【東大現代文攻略】東大現代文対策とおすすめ参考書!
東京大学といえば超論理的な問題で構成されている現代文!
東大の現代文をじっくりと分析し、対策とおすすめ参考書をまとめてみました!
概要
形式
第1問:現代文(40点)
第2問:古文(30点)
第3問:漢文(30点)
第4問:現代文(文系のみ)(20点)
となっており、現代文は第1問と第4問となっております!
※配点は予測です。
現代文の占める割合は60点(理系は40点)となっており、文系であれば国語の合計得点の50%を現代文が占める重要な科目です!
出題傾向
毎年の出題として、第1問に評論文、第4問に随筆・エッセイなどが出題される傾向にあります。
出題は漢字問題と記述問題で特に比重が高いのは記述問題になります!
記述問題は字数が指定されていないものとされているものがあり、字数が指定されているものは100〜120字ほど、そして指定されていないものは、答案用紙で2行分、つまり60〜70字ほどが基準になるでしょう。
目標点数
目標点数は国語の得点合計で6割がボーダーです!
現代文は書き方と学習の仕方次第で点数に差が出てくるので7割取れるように学習していきましょう!
東大現代文合格のコツ
東大の現代文ができるようになるコツは『論理的読解能力を高めること』と『解答の表現力を高めること』
まず、『論理的読解能力』とはつまり、1文1文を文法的に理解し、適切に文章を読めるようにすることです。
東大の現代文は語彙レベルが特別高かったり、訳のわからないくらい抽象的な文章が出てくることはありません。
しかし、東大の出題する文章は質がとても良く、1文を丁寧に読んだり、文章の構成・接続関係など文法的な面をしっかりつかまなければ合格できるくらいの点数を取ることはできません!
次に『解答の表現力』とは記述問題をどのように解答に表すことができるかということです。
いくら論理的に読解して筆者の伝えたいことがわかったとしても実際に答案に自分の考えを字数の範囲内でまとめなければ点数を取ることはできません。
記述問題で表現力を高めるには、実際に自分で解答を作り添削してもらう必要があります。問題で積極的に記述問題を解き、解答と見比べながら模範解答の表現方法を学んでいきましょう!
時期別勉強段階
長文問題を解くためにはまず1文1文を読めるようにする必要があります。
そして1文を読めるためには日本語の文法と現代文独特の単語を抑えなければなりません!
先ほども述べたように東大の文章を攻略をするためには論理的読解能力を高める必要があります。
ですので、早いうちに単語・文法を終わらせて文章を的確に読める基盤を作っておきましょう!
流れとしては、『単語→文法→解釈→長文』という流れでやることが効率的です!
時期的には、
4〜6月:単語・文法・解釈
7〜8月:長文
9〜12月:過去問
という時期にやることがおすすめです!
現代文傾向と対策
問題の問われ方は、『どういうことか』、『なぜか』などシンプルな問われ方をします。
ですので、特別に東大独自の問題はありません。
しかし、採点は厳しく、文章を的確に抑えて理由や根拠を簡潔に収められるように書くことを意識しないといけません。
また1問全体把握問題があり、字数は100〜120字とかなり簡潔に書き切る必要があります。
現代文到達レベル
単語
現代文単語と漢字語彙が同時に学べる本を一冊やり切るようにしましょう!
漢字の書き取りをしつつ、単語の意味を同時に抑えることで一石二鳥です!
文法
主語述語関係や指示語・接続表現などが正しく読めるようにしましょう。
中学国文法の問題集を一冊やるだけで問題ありません。
復習の感覚で問題を解きながら自分の誤解していたところを修正していきましょう。
解釈
ここが東大の問題を解く上で一番大事と言っても過言ではありません。
解釈の目的は現代文を読みとく上で解き方を統一させることです。
この段階を省いたまま問題を解くと、問題ごとに解き方が変わってしまい安定した得点を得ることはできません。
解釈のレベルでは標準レベル問題と上級問題の2冊を徹底的にやり込んで頭の中に解答のプロセスが定着すれば完成です!
長文
仕上げとして、解釈で学んだことを踏まえてまとまった長さの文章の読み方を学んでいきましょう!
