『大学入試レベル別英文法問題Solution1』の日本一わかりやすい使い方!
スタディサプリで超人気講師の肘井先生が英文法問題集の『大学入試レベル別英文法問題Solution1』を出版されました。
今回は『大学入試レベル別英文法問題Solution1』の特徴や最新の活用方法について、著者の肘井学先生に直接インタビューをして徹底網羅しました。
ぜひ参考書を使う際の参考にしてみてください。
3行で記事の要約!
- 近年出題される文法問題は文法の知識だけでは解けない!?
- 他の問題集と出題形式が全く違う!?
- 英文法の問題集なのに一問一答!?
この記事を読むと…
- 『大学入試レベル別英文法問題Solution1 』の一番効果的なやり方がわかる
- 入試問題で英文法がどうやって問われるかがわかる
- 次にやるべき参考書がわかる
肘井先生へのインタビューはこちらから
本書のざっくりまとめ
参考書名 | 大学入試レベル別英文法問題ソリューション1 スタンダードレベル |
発売年 | 2022年9月 |
ページ数 | 352ページ |
章数 | 22章 |
勉強段階 | 英文法 |
対象ユーザー | 英文法の問題演習を積みたい人、熟語や語法の知識をつけたい人 |
1 ズバリ!この参考書がオススメな人!
ズバリ、英文法を極めたい生徒にオススメの参考書です。
他の参考書と比較すると一冊のボリューム感があることに気づくと思います。
その理由は英文法についての解説が詳しいこともありますが、「語彙・熟語・語法」の内容も含まれているからです。
「語彙・熟語・語法」も一緒に触れていきたい方や入試で出題される英文法の問題を全て完璧にしたい方は取り組むと良いでしょう!
2 ズバリ!一冊終わると君のレベルは?
『大学入試レベル別英文法問題Solution1 』は第22章から構成されており、大学入試に必要な英文法を学ぶことができます。
この参考書を1冊完璧にすることで、中堅私立大・地方国公立大を目指す人にとって必要な英文法の知識をみにつけることが出来るようになります。
章構成は以下のとおりです。参考にしてみてください。
問題 | 編 |
---|---|
第1章 | 文型 |
第2章 | 時制 |
第3章 | 受動態 |
第4章 | 助動詞 |
第5章 | 仮定法 |
第6章 | 不定詞 |
第7章 | 動名詞 |
第8章 | 分詞 |
第9章 | 準動詞 |
第10章 | 関係詞 |
第11章 | 比較 |
第12章 | 接続詞 |
第13章 | 前置詞 |
第14章 | 名詞・代名詞 |
第15章 | 形容詞・副詞 |
第16章 | 否定・疑問 |
第17章 | 倒置・強調 |
第18章 | 動詞の語法・語彙 |
第19章 | 形容詞の語法・語彙 |
第20章 | 名詞の語法・語彙 |
第21章 | 品詞別に覚える熟語① |
第22章 | 品詞別に覚える熟語② |
3 ズバリ!いつこの参考書に取り組むべき?
英語には勉強すべきステップがある!
『大学入試レベル別英文法問題Solution1 』は、入試問題で問われる「英文法・語彙・語法・熟語」に必要な英文解釈のやり方を学ぶための参考書です。
したがって、本書に取り組むことで入試問題の英文法問題に取り組んでも戦える知識を身につけることが出来ます。
英語の勉強段階を知りたい方はこちらの肘井先生の学習参考書マップをチェックしてください。
4 この参考書は何日で終わらせたらいいの?
総学習期間
英語が苦手な生徒は、必ず2周はするようにしましょう。
難関大向けの内容になっていますので、サクサク進めるのが難しく感じてしまう方もいるかと思いますが、英文解釈は短期集中で取り組むのがオススメですので、一回で完璧にしようとせずに2周で完成させることを意識して進めるようにしましょう。
全22テーマ÷1日1テーマ = 約22日 が一周の終了目安期間となります。
2周目以降は、解説を読み込まずに、演習問題や発展問題が答えられるかをチェックするだけでいいです。
現論会がオススメする具体的なやり方は後ほど「6.現論会オリジナルの使い方」で解説します!
5 著者が語る!この参考書のココがスゴイ!
