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Home現論会ジャーナル大学別対策大学入試共通テスト【速報!】2026年度共通テスト『歴史総合、日本史探究』を当日講評

【速報!】2026年度共通テスト『歴史総合、日本史探究』を当日講評

2026年1月17日、1月18日に行われる大学入学試験共通テストについて、分析と講評を行います!

2027年の共通テストを攻略するためのおすすめの参考書ルートや勉強法も紹介しているので、
ぜひ最後までご覧ください!

監修

現論会ジャーナル編集長 寺田貴博

開成中学校・高等学校を経て東京大学農学部を卒業。
現論会を運営する株式会社言楽舎の取締役。
「大学受験参考書を知り尽くしたコーチング指導のプロ」として、日々難関大受験生の自学自走と第一志望校合格をサポートしている。

寺田
寺田

今年も現論会でコーチを務める現役難関大学スタッフが実際の試験時間で解いて、徹底分析をしてくれました!

全体講評

試験の特徴

  • 大問数は6、設問数は34と、2025年度の「歴史総合,日本史探求」より1問増加した。
  • 昨年と同様、第1問が歴史総合からの出題となり、世界史探究との統合問題が含まれた。
  • 世界史の知識はそれほど多く求められなかったが、日本史探求の教科書のみでは対応しにくい設問もみられ、日本史選択にとっては厳しいものであったであろう。
  • 資料読解問題も多く、時間に余裕のなかった生徒も多かっただろう。

出題内容の特徴

時代

  • 2025年度と同様に原始時代からの出題があり、縄文時代を含む設問も出題された。
  • 戦後史では、平成に入ってからの出来事も選択肢に含まれていた。

分野

  • 政治・社会・対外関係・文化の各分野がバランスよく出題された。
  • 経済分野の出題があまり見られなかった。
  • 近年頻出の女性史の出題があった。

出題形式

  • 年代整序問題は1問(2025年度は3問)であった。
  • 空欄補充問題は7問(2025年度は4問)であった。そのうち2問は、空欄補充+内容判断の組み合わせ問題であった。
  • 8択や6択の正誤組み合わせ問題は出題されなかった。
  • 特徴的な設問形式

   ・2つの出来事から一つを選択し、続いてその出来事が政治の転換の契機と考えられる理由を選ばせる形式であった。

難易度

  • 問題量:昨年の日本史探求と同程度。
  • 難易度:昨年の日本史探求よりやや難化

試験形式

試験時間 60分
配点 100点
大問数 6問
マーク数 34

問題構成

大問出題分野設問数マーク数配点
第1問歴史総合 災害の歴史25点
第2問日本史探求 漁業の歴史15点
第3問日本史探求 歴史と史料15点
第4問日本史探求 女性と政治15点
第5問日本史探求 近世の城郭15点
第6問日本史探求 近現代の日本における政治的リーダーシップ15点

各大問の講評

第1問

  • 1 マラリアをめぐるモノ・人・病原体の移動
    問題パターン:図表読解
    レベル:標準~やや難
    解説:大西洋三角貿易・アフリカ分割・コロンブスの新大陸への上陸の年代に関する知識があれば、正答可能。
  • 2 マラリア研究の地域に関する問題
    問題パターン:知識問題
    レベル:標準
    解説:下関条約の内容と帝国主義に関しての知識があれば正当可能。
  • 3 (1)インドとエチオピアに関する正誤問題
    問題パターン:知識問題
    レベル:やや容易
    解説:非暴力・不服従運動が20世紀、イタリアのエチオピア侵攻が大戦前ということを想起すれば正答可能。
  • 3 (2)二つの地域の降雨量に関する比較問題
    問題パターン:読み取り問題
    レベル:容易
    解説:文章・地図・グラフを用いれば、読み取りのみで正答可能。
  • 4 ヨーロッパの環境汚染の事例に関する問題
    問題パターン:知識x読み取り問題
    レベル:標準
    解説:レポート中の「1986年」をもとに、ソ連解体や独立国家共同体(CIS)の結成の年代を把握していれば解ける問題。空欄エは、地図からチェルノブイリ原子力発電所事故による環境汚染の矢印が「広い地域」に散布しているのがわかる。
  • 5  近代日本の水害と森林保全
    問題パターン:読み取り×知識問題
    レベル:やや容易
    解説:資料をしっかりと読み、日本の産業革命期の基礎的な知識があれば正答可能。
  • 6 関東大震災の復興支援に関する問題
    問題パターン:読み取り×知識問題
    レベル:標準
    解説:グラフの読み取りと当時の状況に関する知識を組み合わせる問題。当時の状況に関しては、5・4運動と関東大震災の時期を知っていれば正答可能。
  • 7 被災地と史料ネットの問題
    問題パターン:読み取り×知識問題
    レベル:やや容易
    解説:阪神・淡路大震災と東日本大震災が知識として出題された。読み取りも、震災が発生した年以外にも史料ネットが結成されていることがわかれば、正答可能。

