難関大受験専門塾 現論会

校舎を探す 無料受験相談

難関大受験専門塾 現論会

校舎を探す 無料受験相談

難関大受験専門塾 現論会

校舎を探す 無料受験相談

現論会ジャーナル

Home現論会ジャーナル科目別勉強法化学【速報!】2026年度共通テスト『化学』を翌日講評

【速報!】2026年度共通テスト『化学』を翌日講評

2026年1月17日、1月18日に行われる大学入学試験共通テストについて、今年も翌日分析と講評を行います!

2027年の共通テストを攻略するためのおすすめの参考書ルートや勉強法も紹介しているので、
ぜひ最後までご覧ください!

監修

現論会ジャーナル編集長 寺田貴博

開成中学校・高等学校を経て東京大学農学部を卒業。
現論会を運営する株式会社言楽舎の取締役。
「大学受験参考書を知り尽くしたコーチング指導のプロ」として、日々難関大受験生の自学自走と第一志望校合格をサポートしている。

寺田
寺田

今年も現論会でコーチを務める現役難関大学スタッフが実際の試験時間で解いて、徹底分析をしてくれました!

全体講評

今年度の化学の全体的な難易度は、昨年度と比較してやや易化しました。手も足も出ないような超難問は無く、マーク数やページ数も減少したことで、全体的に取り組みやすく、大きく点数を落とす総崩れは起きにくい構成となっていました。

しかし、高得点を獲得するためには、単なる基礎知識だけでは安定しません。無機化学の系統分離やポリイミドの合成といった出題に見られるように、反応のロジックや工業的な背景にまで踏み込んだ深い知識があると有利になる問題がみられました。また、制限時間内に余裕を持って完答するためには、複雑な数値を最短距離で処理する処理能力と化学計算への慣れも必要です。さらに、例年通り教科書の発展欄レベルのテーマが出題されても動じず、その場で問題文の誘導に乗って解き進める思考力も変わらず要求されています。

総じて、基礎が定着していれば平均点は安定するものの、そこから一歩抜き出て高得点を狙うには、化学への深い理解、計算力、そして思考力のすべてが問われるテストであったと言えます。

【正解について】
2026年度共通テスト『化学』の解答(正解)はこちら(大学入試センターHPに遷移します。)

試験形式

試験時間 60分
配点 100点
大問数 5問
マーク数 33

問題構成

大問出題分野設問数マーク数配点
第1問物質の構造・状態5問20点
第2問物質の変化・平衡4問20点
第3問無機化学5問20点
第4問有機化合物・高分子化合物5問20点
第5問無機・有機総合3問20点

各大問の講評

第1問

分野:理論化学

講評:例年通り、理論化学の幅広い分野から出題される小問集合でした。問1〜3はこれまでの理論化学の知識から条件反射的に解答しなければいけない問題です。一方問4では結晶格子の問題でしたが、充填率や配位数を答えさせるのではなく、しっかり結晶格子の構造を立体的に理解しているかが問われました。また、問5ではアルコールロケットという題材で見慣れない人が多かったと思われますが、モル計算とボイル・シャルルの法則にしっかり現象を落とし込めるかが鍵になった問題でした。

新高2・3生へのアドバイス:基礎知識はもちろんですが、結晶格子はどのように充填率や配位数がどのように決まっているのかを問題を通して演習しておきましょう。また、実験設定が変わっても動じないよう、反応前・変化量・反応後の表を書くなど、計算の手順をルーティン化しましょう。どんな問題もいつもの手順から入れるという状態を目指してください。

第2問

分野:理論化学(熱化学・反応速度・化学平衡)

講評:新課程のキーワードであるエンタルピーが問われたほか、反応速度、化学平衡、電気分解と、理論化学の反応プロセスを深く理解しているかを問う単元が並びました。問3の反応速度では表のデータ処理から速度定数を決定する手順、問4の緩衝液ではなぜpHが変化しにくいのかという平衡移動の原理の言語化が求められました。 複雑な計算力よりも、化学反応の仕組みを正しく理解し、正しく立式できるかという、化学の本質的な力が問われた大問でした。

