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Home現論会ジャーナル特集記事その他【速報!】2025年度共通テスト『化学基礎』を当日講評

【速報!】2025年度共通テスト『化学基礎』を当日講評

2025年1月18日、1月19日に行われる大学入学試験共通テストについて、
今年も当日分析と講評を行います!

2026年の共通テストを攻略するためのおすすめの参考書ルートや勉強法も紹介しているので、
ぜひ最後までご覧ください!

監修

現論会ジャーナル編集長 寺田貴博

開成中学校・高等学校を経て東京大学農学部を卒業。
現論会を運営する株式会社言楽舎の取締役。
「大学受験参考書を知り尽くしたコーチング指導のプロ」として、日々難関大受験生の自学自走と第一志望校合格をサポートしている。

寺田
寺田

今年も現論会でコーチを務める現役難関大学スタッフが実際の試験時間で解いて、徹底分析をしてくれました!

全体講評

昨年と同じく大問は2つで、マーク数も例年とほぼ変わらず19だった。難易度も大きな変化は無かった。例年通り、第1問は小問集合で幅広い分野から出題された。第2問は質量保存の法則に関する問題ではあったが、その分野意外からも出題があり、問題文が長いのも例年通りであった。

試験形式

試験時間 60分(理科基礎2科目)
配点 50点
大問数 2問
マーク数 19

問題構成

大問出題分野設問数マーク数
第1問小問集合10問10
第2問質量保存の法則9問

各大問の講評

第1問

第1問では、10問の小問が出題された。難易度は例年通りであった。

問1では、原子に含まれる中性子の数を答える問題。
問2では、炭酸水素ナトリウムと塩化ナトリウムを区別する問題。
問3では、イオン化エネルギーと電子親和力に関する問題。
問4では、化学結合の種類を見分ける問題。
問5では、ドライアイスの昇華に関する問題。
問6では、中和滴定のpHグラフに関する問題。
問7では、酸としてはたらいているH₂
問8では、酸化還元反応を見分ける問題。
問9は2問(a,b)で構成され、ジャガイモの燃焼に関する問題。特にbは、燃焼により生じた水から、燃焼前にジャガイモに含まれていた水の質量を差し引く計算が必要で、難しく感じた人もいるかもしれない。

問6はグラフの読み取り問題であるが、似た形のグラフから数値の差異を手がかりに、計算も交えて見極める必要がある。問8では酸化還元に関する幅広い知識が要求される。問9では、前述のように手の込んだ計算が必要。これらが差が付く問題となっただろう。

第2問

第2問は、空気に含まれる気体成分の発見の歴史をたどりながら、気体に関する性質に関する問題や質量などの計算問題が出題された。聞き馴染みのない人物の名前などが多く問題文に書かれていたが、それらに惑わされず、問題文が聞いていることを読み取ればそこまで難しくない問題であった。

問1aでは、化学反応式の係数を決定する問題。
問1bでは、酸素に関する知識の問題。
問2aでは、酸化によって減少した酸素の体積を求める問題。
問2bでは、酸化に関する問題。
問3aでは、化学反応式と発生した気体の体積から、元の物質の質量を求める問題。
問3bでは、混合気体の密度から、成分の体積百分率を求める問題。

問2aは、酸化によって形成された物質から反応式を導く必要があり、戸惑ったかもしれない。ただ、そこまで難しい計算問題は出題されず、問2bは常識的に答えを導ける問題なので、時間配分に留意しつつ、しっかり得点出来るようにする必要がある。

前年度との共通テストとの比較

昨年と比べて、形式や難易度に大きな変化は無かった。幅広い知識を動員して答えを導く問題や、やや複雑な計算問題、グラフの読み取りなどの思考力を問われる問題も出題され、第2問では長い問題文から聞かれていることを読み取る読解力も必要である。しかし、きちんと参考書や教科書の知識が身についていれば、十分に解ける問題ばかりである。簡単な計算問題や基本知識を問う問題を素早く回答し、時間のかかる柔軟な思考力を試す問題に多くの時間を割きたい。

新高3生・高2生へのアドバイス

化学基礎では、前述の通り、幅広く正確な知識が要求される。特に、「○○に○○を加える」といった操作から、この反応は「○○反応」だと見極める問題が多く、一見全て暗記した方が良いと思われるかもしれない。しかし、酸と塩基、酸化還元などの反応を原理から理解していくと、これらをより効率よく覚えることができる。

また、化学反応式と反応前の特定の物質の物質量(または、質量、体積など)から、他の物質の物質量(または、質量、体積など)を求める計算問題が多く出題された。思考力を問う問題に十分な時間を割くには、計算を素早く出来るようになる必要がある。問題集や過去問で、時間内に解ききれるように十分演習を積むと良いだろう。

共通テストを攻略するおすすめルート

鎌田の化学基礎をはじめからていねいに

新課程に対応している。共通テストの化学基礎を解くのに必要十分な知識を網羅し、わかりやすく解説されている。

リードLight化学基礎

問題演習に最適な問題集。リードLightノートは直接書き込める様式になっているが、復習がしづらいので、注意が必要。

短期攻略 大学入学共通テスト 化学基礎

単元毎の章立てで共通テスト形式の問題演習することが出来る。目標時間と配点も付いており、過去問演習に最適。

ライター

坂本大祐

大阪大学基礎工学部在籍。
現論会天王寺校、上本町校コーチ。
現論会では受験生のコーチング指導も行っている。

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