『1冊読むだけで古典文法の基本&覚え方が面白いほど身につく本』の日本一わかりやすい使い方!
古文と言うとスタディサプリを中心に活躍されている岡本梨奈先生を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
今回は岡本先生の代表作である『1冊読むだけで古典文法の基本&覚え方が面白いほど身につく本』の特徴や最新の活用方法について、岡本先生に直接インタビューをしました。
3行で記事の要約!
- スタディサプリで大人気の講座を一冊で完全に再現されている!
- 受験生が苦手な「敬語」を徹底的に解説している!
- 「基本」と書いてあるが、一冊でどの大学でも対応できる!
この記事を読むと…
- 『1冊読むだけで古典文法の基本&覚え方が面白いほど身につく本』の一番効果的なやり方がわかる
- 他の古典文法の参考書と比較して優れているポイントがわかる
- 次に取り組む参考書がわかる
岡本先生へのインタビューの様子はこちらから
本書のざっくりまとめ
参考書名 | 1冊読むだけで古典文法の基本&覚え方が面白いほど身につく本 |
発売年 | 2019年12月 |
ページ数 | 384ページ |
勉強段階 | 古典文法 |
対象ユーザー | 古文を使う全ての生徒 |
1 ズバリ!この参考書がオススメな人!
『1冊読むだけで古典文法の基本&覚え方が面白いほど身につく本』は古文を受験で使う全ての人にオススメの参考書です。
タイトルにもあるように一冊で古典文法を完璧に出来るので、特に時間のない生徒にはオススメです!
一方で古典に対して強烈なアレルギーがある方は読み進めるのも難しい可能性があるので、そういう方には同じく岡本先生がやっている「スタディサプリ」の講座で進めることをオススメします!
古文がとても苦手な方からは映像のほうが内容が入ってきやすいという声もあります。
内容的には全く一緒ですので、進めやすい形式で取り組みましょう。
詳しい解説は「5 著者が語る!この参考書のココがスゴイ!」で解説します!
2 ズバリ!一冊終わると君のレベルは?
『1冊読むだけで古典文法の基本&覚え方が面白いほど身につく本』は一冊でどの大学でも対応できるだけの古典文法の力が身につくようになります!
タイトルに「基本」と書いてあるので、最難関大学は対応できないのではないかと思うかもしれませんが、ご安心ください。
入試で鍵になる「敬語」「助詞」の解説も充実しているので、どの大学でも対応できる力が身につきます!
3 ズバリ!いつこの参考書に取り組むべき?
古文には正しい勉強のやり方がある!
『1冊読むだけで古典文法の基本&覚え方が面白いほど身につく本』は、文法に特化した参考書です。
ただ、古典文法に取り組むだけでも長文問題の点数を上げることは不可能ではないですが、本書を最大限活用して、古文の成績を上げるためには、本書が終わり次第「1冊読むだけで古文の読み方&解き方が面白いほど身につく本」に取り組みましょう!
したがってこの参考書を最大限活用して、古文の成績を上げるためには『スタディサプリ』や『1冊読むだけで古文の読み方&解き方が面白いほど身につく本』を取り組んで読み方や解き方を身につけましょう!
古文の勉強段階を知りたい方はこちらの岡本先生の学習参考書マップをチェックしてください。
マップの中には岡本先生以外の著書でオススメの参考書をいくつか入れてあります!
4 この参考書は何日で終わらせたらいいの?
総学習期間
全37講÷1日2講=18日が一周の目安です。
上記はあくまで目安で「得意な人は2週間で」「苦手な人は1ヶ月で」一周するぐらいのペースで考えておくと良いと思います!
5 著者が語る!この参考書のココがスゴイ!
ポイント①:スタディサプリの大人気講座を完全再現!
ご存知の通り岡本先生はスタディサプリの超人気講師です。
特に古典文法の講義は志望校を問わず人気の講座です。
本書はその講義を完全再現されており、古典文法の問題を解けるようにするだけでなく、その先の読解でも使えるような内容となっています。
参考書は自分のペースで進めることが出来るという特徴があるので、ガンガン進めたい人にはオススメです。
ポイント②:初学者がつまづきやすい敬語を徹底的に解説!
古典文法と言うと「助動詞」をイメージする方が多いですが、読解の面から考えると「敬語」がとても重要です。
古文は「主語が省略する」という特徴があります。
その主語把握を解決する方法の1つとして「敬語から考える」方法があります。
上記の理由から敬語が非常に重要なのですが、市販の参考書を見てみると終わりの部分に少し書いてあるだけのものも少なくありません。
本書では助動詞の次に敬語の章があり、とても詳しく書いているので敬語をマスターしたい人は必見です!
ポイント③:一冊で充分な量の演習量を確保!
先ほど一冊で最難関大学でも対応できる内容と書きましたが、「演習量はどうなの?」と感じる人も多いと思います。
結論から申し上げますと、演習量も全く問題ありません。
本書は「基本問題」「応用問題」の2つの問題がありますので、レベルに応じた演習が可能です。
どうしても追加で演習量を確保したい方は別冊で問題のみが載っている問題集に取り組むといいでしょう。
6 現論会オリジナルの使い方!
基本の使い方
1日2テーマ、30分〜1時間を目安に演習をしましょう。
はじめに講義パートがあって、それらを読みながら古典文法の各単元の概要がつかめるようになっています。
その後問題を解いていきましょう!
①講義パートを読む
②基本問題に取り組む
③応用問題に取り組む
古文が苦手な生徒は、必ず1冊2周するようにしてください。
より効果的に使うには…現論会オリジナルのやり方を紹介!
①5・7理解法!(1周目で50%、2周目で70%の理解度を目指そう)
勉強を勧めていく上で多くの人がハマりやすい罠が「1回で1冊を完璧にしようとする」ということです。
必ずどこかで耳にしたことがある「1冊を完璧にする」という言葉。
これを実行としようとして、完璧主義になってしまう生徒がとにかく多いです。
一周目から完璧にできているのであれば、やるべき参考書のレベルを間違えていることが考えられます。
実は1周目で半分くらい理解できていれば上出来なんですね。
1周目で50%、2周目で70%を理解できていれば、その参考書で求められる内容を充分に身につけることが出来たと言えるでしょう!
「残りの30%はどうするの?」という質問が来そうですが、残りの30%は他の参考書や問題に取り組んでいる中で身につけることが出来ます。
今回で言えば、長文読解をやっている中で身につけること出来ます。
7 次に使いたい参考書
『1冊読むだけで古典文法の基本&覚え方が面白いほど身につく本』が終わったら、『1冊読むだけで古文の読み方&解き方が面白いほど身に着く本』に取り組みましょう!
学んだ古典文法の知識を使いながら、長文の読み方を学びます!
この2冊を終えたときにはきっと古文が得意科目になっているはずです!
8 監修
岡本梨奈
リクルート「スタディサプリ」講師。同予備校にて古典(古文・漢文)のすべての講義を担当。超絶にわかりやすい授業は受講生からの感動・感謝を呼ぶ。大学では異色の芸術・音楽を専攻。予備校での長年の指導では、基礎から難関レベルまで幅広く担当している。