『1冊読むだけで古文単語&古文常識が面白いほど身につく本』の日本一わかりやすい使い方!
古文と言うとスタディサプリを中心に活躍されている岡本梨奈先生を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
今回は岡本先生の代表作である『1冊読むだけで古文単語&古文常識が面白いほど身につく本』の特徴や最新の活用方法について、岡本先生に直接インタビューをしました。
3行で記事の要約!
- 単語が出題頻度や品詞ではなく、覚え方で分類されているから圧倒的に覚えやすい
- 「語呂・背景知識・イラスト・例文」がついているから一人一人の得意な覚え方で取り組むことが出来る!
- 古文常識もこの一冊で完璧になる!
この記事を読むと…
- 『1冊読むだけで古文単語&古文常識が面白いほど身につく本』の一番効果的なやり方がわかる
- 他の古文単語帳と比較して優れているポイントがわかる
- 次に取り組む参考書がわかる
岡本先生へのインタビューの様子はこちらから
本書のざっくりまとめ
参考書名 | 1冊読むだけで古文単語&古文常識が面白いほど身につく本 |
発売年 | 2021年5月 |
ページ数 | 256ページ |
勉強段階 | 古文単語 |
対象ユーザー | 古文を使う全ての生徒 |
1 ズバリ!この参考書がオススメな人!
『1冊読むだけで古文単語&古文常識が面白いほど身につく本』は古文を受験で使う全ての人にオススメの参考書です。
本書は古文単語と古文常識が一冊で学べる非常に効率の良い参考書になっています。
受験生の多くが受験直前に古文常識を急いで詰め込むことになりますので、古文単語と一緒に覚えきることが出来るのは良いですね!
詳しい解説は「5 著者が語る!この参考書のココがスゴイ!」で解説します!
2 ズバリ!一冊終わると君のレベルは?
『1冊読むだけで古文単語&古文常識が面白いほど身につく本』を一冊終えると大学入試で必要な古文単語と古文常識の知識が身につきます!
ただ、過去問を実際に解いてみると知らない単語が出てくることもあると思いますので、随時書き足して自分専用の単語帳を作り上げましょう!
3 ズバリ!いつこの参考書に取り組むべき?
古文には正しい勉強のやり方がある!
『1冊読むだけで古文単語&古文常識が面白いほど身につく本』は、古文単語と古文常識が身につく参考書になっています。
ただ、単語を覚えるだけで古文の成績を上げることは難しいです。
したがってこの参考書を最大限活用して、古文の成績を上げるためには『スタディサプリ』や『1冊読むだけで古典文法の基本&覚え方が面白いほど身につく本』を取り組んで古典文法を完成させましょう!
古文の勉強段階を知りたい方はこちらの岡本先生の学習参考書マップをチェックしてください。
マップの中には岡本先生以外の著書でオススメの参考書をいくつか入れてあります!
4 この参考書は何日で終わらせたらいいの?
総学習期間
古文単語は継続的に取り組みましょう!
オススメしているのは1日30個のように量を決めて毎日取り組むことです!
毎日取り組むことで確実な力が着きます!
5 著者が語る!この参考書のココがスゴイ!
ポイント①:受験生目線で覚えやすさを最重視!
多くの単語帳は品詞や出題頻度で章分けをされていますが、本書は覚え方で章分けをしています!
「プラスとマイナスの意味をセットで覚えるべき単語」「昔と今の対比で覚える単語」のように覚えやすい分け方をされているだけでなく、そのまま試験で使えるというところもオススメなポイントです!
もちろん覚えやすいように図やイラストも充実しています!
ポイント②:一つ一つの単語に色んな角度から解説が載っている!
イメージで覚える単語帳や語呂で覚える単語帳が有名ですが、本書はそれら全てを使って受験生が覚えやすいように解説されています。
全ての単語にイラストが載っていて、更に語呂や語源などでより覚えやすく解説されていますので、特に初学者にオススメしたいです!
ポイント③:一冊で全レベル対応可能!
古文常識が本書の後半で解説されています。
古文常識は長文問題に取り組み始めると悩まされる受験生が多く、どうやって対応しようかという質問が多く来ます。
本書はそんな受験生を救えるように、よく出題される項目をとても詳しく解説しています。
特に「和歌・出家・官位」についてはとても詳しく書いてくれているので必見です。
また、文学史についても一覧でまとまっているので、一度目を通しておくことをオススメします!
6 現論会オリジナルの使い方!
基本の使い方
1日の語数を決めて毎日取り組むようにしましょう!
意識してほしいのは1日に長時間取るよりも、毎日少しの時間を継続して取り組むことです!
単語帳を6周ほどやると完璧になります!
より効果的に使うには…現論会オリジナルのやり方を紹介!
①返し縫い暗記法!
ミシンの縫い方の一つである「返し縫い」を皆さんご存知でしょうか?
一針進んだら、一つ前の縫い目に戻って、また一針進めて、また戻って・・・を繰り返す縫い方です。
返し縫いで縫うと、並縫いに比べて縫い目が二重になるので、頑丈になります。
返し縫い暗記法では記憶も同様に強固にしていくやり方です。
例として100個の単語を覚えるケースを想定して解説します。
まずは100個を5個に分割します。(①②③④⑤の20個ずつに分割)
1日目①の20個に取り組む
2日目②の20個に取り組む
3日目①の20個に取り組む
4日目③の20個に取り組む
5日目②の20個に取り組む
6日目③の20個に取り組む
のように1つ進めて1つ戻るように進めていきます。
慣れてきたらペースを変えながらやっていくとより効果的になります!
7 次に使いたい参考書
単語帳は一冊で充分ですので、次にやってほしい単語帳はありません。
単語帳と同時並行で「古典文法→古文解釈」のように進めていきましょう!
8 監修
岡本梨奈
リクルート「スタディサプリ」講師。同予備校にて古典(古文・漢文)のすべての講義を担当。超絶にわかりやすい授業は受講生からの感動・感謝を呼ぶ。大学では異色の芸術・音楽を専攻。予備校での長年の指導では、基礎から難関レベルまで幅広く担当している。