『読解のための英文法が面白いほどわかる本 難関大編』の日本一わかりやすい使い方!
数ある英文解釈の参考書の中でも超人気の『読解のための英文法が面白いほどわかる本 』に待望の続編が出ました。
今回は『読解のための英文法が面白いほどわかる本 難関大編』の特徴や最新の活用方法について、著者の肘井学先生に直接インタビューをして徹底網羅しました。
ぜひ参考書を使う際の参考にしてみてください。
3行で記事の要約!
- 〇〇以上の大学を目指す人には必須!?
- 本書には他の参考書にはない決定的な特徴が!?
- 一冊やると分からない問題がなくなる!?
この記事を読むと…
- 『読解のための英文法が面白いほどわかる本 難関大編 』の一番効果的なやり方がわかる
- 英文解釈で今やるべき勉強法がわかる
- 英語長文への取り組む方がわかる
肘井先生へのインタビューはこちらから
本書のざっくりまとめ
参考書名 | 大学入試 肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本 難関大編 |
発売年 | 2021年6月 |
ページ数 | 240ページ |
テーマ数 | 39講 |
勉強段階 | 英文解釈 |
対象ユーザー | 難関大志望の生徒、英文解釈の力をしっかりとつけたい生徒 |
1 ズバリ!この参考書がオススメな人!
ズバリ、MARCH・関関同立以上の大学を目指す生徒にオススメの参考書です。
英文解釈の基礎的な内容を学び終えて、次に何の参考書をやろうか迷っている方には特にオススメです!
2 ズバリ!一冊終わると君のレベルは?
『読解のための英文法が面白いほどわかる本』は第11章・39テーマから構成されており、大学入試に必要な英文解釈を学ぶことができます。
※本書に含まれていない基礎的な内容は前編の『読解のための英文法が面白いほどわかる本 必修編』で学ぶことができます。
この参考書を1冊完璧にすることで、MARCH・関関同立を目指す人にとっては英語が得意科目レベルに、早慶志望の方には必須の英語力が身につくようになります!
章構成は以下のとおりです。参考にしてみてください。
問題 | 編 | 主な講義内容 |
---|---|---|
序章 | SVの発見 | 出来れば難しい英文が読める |
第1章 | ネクサス | 不定詞の主語がわかれば難しい英文が読める |
第2章 | 構文 | 強調構文がわかれば難しい英文が読める |
第3章 | 倒置① | 強制倒置がわかれば難しい英文が読める |
第4章 | 倒置② | 文型倒置がわかれば難しい英文が読める |
第5章 | 分離・挿入 | 分離がわかれば難しい英文が読める |
第6章 | 比較 | クジラの構文がわかれば難しい英文が読める |
第7章 | as | 譲歩のasがわかれば難しい英文が読める |
第8章 | 省略 | 関係詞の省略がわかれば難しい英文が読める |
第9章 | 呼応 | so~that…がわかれば難しい英文が読める |
第10章 | 関係詞 | 連鎖関係詞がわかれば難しい英文が読める |
第11章 | 文型 | 知覚動詞の応用がわかれば難しい英文が読める |
3 ズバリいつこの参考書に取り組むべき?
英語には勉強すべきステップがある!
『読解のための英文法が面白いほどわかる本 難関大編』は、難関大学合格に必要な英文解釈のやり方を学ぶための参考書です。
したがって、本書に取り組んでから長文読解の参考書に取り組むことで成績アップを実現することが出来ます。
肘井先生は英語長文の参考書を多く出版されていますので、それらに取り組むと相性も良く取り組みやすいです!
英語の勉強段階を知りたい方はこちらの肘井先生の学習参考書マップをチェックしてください。
4 この参考書は何日で終わらせたらいいの?
総学習期間
英語が苦手な生徒は、必ず2周はするようにしましょう。
難関大向けの内容になっていますので、サクサク進めるのが難しく感じてしまう方もいるかと思いますが、英文解釈は短期集中で取り組むのがオススメですので、一回で完璧にしようとせずに2周で完成させることを意識して進めるようにしましょう。
全39テーマ÷1日3テーマ = 約13日 が一周の終了目安期間となります。
2周目以降は、解説を読み込まずに、確認問題と応用問題を和訳できるかをチェックするだけでいいです。
現論会がオススメする具体的なやり方は後ほど「6.現論会オリジナルの使い方」で解説します!