第2問

  • 1 地引網に関する正誤問題
    問題パターン:知識問題
    レベル:標準
    解説:この時代に金肥として干鰯の需要が増大したことを知っていれば正当可能。
  • 2 網元網子に関する空欄補充
    問題パターン:読み取り問題
    レベル:容易
    解説:図1の条件をもとに、図2を論理的に考えれば解答は容易。
  • 3 地引網に関する資料問題
    問題パターン:読み取り問題
    レベル:標準
    解説:丸木舟に関する記述がないため正当可能。他の選択肢は、資料から読み取り可能。
  • 4 荘園資料の問題
    問題パターン:読み取り×知識問題
    レベル:やや難
    解説:荘園支配の構造を理解したうえで、史料から語句の納入先を判断する問題。
  • 5 漁業に関する正誤
    問題パターン:知識問題
    レベル:標準
    解説:ⓐは縄文海進を知っていれば判別可能。ⓑは網元を中心とした漁業を理解していれば判別可能。

第3問

  • 1『伴大納言絵巻』に関する空所補充
    問題パターン:読み取り×知識問題
    レベル:標準~やや難
    解説:アは図に描かれているのが検非違使である一方、表には「勘解由使の役所において」と記載があるため、判断可能。イは検非違使が令外官であることを知っていれば判断可能。
  • 2 藤原氏に関する組み合わせ問題
    問題パターン:人物特定×知識
    レベル:標準
    解説:いが藤原良房、Xが応天門の変であることがわかれば正答可能。
  • 3(1) (2) 古代の政治に関する二段階選択問題
    問題パターン:知識問題
    レベル:標準
    解説:二つの出来事のうち一つを選び、対応する選択肢を選ぶ問題。あが乙巳の変で、いが薬子の変(平城太上天皇の変)であることがわかれば正答可能。
  • 4 『伴大納言絵巻』に関する資料問題
    問題パターン:資料読解×正誤問題
    レベル:標準
    解説:メモ1は、『伴大納言絵巻』の成立した時期を知っていれば誤文と判断できる。メモ2は、「我れ大臣にならんと構えける事」から正文と判断可能。
  • 5 資料から歴史を考察する
    問題パターン:知識問題
    レベル:標準
    解説:あは、『古事記』『日本書紀』が編纂された時期の政治状況を理解していれば判断可能。いは、「洛中洛外図屏風」を知っていれば判断可能。

第4問

  • 1 北条政子の評価に関する問題
    問題パターン:資料読み取り
    レベル:容易
    解説:資料を理解すれば正答可能。
  • 2 日野富子の歴史的評価に関する問題
    問題パターン:資料読み取り×知識問題
    レベル:標準
    解説:あは、ノート1から判断可能。いは、鎌倉公方が滅ぼされた永享の乱(15世紀前半)と、資料3の「1477年7月29日条」という年代を照合することで、合致しないことを判断できる。
  • 3 八条院に関する問題
    問題パターン:資料読解+知識問題
    レベル:標準
    解説:アは、ノート2に所領が生涯を通じて大きく増えたとあることから、多くの資産を持っていたと推測できる。イは、以仁王などに関連する基礎的な知識を備えていれば正答可能。
  • 4  院政期に関する正誤問題
    問題パターン:知識問題
    レベル:標準
    解説:院政に関する基礎的な理解や、八条院領・長講堂領に関する知識があれば、正答可能。
  • 5  女性が政治にかかわることへの江戸時代の考え方
    問題パターン:資料読解+知識問題
    レベル:標準
    解説:江戸時代の女性に対する思想を理解していれば判別可能。①、②は資料より不適当。

第5問

  • 1 中世から近世の正誤問題
    問題パターン:知識問題
    レベル:標準
    解説:この時代の兵農分離や対外関係などを理解していれば判別可能。
  • 2 桃山文化の語句理解
    問題パターン:知識問題
    レベル:標準
    解説:Wは「金地に青や緑」から濃絵と導き出せる。また、Yはキリシタン版の出版が思い浮かべられれば正答可能。X、Zはそれぞれ時代が異なる。
  • 3 江戸時代の城に関する法令
    問題パターン:資料読解問題
    レベル:標準
    解説:資料の注釈に雑説とあるため、いであると判断できる。また、資料の内容から一国一城令だと判断できるため、Yとなる。
  • 4 城下町の概念図問題
    問題パターン:読解問題
    レベル:標準
    解説:城下町における身分ごとの居住地区を知っていれば判別可能。また、街道の役割を理解していれば正答可能。
  • 5 城郭史に関する問題
    問題パターン:知識問題
    レベル:標準
    解説:朝鮮式山城が、主に外敵への備えであることを知っていれば、「蝦夷に対する拠点」が不適切