ポイント①:英文法・語彙・語法・熟語を一冊で完璧に出来る!
近年の入試問題で出題されている英文法の問題を見てみるとある特徴があります。
それは「英文法の知識だけでは解けない問題が増加している」ということです!
肘井先生が分析したところ「英文法」の知識では50%の問題しか正解することが出来ないそうです。
英文法以外にも「語彙・語法・熟語」の知識が必要なんです。
それを知らない受験生は「英文法・語彙・語法・熟語」を別々で勉強してしまうので、効率の悪い勉強をしてしまいます。
この記事を見た皆さんは『大学入試レベル別英文法問題Solution1』で一気に学習してしまいましょう!
ポイント②:口語チェックテストで覚えたつもりを防止!
他の問題集との一番の違いは「口頭チェックテスト」がついていることです!
「口頭チェックテスト」とは一問一答形式で各単元の理解度をチェックするものです!
文法の決まりを理解できているかを図ろうと問題を解いても、答えを丸暗記してしまっていることは多くあります。
それを防ぐために「口頭チェックテスト」で漏れなく文法事項を理解しましょう!
ポイント③:鉄板・演習・発展の三種類の問題で段階的に学習できる!
本書の出題形式にも特徴があります。
一般的な問題集は4択問題と整序問題で構成されているものがほとんどですが、本書は二択形式の鉄板問題と4択形式の演習問題と発展問題の三種類で構成されています。
英語が苦手な人でも段階的に学習を進めることが出来るように構成されています。
三種類の問題があることで、問題演習の量が確保できることもオススメポイントです!
入試問題を分析した上で一番効率的な学習が出来るようになっていますね!
6 現論会オリジナルの使い方
基本の使い方
1日3テーマ、45分〜1時間を目安に演習をしましょう。
はじめに例題が数題あって、それらの解説をしながら英文解釈を学べる形式になっています。
下記のようなやり方で参考書に取り組みましょう。
①5分〜10分で鉄板問題に取り組む
②解説を読みながら各単元の内容を学ぶ
③演習問題・発展問題に取り組む
英語が苦手な生徒は、必ず1冊2周するようにしてください。
より効果的に使うには…現論会オリジナルのやり方を紹介!
①問題先取り法!(解説を読まずにいきなり演習問題!?)
成績が良くない人の特徴として「自分はどこができていないか分からない」というのがあります。
自分の苦手が分からない状態で、解説をいきなり読んだとしても、どこを重点的に読めばいいかがわかりません。
その状態で解説を読んでも、内容は右から左に流れてしまいます。
それを防ぐために、「問題先取り法」でやってみましょう!
1.演習問題
2.解説を読み込む
3.間違えた問題の復習
②単元即答復習法!(復習は問題を解かなくてもいい!?)
勉強の質問で多い質問が「復習のやり方」です。
そこでオススメしたいのが「単元即答復習法」です!これは自分の理解度を正確に把握できるやり方です。
参考書をやる上で、一番大切なのが「各単元の概要を理解すること」「正しい方法論を身につける」ことです。
これを確かめるのに問題演習をしてしまった場合、一度やったから答えを覚えてしまっていたということが起きてしまいます。
しかし、単元の概要を自分で説明できるかどうかをチェックすると、丸暗記ということが防げるのでとてもオススメです。
各単元の概要をよどみなく説明できれば、その説明はあなたのものになったといえるでしょう
7 次に使いたい参考書
『大学入試レベル別英文法問題Solution1』が終わったら、次にやるべき参考書は志望校によって異なります。
中堅私立大や地方国公立大志望の方は読解のための英文法が面白いほどわかる本 必修編
『大学入試レベル別英文法問題Solution2』に取り組みましょう!
『レベル別英語長文問題ソリューション』は、長文問題集になっているので『読解のための英文法が面白いほどわかる本 難関大編』で学んだやり方を使って進めていきましょう!
8 監修
肘井学
慶應義塾大学文学部英米文学専攻卒業。全国のさまざまな予備校を経て、リクルートが主催するネット講義サービス「スタディサプリ」で教鞭をとり、高校生から英語を学びなおす社会人まで、圧倒的な満足度を誇る。特に「英文読解」の講座は年間25万人の生徒が受講する超人気講座となっている。