【東大生太鼓判】日本史教科書を使った勉強法を徹底解説!
みなさんこんな話は聞いたことありませんか?
「日本史は教科書を完璧にすればどの大学の問題も対応できる!」
大学入試の問題は教科書をベースに作れられていることがとても多いので、教科書を完璧にするという勉強法は実はかなり効果的なんです。
というわけで今回は日本史教科書を使った勉強法をまとめていきたいと思います!
1周目:本文を中心に
まずは本文をしっかり読み込みましょう!
目的・因果を意識して読む
1周目はまず本文を読みましょう。
その際欄外は余裕がある人のみで構いません。
読み進める時に気をつけるポイントとしては、「目的・因果関係を意識しよう」ということです。
何か歴史の事件を覚えたり時代の特徴を覚える際に重要になってくるのが政策を行った人の目的だったり、事件の因果関係です。
目的・因果関係がわかっていないと物事も丸暗記になってしまいます。
さらに目的・因果関係は太字になっていないことが多いです。
なので意識して読まないと重要なのに飛ばしてしまうことになりますので、目的・因果が出てきたらラインなど引いておくと良いでしょう。
特に国立の問題では目的・因果関係が問われた論述問題が多くあります。
その際このチェックしたフレーズのまんま書いてあげれば得点になることも多いですよ。
図や資料も
近年共通テストに移行するに当たって、図や資料の読み取り能力は必須になってきています。
最低でも教科書に載っている資料は、理解しておく必要があります。
絵や図資料の場合、見ただけで何の資料か判別することができるようになってないといけません。
文字資料もどの箇所が抜かれても挿入できるようになるまで読み込んでおきましょう。
ただ読み込む際も、この資料から何がわかるのか?どんな特徴があるのか?を意識しましょう。
1周目は図を見ながら本文の目的・因果関係を中心に読む!
2周目:欄外も意識
続いては欄外も見ていきます!
早慶志望者は欄外まで
一周おえたら次は欄外も読みながらもう一周しましょう。
本文の太字の用語はきちんと覚え、欄外も覚えられるだけ頭に入れます。
忘れてしまっても大丈夫です。
このあとも繰り返しやっていく中で覚えていきましょう。
早慶の問題は欄外に書いてある用語が出題されることも多いです。
志望している人は意識しましょう。
MARCHや国立は本文が大事
早慶ではない大学で、欄外の出題率はあまり多くまりません。
ですのでMARCHや国立志望の方の二周目は一周目と同じように目的・因果を意識して読み進めていただくことをオススメします。
ですが二周目なので太字の用語などはしっかり覚えていきましょう。
余裕がある人は欄外にも目を通してみてください。
「へぇ〜」くらいではじめは大丈夫です。
2周目は早慶は欄外まで、それ以外は本文を中心に読む!
補足:問題集を挟む
ここで一度問題集を挟むと良いでしょう。
定着度を確認するいい機会です。
覚えていなかったものに関しては必ず教科書に戻って見直しましょう。
3周目:見出しを見て連想する
どこまで再現できるか
三周目は見出しをみただけでどこまで自分が見出しに関することを話せるかやってみましょう。
おそらく一番時間がかかります。
ですがかなりの効果を期待できます。
なぜなら実際のテストの状態に近づいた勉強法だからです。
例えば、「縄文時代の生活」という見出しがあったとします。
本文は読まずに思いつくだけ、言ってみましょう。(書いてもいいですが、時間がかかってしまいます)
思いつくだけ言えたら答え合わせのように教科書を見ます。
これを繰り返しやり、何も見ないで言える量を増やしていきましょう。
三周目は見出しを見ただけでどこまで言えるかテストするように読む!
映像とのハイブリットでさらに効率アップ
教科書が読みにくい方にオススメです!
ここまで読んでいただいた方の中で、「いや教科書は質素でわかりにくい!」「教科書アレルギーなんです、、」という方もいらっしゃるでしょう。
そんな方にオススメなのが「映像授業とのハイブリッド」です。
手順としてはまず映像授業を見ます。
その後教科書を上記のように読んでいってください。
こうした手順を踏むことであら不思議です。
すんなり頭の中に入ってきませんか?
一旦学習したことを整理するのにも教科書は大変役立ちます。
授業では細かく学習したことも、教科書では要点が綺麗にまとまっているからです。
このハイブリッド法は教科書がいきなりキツイという方にも、映像だけしか見ていないという方にもオススメです。
現論会教務部長の西尾が書いた「ハイブリッド勉強法」でさらに詳しく解説しています。
ハイブリッド勉強法で効率よく学習しよう!
終わりに
繰り返しになりますが、大学入試の日本史の問題は教科書から作られています。
大学側が「教科書完璧にしてくれれば、合格点取れますよ」といっているようなものです。
みなさんもぜひ教科書を完璧にして夢の志望校に合格しましょう!