終わったら、『英文法ファイナル演習ポラリス2』に進みましょう!
早慶・旧帝大志望の方は『英文法ポラリス3』に進みましょう!
8 監修
関正生
慶應義塾大学文学部英米文学専攻を卒業。リクルート運営のオンライン予備校「スタディサプリ」で英語の授業を担当。予備校出講時は250人の教室を満席にし、スタディサプリでも生徒からの絶大な支持を受け「非常にわかりやすい神英語教師」として高い視聴率を誇っている。