『岡本のここからはじめる古典文法ドリル』の日本一わかりやすい使い方!
古文と言うとスタディサプリを中心に活躍されている岡本梨奈先生を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
今回は『ここからはじめる古典文法ドリル』の特徴や最新の活用方法について、岡本先生に直接インタビューをしました。
『ここからはじめる古典文法ドリル』は「古文がとにかく嫌いという人」が一冊目に始めてほしい参考書です!
タイトル通り「ここから」古文の勉強を始めていきましょう!
3行で参考書のオススメポイント!
- 中学レベルから触れているので本当に古文が苦手な人でも挫折せずに取り組める!
- 終了判定模試がついているから参考書の知識が身についているかが確認できる!
- 取り扱う範囲を厳選しているから古文が苦手な人でも挫折しない!
この記事を読むと…
- 『ここからはじめる古典文法ドリル』の一番効果的なやり方がわかる
- 他の古典文法の参考書と比較して優れているポイントがわかる
- 『ここからはじめる古典文法ドリル』にいつ取り組めばいいかがわかる
岡本先生へのインタビューの様子はこちらから
本書のざっくりまとめ
参考書名 | 岡本のここからはじめる古典文法ドリル |
発売年 | 2023年3月 |
ページ数 | 160ページ |
勉強段階 | 古典文法 |
対象ユーザー | 古文が苦手な生徒、これから古文を勉強する生徒 |
1 ズバリ!この参考書がオススメな人!
『ここからはじめる古典文法ドリル』は古文の勉強を一切やっていない方やとにかく苦手という方にオススメです!
中学レベルの内容から触れられているのでゼロから古文を学ぶことができます!
詳しい解説は「5 著者が語る!この参考書のココがスゴイ!」で解説します!
2 ズバリ!一冊終わると君のレベルは?
『ここからはじめる古典文法ドリル』に取り組むことで古典文法の基礎部分を固めることが出来ます!
一点注意が必要な点が「敬語」が含まれていないことです!
内容を詰め込みすぎると消化不良を起こしてしまう可能性もあるということで、本書には含まれていないそうです。
続編の『ここからつなげる古典文法ドリル』には含まれているので、古典文法の基礎が固まったら続編で「敬語」を学びましょう!
3 ズバリ!いつこの参考書に取り組むべき?
『ここからはじめる古典文法ドリル』は古文の勉強を始めるタイミングで取り組んでください!
苦手な人でも取り組みやすいように作られているので、古文に対する苦手意識を取り除いてから他の参考書に取り組むと効率的に進めることが出来ます。
古文の勉強段階を知りたい方はこちらの岡本先生の学習参考書マップをチェックしてください。
マップの中には岡本先生以外の著書でオススメの参考書をいくつか入れてあります!
古文勉強法を徹底解説【偏差値70も実現可能】2023年度最新版
『1冊読むだけで古文単語&古文常識が面白いほど身につく本』の日本一わかりやすい使い方!
『1冊読むだけで古典文法の基本&覚え方が面白いほど身につく本』の日本一わかりやすい使い方!
『1冊読むだけで古文の読み方&解き方が面白いほど身につく本』の日本一わかりやすい使い方!
4 この参考書は何日で終わらせたらいいの?
総学習期間
1日1~2テーマのペースで進めていきましょう!
古文が苦手な方は2周を目安に取り組むと確実な力が身につきます!
5 著者が語る!この参考書のココがスゴイ!
ポイント①:終了判定模試がついていることで参考書の内容が身についているかが確認できる!
『ここからはじめる古典文法ドリル』には修了判定模試がついています!
参考書で学んだことをテストでチェックできるので、身についているかどうかを客観的に判断することが出来ます!
初学者レベルでテスト形式の演習が出来る機会は中々ないので、そういった面でも嬉しいですね!
ポイント②:中学範囲から丁寧に解説している!
多くの古典文法の参考書は助動詞の解説を中心に解説されているため、中学で学習する範囲や歴史的仮名遣いなどはサラッと流してしまっています。
『ここからはじめる古典文法ドリル』はそういった分野も丁寧に解説しています!
最初の段階で躓いてしまうと、古文がより苦手になってしまいますので、簡単な分野こそ丁寧に学習を進めていきましょう!
ポイント③:難しい分野を省いて消化不良を起こさない!
他の参考書が一冊で古典文法の全範囲を網羅しているものがほとんどですが、『ここからはじめる古典文法ドリル』には「敬語」は含まれていません。
一冊に詰め込みすぎてしまうと、どうしても消化不良を起こしてしまいますので、苦手な方が多い「敬語」は続編の『ここからつなげる古典文法ドリル』に含まれています!
まずは「助動詞」「助詞」などの内容を定着させることに集中して、「敬語」に繋げていきましょう!
6 現論会オリジナルの使い方
基本の使い方
1日2テーマ、30分〜45分を目安に演習をしましょう。
下記のようなやり方で参考書に取り組みましょう。
①5分〜10分で解説を読む。
②練習問題を解く
③解説を読んで自分に足りなかった考え方、間違えの原因を分析する。
古典が苦手な生徒は、必ず1冊2周するようにしてください。
より効果的に使うには…現論会オリジナルのやり方を紹介!
単元即答復習法!(復習は問題を解かなくてもいい!?)
勉強の質問で多い質問が「復習のやり方」です。
そこでオススメしたいのが「単元即答復習法」です!これは自分の理解度を正確に把握できるやり方です。
参考書をやる上で、一番大切なのが「各単元の概要を理解すること」「正しい方法論を身につける」ことです。
これを確かめるのに問題演習をしてしまった場合、一度やったから答えを覚えてしまっていたということが起きてしまいます。
しかし、単元の概要を自分で説明できるかどうかをチェックすると、丸暗記ということが防げるのでとてもオススメです。
各単元の概要をよどみなく説明できれば、その説明はあなたのものになったといえるでしょう。
7 次に使いたい参考書
『ここからはじめる古典文法ドリル』が終わったら『ここからつなげる古典文法ドリル』に取り組みましょす!
『ここからつなげる古典文法ドリル』では「敬語」や「一文の訳し方」などを学びます!
難易度に大きな変化はありませんので、自信をもって取り組みましょう!
8 監修
岡本梨奈
リクルート「スタディサプリ」講師。同予備校にて古典(古文・漢文)のすべての講義を担当。超絶にわかりやすい授業は受講生からの感動・感謝を呼ぶ。大学では異色の芸術・音楽を専攻。予備校での長年の指導では、基礎から難関レベルまで幅広く担当している。