第6問

  • 1 1990年代以降の外交
    問題パターン:知識問題
    レベル:標準
    解説:あは、「自由民主党・日本社会党・新党さきがけの連立政権」が誤り。いは、湾岸戦争がPKO協力法の直接の契機になったことを知っていれば正答可能。
  • 2 1950年代後半の政党政治と高度経済成長
    問題パターン:資料読み取り×知識問題
    レベル:標準
    解説:この年代の生徒や高度経済成長期に関する基本的な知識で正答可能。
  • 3 戦前の並び替え問題
    問題パターン:並び替え問題
    レベル:標準
    解説:Ⅰが2・26事件(新たに就任した首相が広田弘毅)、Ⅱは「対米回線回避を目指した」から近衛文麿、Ⅲは柳条湖事件の説明なので第二次若槻礼次郎内閣とわかる。
  • 4  原敬内閣における軍部統制
    問題パターン:資料読解+背景理解
    レベル:やや難
    解説:アでは「新例」とされた理由を問われており、これは現役武官制にかかわる問題であるため、あが正解となる。また、Xはワシントン会議の内容であるため適当。
  • 5  近現代における内閣・首相の関係
    問題パターン:知識問題
    レベル:標準
    解説:それぞれ第1次山県有朋内閣、第1次大隈重信内閣、第1次若槻礼次郎内閣、戦後の政党政治が整理できていれば正答可能。

前年度との共通テストとの比較

昨年と同様、大問1には25点の配点が設定されていた。日本史の知識のみでも解答可能な問題が増加しているが、歴史総合全体で見ると昨年並みである。ただし、全体の約4分の1を占める重要な大問である点は変わらず、引き続き十分な対策が求められる。一方で、設問構成に目を向けると、2段階選択肢問題や、年代の並び替え問題が増加しており、科目全体としてはやや難化したといえる。総じて、単純な語句暗記のみでは対応が難しい問題が多く、教科書を軸とした歴史的背景や因果関係の理解が、より一層重要となった試験であった。

来年共通テストを受験する方へ!おすすめ勉強戦術を紹介!

名前
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来年(2027年度)以降の共通テストを受験するみなさんに、現論会の戦略をご紹介します。

  1. 共通テストで必要な合計点を考える
  2. 日本史の目標点を決める
  3. あと1年(~2年)でどのように勉強していくか計画する

共通テスト歴史総合・日本史探究の目標点別のおすすめ参考書は以下の通りです!

70点台が目標の場合

共テの頻出問題にそった効率的な対策をする
・整序問題など出来事の因果関係を聞く問題が多いので、まず基本的な歴史の流れを完璧にしましょう。
・知識自体はかなり基礎的なものが大半を占めているため、基本的な知識を重点的に扱っている参考書で効率的に学習しよう。
・基本的な知識が身についたら、過去問などに取り組み、傾向を早めに知り、学習に活かそう。

80点台が目標の場合

自分の落としやすい問題や共テ特有の問題に時間を使い点数を上げる
・資料読み取り問題で落とさない
・文化史などのないがしろにしがちの対策を徹底する
・時代の流れ+年号まで確認
・共テの過去問や模試で問題演習をしっかり積む

ことが重要になってきます。

しかし、共通テストで聞かれる文化史や地図、年号などは大半が、教科書や先ほど紹介した『時代と流れで覚える日本史用語』でしっかりと対策できます。ですので、知識系はこれらの参考書を完璧にしつつ、過去問などに早めに取り掛かり、問題演習を積むことが高得点に繋がると言えます。

90点以上を目指す場合

周りが解けない問題や少し細かい知識の問題、歴史総合の問題などをしっかり対策しましょう
問題の考え方・解き方に加えて、ミスの傾向や、問題文にあるヒントの見抜き方、似たような問題で間違えないようにするための考え方を学びましょう。
解くスピードにも意識して、見直しの時間を設けられるようになると、ケアレスミスでの失点が減ると思います。

①『きめる!共通テスト 歴史総合+日本史探究』


日本史が共通テストまででよい方におすすめのインプット本
共通テストまでに覚えておくべき重要知識が効率よく取り上げており、フルカラーかつ図も豊富に掲載されているので非常に覚えやすいです。

② 過去問に取り組む

『共通テスト過去問研究 歴史総合,日本史探究』は 本試験のみならず、追試験も収録し、計11回分の過去問・演習問題を演習できます。詳しい解説がついており、過去問にありがちな復習のしづらさのようなものは皆無です。こちらで過去問演習を積み、共通テストの形式に慣れましょう。

③『時代と流れで覚える!日本史用語』


通史を一通り学習した人におすすめです。
段落に複数空いている空欄を穴埋めする形で入試必修の重要語をアウトプットできる参考書です。
基本的な日本史用語を出来事の流れや因果関係と共に覚えられるので共通テストとの相性が良いです。

④『世界史探究 詳説日本史』


共通テストの出題は多くが、教科書をベースに作成されます。図やグラフ、史料などの周辺情報まで網羅できると点数に繋がります。

⑤『共通テスト 受験生の50%以下しか解けない「差がつく」問題と解き方 日本史』

大学入学共通テストとセンター試験で、50%以下の受験生しか解けなかった問題と、その類似問題です。これらの「難問」に挑戦し、その解き方を身につけて、他の受験生に差をつけましょう!

日本史の勉強法はこちらもチェック!

ライター

現論会 教務部 島田悠希

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