【2024年最新版】化学基礎で9割・満点を狙うための参考書3選!
「化学基礎の参考書は何をやれば良いかわからない」
「思ったよりも成績が上がらない」
「勉強法は分かったけど具体的には何をすれば良いの?」
こうした悩みに対して、この記事では、現論会がおすすめする化学基礎の参考書3選を紹介します!
執筆者
現論会ジャーナル編集長 寺田貴博
開成中学校・高等学校を経て東京大学農学部を卒業。
現論会を運営する株式会社言楽舎の執行役員。
「大学受験参考書を知り尽くしたコーチング指導のプロ」として、日々難関大受験生の自学自走と第一志望校合格をサポートしている。
この記事のポイント
この記事の内容を3行で要約
- 化学基礎の成績アップ!厳選された3冊の参考書の特徴がわかる
- 化学基礎を参考書で勉強するときのコツがわかる!
- 8割以上の得点を狙うための勉強法がわかる!
化学基礎参考書:オススメ第3位
第3位はこちらの参考書です!
オススメ第3位:化学基礎一問一答
化学の問題集オススメ第3位は「化学基礎一問一答」です!
著者は「化学基礎問題精講」などを執筆された橋爪健作先生です。
特徴
本書の特徴は一問一答形式で問題がまとめられていることでしょう。
問題演習や確認にはもってこいの参考書となっております。
また問題に応じて難易度が星の数で表現されています。
星3つが最重要な知識を含む問題、星2つがよく出る問題、星1つが応用レベルで差のつく問題となっています。
自分がセンター試験レベルで考えた時にどれだけの実力をつけていたいかに応じて自分で工夫して参考書を使えます!
使い方
使い方としてはまずは「鎌田の理論化学の講義」など講義系の参考書を用いて範囲を一通り勉強します。
そのあとに問題演習としてこの「化学基礎一問一答」を用いて勉強しましょう。
ページの左側が問題、右側が解答解説となっております。
なので最初は解答解説の所を隠して問題を解き解き終わったら右側を確認するというように使いましょう。
理科基礎科目の中でも暗記量の多い化学の知識を隙間時間に確認していきたいという方にお勧めです!
ですが1つ注意してほしいのは、化学は暗記だけではないということです。
きちんと問題集を使って計算問題にも取り組むようにしましょう!
化学基礎の暗記事項を覚えるのにオススメ
計算問題も対策を忘れない
化学基礎参考書:オススメ第2位
第2位はこちらの参考書です!
オススメ第2位:セミナー化学基礎+化学
化学の問題集オススメ第2位は「セミナー化学基礎+化学」です!
いわずと知れた化学学習の鉄板ともいえるべき参考書です!
特徴
これだけ多くの人に使われてきたのは「プロセス」→「基本例題・問題」→「発展例題・問題」という構成にあるのでしょう!
まず初めに教科書で学習したことを「プロセス」で簡単な問題にトライします。
その次に「基本問題」で学んだ公式などをたくさんある短問の中で繰り返し使うことにより公式の定着・暗記・基本的な使い方をマスターします。
そして仕上げとして入試問題をつかった「発展問題」に挑戦することで化学的な頭の使い方を学習します。
使い方
この記事は化学基礎のみを使う方を対象にしているので、「化学」分野を除いた部分を取り組みましょう!
セミナーには「化学」分野の所には印がつけてあるので取り組みやすいでしょう。
問題に取り組む前にまずは学習する分野で出てきた暗記事項や公式を教科書等で確認しましょう。
こうすることでアウトプットをより効率的に、効果的に行うことができます。
そうしたらプロセスから解いていきましょう。
プロセスが終わったら「基本例題」から解いていきましょう。
問題文を見てどの公式をどのように使うかを解説付きで2~4問取り組んで理解できるまで考えてみてください。
そのうえで「基本問題」を解き様々なシチュエーションでどの公式をどのように使うのかを学習します。
この「基本例題・問題」は特に重要な部分なのでやった1週間以内にできなかった問題を復習するようにしましょう!
ここまでは化学基礎を使う人すべての人にマストな部分です。この先は本番で8割以上取りたい人向けです!
8割以上取りたい人は「発展例題」を解いた後に「発展問題」を解き入試問題に触れてみましょう。
基本問題とは違い、実験装置を使ったりたくさんのデータが与えられたりとより実践的な問題が多く含まれるので、うまく問題文を理解し、公式を使うべきところで正しく使えるようにトレーニングしましょう!
ペースとしては、「プロセス」と「基本例題・問題」を1~2日、「発展例題・問題」を2日でこなしましょう。
「プロセス」と「基本例題・問題」を1~2日、8割以上を目指す人は「発展例題・問題」を2日で取り組む
化学基礎参考書:オススメ第1位
第1位はこちらの参考書です!
オススメ第1位:鎌田の化学基礎をはじめからていねいに
化学問題集オススメ第1位は「鎌田の化学基礎をはじめからていねいに」です!
特徴
この参考書の特徴は内容の分かりやすさとレイアウトです!
「教科書よりも丁寧」といわれることがあるように初学者がつまづかないよう説明がされています。
また「授業」のページでは大事な用語は赤字で書かれ、何を覚える必要があるのかが一目でわかるようになっています。
また内容をより理解するために「図版」が施されていたり、理解しづらいと思われるとことに「Reading Hints」というメモがページ下部に用意されています。
さらに章末にはその章が1ページにカラフルにまとめられ、「練習問題」センター試験の過去問で実際に問題を解ける構成となっています。
使い方
この参考書は化学基礎を勉強したことがない人の導入や、苦手な人の学びなおしに最適なものとなっています。
まずは「授業」の部分をしっかり読み込みましょう。
化学基礎の問題は文章だけでなく実験器具の図やグラフなどがよく出るので、「図版」にもしっかりと目を通して、どの単元でどのグラフが現れるのかを理解しましょう。
「授業」を読み終えたら「練習問題」で自分の手で問題を解いてみてください。
もし間違えてしまったら「授業」の該当箇所に戻って確認しましょう。
また定期的に「まとめ」を見返してその単元の概要を忘れないようにしましょう!
化学基礎を初めて学ぶ人・化学基礎が苦手な人におすすめ!
化学の勉強法がまだわからないよ!という方はこちらの記事をみて、まずは勉強法を身につけて来てください!
化学の勉強法
【化学勉強ルート完全版】化学の偏差値を30上げる化学の勉強法とは?
監修
現論会ジャーナル編集長 寺田貴博
開成中学校・高等学校を経て東京大学農学部を卒業。
現論会を運営する株式会社言楽舎の執行役員。
「大学受験参考書を知り尽くしたコーチング指導のプロ」として、日々難関大受験生の自学自走と第一志望校合格をサポートしている。
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