新高2・3生へのアドバイス:理論化学の学習では、なぜその式になるのかやグラフが何を意味しているのか理解しながら進めてください。また、化学平衡や緩衝液については、公式の丸暗記ではなく、平衡がどちらに、なぜ移動するのかを自分の言葉で説明できるようにしておきましょう。

第3問

分野:無機化学(非金属・遷移元素・系統分離)

講評:水素やリン、遷移元素の性質を問う前半部分は標準的ですが、後半の金属イオンの系統分離で差がつきました。ここでは沈殿の色を覚えているだけでなく、試薬を加える順番や液性を調節する意味といった実験操作のロジックを深く理解していないと、正解に辿り着けませんでした。知識問題の中に、溶解度積の計算などの理論の要素が自然に組み込まれており、総合力が試される大問です。

新高2・3生へのアドバイス:無機化学を丸暗記だけで乗り切ろうとするのは非常にもったいないです。 一見複雑に見える系統分離も、イオン化傾向や沈殿のルールなどの知識を使えば、すべての手順を論理的に説明できます。理屈を理解することは、膨大な暗記量を激減させることができるだけでなく、今回のような思考力を問う問題にも対応できるようになります。

第4問

分野:有機化学(芳香族・脂肪族・天然高分子)

講評:有機化学の王道が詰まった大問でした。問1の反応経路や問4の糖類の性質は、教科書レベルの知識があれば即答できる問題です。一方で、問2の構造決定や問3の異性体数え上げは、知識を使いこなすパズル的な思考力が問われました。全体を通して、知っていれば解ける問題と手を動かして考える問題のバランスが良く、演習量がそのまま点数に反映される構成でした。

新高2・3生へのアドバイス:有機化学の対策の鍵は2つです。1つ目は、官能基の性質を完璧にしてください。ヨードホルム反応や銀鏡反応の条件を曖昧にせず、即答できるようにしてください。2つ目は、構造決定のパズルに慣れることです。条件から分子の構造を特定する手順にはパターンがあるので練習量がものをいいます。ここは慣れれば満点が狙える得点源になります。

第5問

分野:高分子化合物・無機物質・化学平衡(総合)

講評:差がついたのは、問2のポリイミドでしょう。教科書では発展扱いの物質であり、構造式を見てパニックになった受験生もいたかもしれません。しかし、冷静に問題文の誘導を見れば、ナイロンなどと同じ縮合重合の応用であることに気づけたはずです。この大問の勝負所は、見慣れない高分子化合物が出た瞬間に知っている官能基の反応ルールに落とし込めたかという点です。

新高2・3生へのアドバイス:教科書で詳しく扱わない物質の対処法を知りましょう。有機化学では反応のルールを徹底して叩き込んでください。そうすれば、未知の物質が出題されても、その場で構造式を理解し、作ることができます。

前年度との共通テストとの比較

昨年度は全体として問題文が長く、選択肢に辿り着くまでに情報を整理する力が必要な印象でした。一方、今年の問題は昨年度よりもページ数が減り、リード文もスリムになった印象です。

しかし、一方で反応の理屈や化学的な背景知識を理解していないと、とっつきにくい問題が多くなっています。基礎的な知識を知っていること、そしてそれを使って問題文の現象をどう理解していくか、という本質的な化学の実力が問われる試験でした。

新高3生・高2生へのアドバイス

これからの対策で重要なのは、知識と計算がセットになった化学の基礎体力を鍛えることです。無機の系統分離や有機の反応を単なる暗記で済ませず、「なぜその操作をするのか」「なぜその反応が起こるのか」という理屈を常に言語化する習慣をつけてください。また、日頃の学習から電卓に頼らず、複雑な数値を最短距離で処理する化学計算の手順を磨くことも不可欠です。
最後に、初見の物質が出ても知っている知識で解ける問題だと捉え、冷静に問題文の誘導に乗る訓練を積んでおけば、高得点は決して難しくありません。

来年共通テストを受験する方へ!おすすめ勉強戦術を紹介!

