更新日 : 2020年4月8日
英語の成績が上がらないことでお悩みのあなた。
英語は文系であろうが理系であろうが等しく高いレベルが求められるため、英語の成績が上がらないと色々と思い悩んでしまうと思います。
ただ、悩んでいるだけでは成績は上がりません。
現論会が誇る豊富な受験生の指導経験をもとに、英語の成績が思うように上がらない理由を4つにまとめ、それを克服する勉強法についてお教えします!
英語が伸びない4つの理由

英語の成績が伸びずに困っている受験生を見ていると、共通する点が4つほど浮かび上がってきます。
まずはそれについてお教えします!
単語力不足
受験勉強の初期、英語ができない!と悩んでいる人はだいたいこれに当てはまっています。
文法の理解をある程度していても基礎的な英単語を知らなくては、どんな問題も解くことはできません。
基礎的な英単語とは、受験勉強においてはだいたい700〜1000単語ほどあります。
ターゲット1900にしてもシステム英単語にしても、英単語帳の前半半分はほぼ全て覚えているよ!という状態になるまで、英語が得意になることはありません。
何よりもまず、頻出単語は全て分かる状態まで持っていくことが大事です。
英文法を暗記してしまっている
そして、英単語は十分覚えたのに、英文法問題が正解できない!という人もいますよね。
こうした人は英文法の勉強法を少し間違えている可能性があります。
つまり、英文法を、覚えようとしている人が多いのです!
英単語と違い、英文法は暗記していくものではありません。
その英文法によって表現したいことはなんなのか。そして原義を考えたときに表現したいことを十分に表現できる品詞や単語はなんなのか。
こうした視点を持って、そりゃその文法を使うよね!と理解できていなくてはいけません。
決して、「Ingがついたら分詞構文か動名詞の選択肢しかないからそのどっちだろう」というように暗記偏重の考え方をしないのです。
では、どうすれば良いのか。
それは信頼できる参考書と、信頼できる先生の授業を受けることです。
そしてこの英文法の勉強において、スタディサプリ人気講師の関先生を超える人は現在いないでしょう。
関先生が語る英語の勉強法や、先生の著書「英文法ポラリス」、スタディサプリを使って勉強していくのが一番です!
基礎が固まらないうちの長文演習
英文法と英単語の基礎ができれば、どんなに英語の苦手意識があった人でも今までと違う感覚を得ることができるようになっていると思います。
ただ、それが自分が求めるレベルに達しているかは別問題です。
次にぶち当たる壁は長文演習でしょう。
よくある受験生の勉強ルートに、英文法が終わり次第、長文読解の問題演習を突き進めていってしまうということがあります。
ただ、これではもともと英語が得意だった人しか伸びないです。
なぜなら、「英語の文型を読み解く力」が得意な人にはあるから。
なので、この「英語の文型を読み解く力」、別名「英文解釈力」を身につけてから長文読解に入っていく必要があります。
こうした英文解釈は、ポレポレ英文読解のプロセスという非常に人気のある参考書があります。
こうした参考書を用いて、長い英文だとしてもその構造を一発で見抜く力を手に入れましょう!
※やり方についてはこちらでも解説しています。
長文を全て訳しながら読んでしまう
そして、最後の悩み。
英語を読むスピードが上がらない、質が上がらないという悩みをもつ人に対してのお話になります。
こうした悩みをもつ受験生は、ここに至るまでガチガチに英語を読み解く力を順調につけてきていますので、長文を読むときに全ての文章を読解してしまう傾向があります。
それは勉強のルートとして非常に正しいのですが、最後、過去問演習をして実践的な英語力を身につけるときには間違ったやり方になってしまうのです。
では、最後に求められる力とは何か。
それこそが、巷でよく言われる「パラグラフ・リーディング」です。
これは段落ごとに言いたいことを掴む手法のことで、この読み方をマスターすることで全ての文章を日本語に読み替えて読む手間を省くことができます。
それにより、英語の読むスピードの向上とより正確な理解の両立を果たすことができるようになるのです。
この「パラグラフ・リーディング」は強く意識しないとできるようになりません。
長文読解の問題演習や過去問演習を行う際に、強く意識してやっていく必要があるのです!
※この次にオススメの記事がこちら