【英語の基礎】英語構文を完全に理解するために!勉強法はこれだ!
「単語も文法も勉強したのに読めない文があって後の文章の意味が分からなくなった」
「一文が長いほど読めなくなって先に進めない」
長文問題を解いている時にこんな悩みに出会ったことがあるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、そういった悩みを解決するための勉強法について解説していきます!
関連記事:英語ができない4つの理由。成績UPのための勉強法も伝授。
文法を英文解釈に落とし込む
まず初めに長文を読むときの基本について解説していきます!
一般的な受験生は文法の勉強を終えたらいきなり長文の演習に入ってしまうかと思います。
しかし、その流れだと必ず壁にぶつかる時があります。
その理由は英文解釈の勉強をしていないからです。
学校の授業でも特別に取り上げられることは少ない段階ですが、このステップは文法の勉強と長文読解の間をつなぐ大事な勉強になります。
言い換えると、文法の知識を読解の時にどのように運用するかを勉強するのです。
代表的なのは5文型です。
5文型の要素を構成するのは主に名詞(名詞句)、動詞(動詞句)、形容詞(形容詞句)でこれ以外の要素、例えば前置詞句は文の要素にはなりえません。
一文が読めないという人は、この要素を区別せずに読んでいる可能性があります。
文章が読めないという時は一度、立ち止まって文の骨格となっているものを見極めるようにしましょう。
文法が読解の時にどのように使われるかを勉強する
英文のルールを知る
次に知らないと読めなくなる英文のルールについて解説していきます!
長文の中での基本文法を意識するだけでも、読解で引っかかることは少なくなりますが、難しい文章になると対応しきれなくなることがあります。
接続詞の”and”などは①並列するのはand直後にある単語の品詞と同じ単語のみ②3つ以上の単語を並列するときは最後の単語になるまではandではなく、カンマでつなぐ、というルールがあります。
当たり前だと思う人もいると思いますが、長文でandが出てきた時並列するものを読み違えたせいで意味が取れなくなったり、カンマで挟まれた単語が実はandが並列しているものなのに分からなくて先に進めないということは十分あり得るのです。
他にも、省略や倒置など意識していないと一文が全く読めなくなってしまうルールがあるので、勉強しておく必要があります。
知らないと長文が読めなくルールがある
英文解釈の勉強法
実際どのように英文解釈の勉強をしていけばいいかを最後に解説していこうと思います!
英文解釈の勉強を始めるとき
オススメしたいのは参考書による勉強です。
もちろん多くの文章に触れることでも勉強することは出来ますが、すべてを網羅するにはあまりに時間がかかりすぎてしまいます。
一方、参考書で勉強すれば勉強すべき事項が体系的にまとめられているので、基本的に一冊を消化すれば英語の実力がグンと伸びます。
やり方としては、まず載っている文章を一読して読めるかを確認し、構文がとれなかったところを解説を見てインプットします。
そして復習の時には文章を和訳問題として紙に書いて、自己採点をしてみます。
こうすることで出題者が求める読解のポイントを意識できます。
一文のどこを意識するべきかを考えながら問題を解く
長文演習の時の英文解釈
問題を解いている時
長文読解をしている時につまづいた時は、落ち着いて参考書でやったことを思い出しながら構文を取り直してみましょう。
そうすると、文型の形が見えてきたり、倒置の形に気づくことができると思います。
読めなくなったらまずはテンプレートに落とし込めないかを考え直すと、突破口が開けることがあります。
読めない文にぶつかった時はテンプレートを冷静に考える
復習するとき
①まずは全訳をしていって訳でつまるところは和訳をみて確認する。
②なぜその訳になるのかわからなければ、今までの参考書を復習してみる。
③それでもわからなければ先生に聞く。
この3段階で文章を確認すると良いでしょう。
そしてこの読めなかったところは伸びしろなので、ノートにまとめておいて毎日音読することをおススメします。
こうすると読めなかった文も徐々に慣れていって、自分のものになるからです。
復習するときは、読めない文が自分のものになるよう何度も復習する
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