名前
名前

来年(2027年度)以降の共通テストを受験するみなさんに、現論会の戦略をご紹介します。

  1. 共通テストで必要な合計点を考える
  2. 化学の目標点を決める
  3. あと1年(~2年)でどのように勉強していくか計画する

勉強の方針

基本的に全受験者に共通する化学の共通テスト攻略の手順は以下の流れになります。

その中で、化学の学習で使用する参考書や注力すべきポイントは、二次試験の合格者が共通テストでとる化学の平均点ごとに分かれていきます。

名前
名前

これらの参考書や問題集を受験までに、どのような計画で進めていくかが非常に重要となります!

二次試験対策に入る前に

宇宙一わかりやすい高校化学

本格的な二次試験対策に入る前に、まずは宇宙一わかりやすい高校化学シリーズから取り組みましょう。

豊富なイラストと丁寧な語り口で、難解な化学現象を暗記ではなくイメージとして直感的に理解できるのが特徴の参考書です。ここで現象のイメージを固めておくことで、その後の問題演習の吸収率が飛躍的に高まります。

合格者共通テスト平均点別の対策

70%台が合格者の平均の場合

中堅国公立大学や、化学で大崩れしたくない層の目標ラインです。基礎を固め、典型問題を確実に得点しましょう。難問に手を出す必要はありません。教科書レベルの知識と解法を穴なく仕上げることが最短ルートです。

1. 化学入門問題精講:まずは化学の基礎の基礎を固めます。用語の定義や基本的な計算ルールをここで徹底して学びます。

2. 化学基礎問題精講:共通テストで頻出の典型問題がコンパクトにまとまっています。この1冊を完璧にするだけで、70%台は十分に到達可能です。

80%台が合格者の平均の場合

難関国公立や早慶レベルを目指す場合の標準ラインです。解けるだけでなく、速く・正確に解く力が求められます。標準的な入試問題を網羅的に演習する必要があります。

3. 化学頻出スタンダード問題230選 または 実戦 化学重要問題集 A問題:このクラスの演習を通じて、あらゆるパターンの問題に触れておきましょう。今年の共通テストのような計算問題も、このレベルの演習量があれば自信を持って対処できます。

90%以上が合格者の平均の場合

東大・京大・医学部など、満点狙いの層です。ここでは、教科書発展レベルの知識や、見たことのない実験設定に対する、その場での思考力が問われます。深い理解と初見問題への対応力を磨きましょう。

4. 化学標準問題精講 または 実戦 化学重要問題集 B問題:最後の10点を取るためには、負荷の高い問題が必要です。複雑な設定を読み解く力や、教科書の発展欄に載っているような応用テーマに対応できる深い背景知識を養いましょう。

化学の勉強法はこちらもチェック!

ライター

現論会ジャーナル編集部 大広純也

現論会ではただいま無料受験相談を実施しています! 

受験にむけてどう勉強したらよいかわからない、ライバルの受験生はどのくらい勉強しているのか、どの参考書を使えばよいのかわからない……
このようなお悩みをお持ちの方は、現論会で無料受験相談を受けてみることをおすすめします!

現論会はオーダーメイドのコーチング指導をお届けしている塾で、
生徒一人ひとりに受験戦略や勉強法のアドバイスを日々お伝えしています。


自分の勉強法に自信を持てない方、受験勉強をしなければと思っているけど何から手を付ければよいのかわからない方、志望校のレベルと自分の立ち位置を把握したい方…..
そんな方は今すぐ無料受験相談を受けてみてください。
明日からの学習を変えるお手伝いをさせていただきます!


お申し込みは、ページすぐ下のご相談フォームからたった1分で送信が可能です。
少しでも気になった方は、ぜひプロのコーチがお届けする無料受験相談にご参加ください!

YouTubeチャンネル・Twitterのご紹介

毎日受験生の皆さんに役立つ情報を発信しています!
ぜひフォローしてみてください!

TAGS タグ

SCHOOL BUILDING

全国に校舎を展開中

RECRUITMENT &
BUSINESS PARTNERS

現論会では、一緒に働く仲間を募集中です

無料受験相談 資料請求