【英語が苦手な人必見】定着率が段違い!効率的な英単語の覚え方!
英語学習において最も基本となる英単語の学習。
ですが受験生の中にはこの初歩の段階でつまづいてしまう人も多くいると思います。
そこでこの記事では英単語を時間をかけずにしかも確実に覚える方法を解説していきたいと思います!
監修者
関正生
慶應義塾大学文学部英米文学専攻を卒業。リクルート運営のオンライン予備校「スタディサプリ」で英語の授業を担当。予備校出講時は250人の教室を満席にし、スタディサプリでも生徒からの絶大な支持を受け「非常にわかりやすい神英語教師」として高い視聴率を誇っている。
執筆者
関連付けて覚える
まずは単語そのものの覚え方について解説していきます!
この記事を見てくださってる方は夜、単語帳を開いて暗記したのに次の日には忘れてるという経験があると思います。
それは人間として当然のいわば生理現象のようなもので、記憶のアンカーとなるものがないと人は忘れてしまうからです。
そこでこの章では記憶のアンカーとなるものとして「関連」を使った勉強法を紹介します!
語源から覚える
例えば漢字の偏で「にくづき(月)」がつくと体のことを表すことが多いように、英語でもある文字列がつくと同じような意味になるという単語は数多くあります。
この「ある文字列」を意識して覚えていくことで一見何の関係もないような単語同士に関連が見えて、覚えやすくなります!
たとえば”vis”は「見る」という意味をもつ語源(語根)でvision(視覚)やvisible(目に見える)、revise(を改訂する)など似たような意味を持つことが分かると思います!
同じ意味から覚える
日本語では一言で済む単語が、英語だといくつもあって覚えられないことがよくあると思います。
でも逆に考えると、その同じ意味で「関連」を作ることができます!
簡単な例ですが、「言う」を考えると、say,talk,speak,tellや少し堅いものだとmentionやreferなどがあげられると思います。
これらを覚えるときに、グルーピングをする必要はないので新しく「言う」の意味の単語が出てきたときに、「そういえばsayとかmentionとかと同じ意味だったな」、「ほかにtalk、最近覚えたreferも同じような意味だったな」と思い出しながら関連付けをするとスペルが長い単語が出てきた時も覚えられると思います!
例文で覚える
単語を意味だけで覚えるのができないという人は単語帳に乗っている例文を丸ごと暗記してしまうというのも一つの方法です。
例文で覚えることでシチュエーションなどがイメージされるので、単語だけじゃなくイメージという「関連」をつくることができます。
さらに単語帳の例文はよくある用法も考慮して掲載されていることが多いので、一度にたくさんの知識を得ることができます!
単語を他の単語の間や自分のイメージと関連を持たせる
覚えるタイミングを変える
次に覚えるタイミングを変えるとはどういうことかについて解説していきます!
暗記に苦労している皆さんは、おそらくエビングハウスの忘却曲線というものを知っていると思います。
簡単に説明すると、一度勉強したことは急速に忘れていってしまうことをグラフにして表したものです。
なので効率よく暗記をしていくには、適切なタイミングで復習することが大切です!
そのタイミングというのは4ステップあります。
1,勉強した直後
2,夜寝る前
3,朝起きた後
4,週末などに時間をかけて勉強する
1,勉強した直後
これはエビングハウスの忘却曲線を見ていただけるとわかるのですが、勉強したあと30分でほぼ半分の記憶がなくなってしまいます。
言い換えると、勉強した直後が一番忘れるのです!
なので勉強直後に一度復習することで忘れてしまうスピードを遅くしてあげます。
かける時間としては1分~10分程度で大丈夫です。
このステップでは思い出すことが大事です。
2,夜寝る前
このステップでは忘れたものを覚えなおす意味もありますが、寝てる間に覚えるための工夫になります!
脳は寝ている時にその日見たものなどを暗記した方がいいかどうかを判断しています。
その時に勉強したものを脳に暗記してもらうために、寝る前に勉強することで暗記してほしいというサインを脳に送るのです!
このステップでは15分ほどかけて暗記をしてみてください!
3,朝起きた後
このステップは確認作業になります。
寝る前に暗記したものが本当に脳の中に記憶されているかを確認してもし忘れているものがあったらそこを重点的に覚えなおします。
かけたい時間は20~30分ほどです!
朝、いつもより少し早めに起きて、じっくり取り組んでみてください。
ここまでの3ステップでかなりの単語が暗記できていると思います。
最後に4,週末などに時間をかけて勉強する
ここは最後の仕上げのステップです。
最初の勉強したときのものをすべて復習すると同時に、自分の興味のあるところまで自学してみたりします。
英単語学習においてこのステップでは例えば語源を調べたりするのがいいと思います。
このステップでかけたい時間というのはありません!
満足できるまで復習をしてください!
同じことを4回も復習して多いと感じているかもしれませんが、暗記に悩む人の多くは単純に覚える回数が少ないということが多々あります。
短い間に何度も復習をすることは一見効率が良くないように見えますが、短い時間でも数をこなすことが暗記を記憶にする最短の道なのです!
暗記のタイミングは4ステップを意識する(今、4ステップは何だったかを思い出してみてください)
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