長文問題の解き方は解釈の参考書と同じで、まずは自力で考えて問題を解くようにしましょう。そしてじっくりと解説を読んで自分の中で解答を再現できるようにしましょう。
問題集1冊を完璧に再現できるようになれば完成です。
過去問
東大対策に過去問を欠かさずにはいられません!
東大の現代文は過去問をやる量によって成績は比例すると言っても過言ではないでしょう!
基本的に東大の現代文は例年通りであまり変更されている点はないので何年やっても構いませんが10年分はじっくりやりましょう。
過去問の使い方は長文の時と同じで初めに問題を自力で解いてその後に解答と自分の答案を見比べながら自分でその解答が再現できるまで繰り返しやりましょう!
おすすめ参考書
単語
『BIBLIA2000』
おすすめする語彙・漢字の単語帳は『BIBLIA2000』になります!
現代文単語と漢字が一冊になっているため効率が良いという点が東大対策にうってつけです!
どの単語帳をすればいいか迷っている方はとりあえずこの本で対策しましょう!
この参考書は、必要最低限の漢字と細かい現代文単語が掲載されています。後部の方には慣用表現も掲載されているのが、入試対策にとても有効になると思います。現代文単語や漢字は授業というより参考書で自学自習することが多いと思うので、塾の生徒にもおすすめしており、評判も良いです。
Amazon購入者
文法
『ゼロから覚醒 はじめよう現代文』
現在の学習指導要領では文法は中学生で学ぶ内容なので、大学受験現代文でここまでの基礎に遡って説明する参考書はいまだかつてありませんでした。
しかし、内容は東大生が読んでもハッとする記述が多く、感覚的に理解していた現代文を解くときのルールが言語化されていく感覚を味わうことが出来ます。
言語化ができるということは、再現性が生まれるということ。この本を通じて現代文の解き方の基礎を押さえましょう!
購入ページ:
『ゼロから覚醒 はじめよう現代文』
解釈
『ゼロから覚醒Next フレームで読み解く現代文』
「ゼロから覚醒Next フレームで読み解く現代文」は「ゼロから覚醒 はじめよう現代文」の続きにあたる参考書です。
評論に説得力を持たせるために利用される文章構造をフレームワークという9つの型に落とし込み、段落単位で構造を見抜く目を養います
購入ページ:
『ゼロから覚醒Nextフレームで読み解く現代文』
長文
『ゼロから覚醒Final 読解力完成現代文』
近年の入試現代文は20~30年前に比べ圧倒的に長文化が進んでおり、同じ制限時間でもより早くの理解と多くの処理が求められるようになっています。
そのような時代背景に合わせて作られたのが、「ゼロから覚醒Final 読解力完成現代文」です。
長い文章から必要な情報を選び取って読解できるよう、長文の整理術が体系的に紹介されているので、本番レベルの入試現代文に対応できるだけのスキルを養うことができます。
また、各素材文の要約問題が追加ダウンロードコンテンツになっており、よりレベルを高めたい人が追加で取り組むことができるようになっています。
購入ページ:
『ゼロから覚醒Final読解力完成現代文』
問題演習
『柳生好之のThe Rules現代文問題集4入試最難関』
全ての現代文に通用する「ルール」を東大レベルの問題を用いて紹介しています。
記述対策もできるので、東大対策にうってつけです!
購入ページ:
『柳生好之のThe Rules現代文問題集4入試最難関』
『柳生好之の現代文ポラリス3発展レベル』
多くの参考書・問題集は、文構造の解説などがついていないのですが、この参考書では、解き方だけでなく全文章に構造分析までついています。
そのため、問題の復習が非常にやり易く、独学でも進めやすい参考書です!
文章も東大レベルなので、過去問前の最後の仕上げにうってつけです!
購入ページ:
『柳生好之の現代文ポラリス3』
まとめ
東京大学の現代文を攻略する上で対策法とおすすめの本を紹介しました!
現代文を攻略するだけで合格に大きく近づきます!
現代文の勉強法をもっと知りたい方は他の現論会の記事も参考にしてみてください!
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