【2024年度最新版】「高校数学の基礎が150分で分かる本」を徹底解説!
参考書の概要
この参考書は、2023年に発売された比較的新しい参考書です。
全6部構成となっています。
第1部 | これから数学を学ぶ皆さんへ |
第2部 | 関数編 |
第3部 | 場合の数/確立統計編 |
第4部 | 微分積分編 |
第5部 | その他のトピック |
第6部 | 本書の内容を振り返ってみよう |
著者は、米田優峻さんで2021年に東京大学に入学し、競技プログラミングで活躍してる現役の大学生です。
難易度
難易度としては、高校数学を初めて学ぶ人にとって最適な難易度となっています。また、中学数学の復習から入るので、高校数学を学ぶ上で必要な中学数学も復習でき、どんな人にとっても1冊目の参考書として最適だと言えます。
特徴
この参考書の最大の特徴は、フルカラーで図解が豊富であるということです。高校数学の導入の参考書として、多くの人が取り組みやすいようにイメージで理解できるように図解が多くなっています。この段階では、厳密な理解よりも感覚的な理解が学習を進めていく上では重要になってくると思うので、その点においてこの参考書は優れているといえるでしょう。
また、高校数学が実際の生活でどのように使われているのかという具体例も示されているので、高校数学の重要性も感じることができる内容となっています。
※注意として、集合と論理や数学Ⅲ+C一部含まれていない内容があるので、別の参考書を使って学習する必要があります。
この参考書を使うべき人
この参考書を使うべき人は、高校数学を学び始める人で特に数学に苦手意識がある方です。
特徴の項目でも述べたように、導入の参考書として取り組みやすいような工夫がされているので、数学に苦手意識がある人でも、途中で挫折しないような構成になっています。
この参考書で、高校数学を学び始めてここから段階的にレベルを上げていけば、数学に苦手意識がある人でも数学ができるようになると思います。
使い方
1、前から順に読み進めていく
参考書を読み進めていく際に記載されている計算などは自分の手を動かして確認しましょう。参考書を読んでいるだけだとなかなか頭に入ってこないので、手を動かして勉強しましょう。また、図やグラフも実際に書いてみることでより内容が定着できると思います。
2、優しめの問題集で問題を解いてみる
”高校数学の基礎が150分で分かる本”では、問題演習を目的とした参考書ではないので、問題は少ししか掲載されていません。そのため、この参考書で学んだことをアウトプットして定着させるために、優しめの問題集を使うといいと思います。
具体的には、”入門問題精講シリーズ”や”初めから始める数学シリーズ”が良いでしょう。
3,問題集を解いていて、分からない部分があれば”高校数学の基礎が150分で分かる本”を見直そう
問題集で問題を解いていて、分からない部分があったら、この参考書に戻って該当部分を読み直しましょう。これは、出来なかった部分の理解を助けてくれると思うので、そういった使い方でもこの参考書はお勧めです。
購入リンク
高校数学の基礎が150分でわかる本
監修
高賀茂大介
東京工業大学工学院在学
現論会渋谷校教室長
現論会ジャーナル数学・理科担当主任
現論会では実際に生徒のコーチングも行っている
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