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Home現論会ジャーナル科目別勉強法古文『岡本のここからつなげる古典文法ドリル』の日本一わかりやすい使い方!

『岡本のここからつなげる古典文法ドリル』の日本一わかりやすい使い方!

古文と言うとスタディサプリを中心に活躍されている岡本梨奈先生を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
今回は『ここからつなげる古典文法ドリル』の特徴や最新の活用方法について、岡本先生に直接インタビューをしました。

『ここからつなげる古典文法ドリル』は『ここからはじめる古典文法ドリル』の続編です!
前編同様に古文が苦手な人が挫折しないように文法が解説されているだけでなく、文法の知識を読解に「つなげる」仕組みが作られているので、無理なく読解につなげることが出来るようになります!

3行で参考書のオススメポイント!

  • 苦手な人が多い「敬語」をとても分かりやすく解説している!
  • 終了判定模試がついているから参考書の知識が身についているかが確認できる!
  • 受験生がつまずきやすい「文脈判断が必要な文法事項」がとても詳しく解説されている

この記事を読むと…

  • 『ここからつなげる古典文法ドリル』の一番効果的なやり方がわかる
  • 他の古典文法の参考書と比較して優れているポイントがわかる
  • 『ここからつなげる古典文法ドリル』にいつ取り組めばいいかがわかる

岡本先生へのインタビューの様子はこちらから

本書のざっくりまとめ

参考書名岡本のここからはじめる古典文法ドリル
発売年2023年7月
ページ数192ページ
勉強段階古典文法
対象ユーザー古文が苦手な生徒、これから古文を勉強する生徒

1 ズバリ!この参考書がオススメな人!

『ここからつなげる古典文法ドリル』は古文がとにかく苦手という方にオススメです!

『ここからつなげる古典文法ドリル』は『ここからはじめる古典文法ドリル』の続編になりますので、「敬語」から解説が始まっています。なので、「形容詞」「形容動詞」「助動詞」などの文法事項を学びたい人は『ここからはじめる古典文法ドリル』にまずは取り組みましょう!

また、本書では文脈判断が必要な文法問題についても解説されていますので、文脈判断がうまく出来ないという方にはとてもオススメです!

詳しい解説は「5 著者が語る!この参考書のココがスゴイ!」で解説します!

2 ズバリ!一冊終わると君のレベルは?

『ここからつなげる古典文法ドリル』に取り組むことで「短い一文」を読めるようになります!

多くの方が「文法は身についたが、読解はできない」という問題に頭を悩ませます。

そんな問題を解決するために「文法」を使って「短い一文」を訳せるような方法を詳しく解説しています。

この段階を飛ばしてしまうと効率よく力を身につけることが出来ないので、気をつけましょう!

先ほども書きましたが、「形容詞」「形容動詞」「助動詞」などがあまり解説されていないので、身についているか怪しい方は『ここからはじめる古典文法ドリル』に取り組みましょう!

3 ズバリ!いつこの参考書に取り組むべき?

『ここからつなげる古典文法ドリル』は『ここからはじめる古典文法ドリル』の次に取り組んでください!

これらはセットで作られているので、続けてやるのが最も効果的です。

例えば、高校3年生の4月から古文の勉強を始めた場合、5月頃には始めましょう!

前編が終わってからすぐに取り組むことで、学んだ内容を忘れずに取り組むことが出来ます!

古文の勉強段階を知りたい方はこちらの岡本先生の学習参考書マップをチェックしてください。

マップの中には岡本先生以外の著書でオススメの参考書をいくつか入れてあります!

古文勉強法を徹底解説【偏差値70も実現可能】2023年度最新版
『1冊読むだけで古文単語&古文常識が面白いほど身につく本』の日本一わかりやすい使い方!
『1冊読むだけで古典文法の基本&覚え方が面白いほど身につく本』の日本一わかりやすい使い方!
『1冊読むだけで古文の読み方&解き方が面白いほど身につく本』の日本一わかりやすい使い方!

4 この参考書は何日で終わらせたらいいの?

総学習期間

1日1~2テーマのペースで進めていきましょう!

古文が苦手な方は2周を目安に取り組むと確実な力が身につきます!

5 著者が語る!この参考書のココがスゴイ!

ポイント①:終了判定模試がついていることで参考書の内容が身についているかが確認できる!

『ここからつなげる古典文法ドリル』には修了判定模試がついています!

参考書で学んだことをテストでチェックできるので、身についているかどうかを客観的に判断することが出来ます!

また、「短文解釈」のテストは中々ないので、そういった面でもとても貴重です!

ポイント②:つまずきやすい「敬語」を丁寧に解説している!

『ここからつなげる古典文法ドリル』は「つなげる」とあるように「文法」から「読解」につなげることをコンセプトに作られています!

特に「読解」に必要な「敬語」を丁寧に解説しています!

他の参考書では「助動詞」や「助詞」とセットになっていて、解説が足りていないことがありますので、古文が苦手な人にとってはとても嬉しいですね!

ポイント③:文法を使った主語把握の方法を解説している!

古文の読解で非常に重要なのが「主語把握」です。

古文は主語が消えてしまうという特性があるので、読んでるうちに「どんな話だっけ?」となってしまう人が多いです。

そんな「主語把握」で重要なのが文法を使って見分けるということです。

ただ、多くの参考書は読解用の参考書で「主語把握」のやり方が解説されているのですが、本書では文法の段階から主語把握の方法を身に着けていくので、非常に効率よく学習を進めることが出来ます。

6 現論会オリジナルの使い方

基本の使い方

1日2テーマ、30分〜45分を目安に演習をしましょう。
下記のようなやり方で参考書に取り組みましょう。

①5分〜10分で解説を読む。
②練習問題を解く
③解説を読んで自分に足りなかった考え方、間違えの原因を分析する。

古典が苦手な生徒は、必ず1冊2周するようにしてください。

より効果的に使うには…現論会オリジナルのやり方を紹介!

単元即答復習法!(復習は問題を解かなくてもいい!?)

勉強の質問で多い質問が「復習のやり方」です。

そこでオススメしたいのが「単元即答復習法」です!これは自分の理解度を正確に把握できるやり方です。

参考書をやる上で、一番大切なのが「各単元の概要を理解すること」「正しい方法論を身につける」ことです。

これを確かめるのに問題演習をしてしまった場合、一度やったから答えを覚えてしまっていたということが起きてしまいます。

しかし、単元の概要を自分で説明できるかどうかをチェックすると、丸暗記ということが防げるのでとてもオススメです。
各単元の概要をよどみなく説明できれば、その説明はあなたのものになったといえるでしょう。

7 次に使いたい参考書

『ここからつなげる古典文法ドリル』が終わったら『1冊読むだけで古文の読み方&解き方が面白いほど身につく本』に取り組みましょう!

より詳しい「主語把握の方法」や「読み方で注意すべきこと」が解説されています!

8 監修

岡本梨奈

リクルート「スタディサプリ」講師。同予備校にて古典(古文・漢文)のすべての講義を担当。超絶にわかりやすい授業は受講生からの感動・感謝を呼ぶ。大学では異色の芸術・音楽を専攻。予備校での長年の指導では、基礎から難関レベルまで幅広く担当している。

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