5 特徴
特徴その①:最新の入試問題を扱っている!
英文解釈の参考書を見てみると昔の入試問題から例文を載せていることが多くありますが、実は近年の入試問題は昔よりも大幅に難しくなっているのです。
そのため、受験生にとっては『読解のための英文法が面白いほどわかる本 難関大編』で対策していくのが良いでしょう。
また、入試問題も出題頻度から高いものから掲載されているので、とても効率的に進めることが出来ます。
特徴その②:語彙リストがついている!
難関大学の入試問題を扱っているので、どうしても難しい単語が出てきてしまいますが、『読解のための英文法が面白いほどわかる本 難関大編』には語彙リストがついているので、英文解釈を進めながら、効率的に単語学習を進めることが出来ます。
他の英文解釈の参考書にも言えることですが、分からない単語に出会ったらすぐに辞書で調べてしまいましょう!
やるべきことは英文解釈の学習なので、分からない単語に時間を割かれるのはもったいないです。
特徴その③:例文がとても豊富!
英文解釈を学ぶ上で重要なことは「量」です!
少し詳しく解説すると、英文解釈の方法論を学んだ上で、どれだけそれを実践するかということです。
そんな英文解釈で必要な「量」を確保するために、本書では例文が非常に多く収録されているので、一冊取り組むだけでも充分な量が確保できます。
英文解釈の学習を始めやすい設計になっていますね!
6 現論会オリジナルの使い方
基本の使い方
1日3テーマ、45分〜1時間を目安に演習をしましょう。
はじめに例題が数題あって、それらの解説をしながら英文解釈を学べる形式になっています。
下記のようなやり方で参考書に取り組みましょう。
①5分〜10分で例題に取り組む
②解説を読みながら英文解釈に必要な事柄を学ぶ
③確認問題・発展問題に取り組む
英語が苦手な生徒は、必ず1冊2周するようにしてください。
より効果的に使うには…現論会オリジナルのやり方を紹介!
①5・7理解法!(1周目で50%、2周目で70%の理解度を目指そう)
勉強を勧めていく上で多くの人がハマりやすい罠が「1回で1冊を完璧にしようとする」ということです。
必ずどこかで耳にしたことがある「1冊を完璧にする」という言葉。
これを実行としようとして、完璧主義になってしまう生徒がとにかく多いです。
一周目から完璧にできているのであれば、やるべき参考書のレベルを間違えていることが考えられます。
実は1周目で半分くらい理解できていれば上出来なんですね。
1周目で50%、2周目で70%を理解できていれば、その参考書で求められる内容を充分に身につけることが出来たと言えるでしょう!
「残りの30%はどうするの?」という質問が来そうですが、残りの30%は他の参考書や問題に取り組んでいる中で身につけることが出来ます。
今回で言えば、長文読解をやっている中で身につけること出来ます。
②長文とセット学習法!(復習は問題を解かなくてもいい!?)
こちらは先ほども書いたやり方ですが、長文読解と併せて学習を進めてみましょう!
『読解のための英文法が面白いほどわかる本 難関大編』で学んだ内容をすぐに長文読解で実践。
この流れを一つのサイクルとして学習することで、超効率的に学習を進めることが出来ます。
特にオススメしたいのが、受験本番までに時間がない人です!
7 次に使いたい参考書
『読解のための英文法が面白いほどわかる本 難関大編』が終わったら、『レベル別英語長文問題ソリューション』に取り組みましょう!
『レベル別英語長文問題ソリューション』は、長文問題集になっているので『読解のための英文法が面白いほどわかる本 難関大編』で学んだやり方を使って進めていきましょう!
8 監修
肘井学
慶應義塾大学文学部英米文学専攻卒業。全国のさまざまな予備校を経て、リクルートが主催するネット講義サービス「スタディサプリ」で教鞭をとり、高校生から英語を学びなおす社会人まで、圧倒的な満足度を誇る。特に「英文読解」の講座は年間25万人の生徒が受講する超人気講座となっている。