【2024年度最新版】数学基礎問題精講シリーズを徹底解説!
今回は、数学の基礎問題精講シリーズについて解説していきます。数学の基礎問題精講は、利用する人が非常に多い参考書です。この記事では、基礎問題精講を使って数学を勉強していく人が、どのようにして勉強していけばよいのか理解できるように詳しく解説します。この記事を参考にして、学習を進めてみてください。
参考書の概要
数学基礎問題精講は、新課程の導入に伴い改訂版が発売されました。
数学Ⅰ・A(六訂版)
問題数:例題154問、演習問題154問
数学Ⅱ・B+ベクトル(六訂版)
問題数:例題183問、演習問題183問
数学Ⅲ・C(五訂版)(2/16に発売)
難易度
基礎問題精講は、入試数学を解く上で確実に必要となる解法を学ぶ参考書です。この参考書の問題がすらすら解けるようになれば、数学の問題を解く上での基本的な武器を手に入れることができます。
具体的に大学群で言うと、日東駒専レベルで8割ほどの問題が解けるようになります。
難関大を狙っていく人もまずは基礎的な問題をできるようにしてから段階的に問題集のレベルを上げていきましょう。
特徴
①頻出問題の選定
基礎問題精講シリーズでは、数学の問題を解く上で必要となる解法を学ぶことができます。また、問題数は、150題前後となっていて、全分野をカバーする問題集の中では比較的コンパクトに収まった問題集といえるでしょう。しかし、必ず解いておくべき典型問題は漏れなく収録されていて、この問題集に収録されている問題は、全てできるようにしましょう。
②丁寧な解説
基礎問題精講シリーズのもう一つの特徴は、丁寧な解説です。全ての問題に対して、その解き方になる自然な道筋が書かれていて、また、途中計算を大きく飛ばすこともないので、非常に読みやすい解説になっています。まだその分野の理解が曖昧な人にとってもやりやすい内容となっているので、基礎的な問題集として、非常に使いやすくなっています。
この参考書を使うべき人
この参考書は、数学の基礎的な問題を効率よく学びたい人にお勧めの参考書です。概要把握の参考書を終わらせた後に問題演習をするには最適な参考書です。数学を勉強していく人にとって多くの人がこのステップを踏むと思います。
使い方
①概要把握の参考書を終わらす
問題集で問題を解くために、概要把握の参考書を使うことで各分野の公式や語句の意味を学びます。基礎問題精講で初めて学ぶことはお勧めしません。基礎問題精講は問題演習がメインであり、初学で導入という目的では使わないようにしましょう。
②例題を解く(概要把握の参考書も参照しつつ)
基礎問題精講シリーズでは、まず例題を解きましょう。例題を解いていき、問題が正解していてもしっかりと解説を読むようにしましょう。自分の解き方があっているのか、他の解法など解説を見ることで確認することができます。また、定義や公式の理解が出来ていない場合には、概要把握の参考書に戻って参照しながら、進めるようにしましょう。
③最低でも2周する
基礎問題精講シリーズは、最低でも2周するようにしましょう。これから数学の問題集を進めていくために必要な解法を学ぶので、基礎問題精講で出てくる入試頻出問題を確実にできるようにしましょう。この段階で、理解を曖昧にしていると次のレベルの参考書に進んだときに、詰まってしまうのでまずは基礎問題精講シリーズを完ぺきにしましょう。
④3周目は出来なかった問題を中心に解く
問題を2周解いて、解けるようになった問題は3周目は基本的に解く必要はありません。3周目は2周目までに出来なかった問題を中心に解くようにしましょう。基礎問題精講に掲載されている問題で出来なくても良い問題は一つもありませんので、すべての問題をできるようにしましょう。
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監修
高賀茂大介
東京工業大学工学院在学
現論会渋谷校教室長
現論会ジャーナル数学・理科担当主任
現論会では実際に生徒のコーチングも行っている
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