【世界史勉強ルート完全版】世界史の偏差値を30上げる世界史の勉強法とは?
「世界史の勉強法がわからない」
「横文字ばっかりで苦手」
という方に向けて、歴史アレルギーの人でも実践できる効率的な世界史の勉強法をご紹介します!
世界史の勉強法 成績が上がらない理由
よくある間違った勉強法をご紹介します!
一問一答に逃げる
一問一答は勉強した達成感を得やすいですが、どうしても知識を有機的につなげることができないため、結果として世界史の伸びが止まってしまいます。
通史に時間をかける
世界史の学習量は非常に多く、通史に時間がかかってしまいます。
ただでさえ、時間がかかる通史ですが、必要以上に時間をかけても知識の定着には繋がりません。
なるべく最短で終わらせて、問題演習に入るようにしましょう!
世界史は量が多いので効率的に勉強しましょう!
世界史の勉強法 勉強法の全体像を知る
まずは下記の図を見ながら世界史勉強法の全体像をしろう!
世界史の勉強法は大きく「通史」「問題演習」「論述対策」の3つの段階に分けることができます。
細かく分類すると「通史」は「プレ通史」「通史基礎」「通史定着」に分けられ、「論述対策」は「小論述暗記」「大論述対策」の2つに分けられます。
まず「通史」の段階では、「プレ通史」でざっくりと全体像を理解し、「通史基礎」でより細かく歴史を学びます。
最後に「通史定着」で流れを忘れないように定着させていきます。
次は「問題演習」の段階にうつります。
「問題演習」には、薄い問題集に取り組む「基礎演習」のステップ、知識を網羅的に暗記する「一問一答」のステップ難易度の高い問題集に取り組む「発展演習」のステップの3つのステップがあります。
知識がある程度身につけば、国公立志望者は「論述対策」を開始します。
「論述対策」には、50〜120字程度の小論述を暗記する「小論述暗記」の段階と、大論述の構成や書き方を学ぶ「大論述対策」の段階があります。
まずは、世界史の勉強法の段階を知ろう!
世界史の勉強法① 通史
まずは通史の効率的な学習法を知ろう!
世界史の勉強法と聞くと、まず「通史」があげられると思います。
通史のための参考書は数多くあるのですが、実は多くの通史用参考書は初学者にとって難易度の高いものになっています。
原因は世界史という科目は、学習しないといけない範囲がとても広い上に、通史用の参考書はその膨大な範囲を網羅しないといけないからです。
そこで初学者の場合は、本格的な通史を行う前に、重要度が高く歴史の流れだけを取り上げた易しい参考書に取り組む必要があります。
易しい通史本から網羅的な通史本へと進み、網羅本が終われば、次は教科書を用いて通史の定着をはかります。
教科書は網羅的な通史本と比べてコンパクトにまとめられているので、効率よく何周も読み込むことができます。
また、教科書の文章がそのまま試験に出たり、論述で使えたりするので、教科書の読み込みは一石三鳥のメリットがあります。
ただし、もし教科書がどうしても苦手であれば、網羅的な通史本を「通史定着」に用いても大丈夫です。
通史は時間をかけずに効率的に行おう!
世界史の勉強法② 問題演習
問題演習は複数冊行おう!
網羅的な通史本が終われば、「通史基礎」や教科書の読み込みと並行して、細かい知識の定着のために「問題演習」を行います。
まずは、薄い問題集を用いて超重要事項を暗記してしまいましょう。
達成感も得られるので、初めから無理をして分厚い問題集に取り組む必要はありません。
次は「一問一答」で細かい知識まで網羅的に暗記しましょう。
最初のうちは覚えられないことが多いと思いますが、ポイントは何周も何周も繰り返すことです。
確認する回数が増えてくると、次第に覚えやすくなっていきます。
難関私大志望者は、薄い問題集に加え、難易度の高い問題集にも取り組みましょう。
「間違えた問題」は教科書で確認し、載っていなければ書き込んでおくようにしましょう。
問題演習は「一問一答」以外も取り組もう!
世界史の勉強法③ 論述対策
論述対策は二段階に分けて勉強しよう!
知識がある程度定着してきたら、最後に「論述対策」を行いましょう。
論述の問題は、問題文の問われかたに合わせて「小論述」を組み合わせることで解答することができます。
そのため「論述対策」では、小論述をストックする「小論述暗記」と、問題文への答え方を学ぶ「大論述対策」の二つの段階に分かれます。
「小論述暗記」では問題集を利用して解答をそのまま暗記してしまいましょう。
文章の暗記が苦手な場合は論述の「ポイント」だけを覚えましょう。
「大論述対策」では、論述の作法を学ぶことが目的なので、時間がない場合は「構成メモ」を書くだけでも大丈夫です。
論述対策は「小論述対策」と「大論述対策」を行おう!
世界史の勉強法④ 過去問演習
過去問演習も気を抜かず勉強しよう!
過去問が解き終わったら、間違えた問題を知識問題と論述問題に分けます。
知識問題は解説を読んで教科書の該当箇所にマーカーを引きましょう。
論述問題はできる限り模範解答をたくさん集め見比べながら全てのポイントを含んだ最良の解答を自作しましょう。
自作した解答は、ノートにメモしておき、暗記しておくとなお良いでしょう。
過去問演習では今まで使った参考書をフル活用して復習しよう!
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