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Home現論会ジャーナル特集記事その他【速報!】2024年度共通テスト国語を当日講評

【速報!】2024年度共通テスト国語を当日講評

全体の感想

今年の試験は大問数は4つで変わらず、全体の設問数は一つ減少しましたが、マーク数は一つ増えました。

第1問では評論に関する問題が出題され、問6の生徒が自身のレポートを推敲する場面設定の問題が特徴的でした。

第2問は、近年発表された小説を元にした文章が題材で、演技に関する内容が取り上げられました。語句に関する問題が復活し、生徒と教師の対話に基づく空欄補充問題が問7で提示されました。

第3問の古文では、江戸時代の歌文集『草縁集』が取り上げられ、和歌に関する文章が出題されました。この江戸時代の文章の出題は共通テストでは初めて出題されました。

第4問の漢文では、杜牧の七言絶句とそれに関連する資料が組み合わせ問題として登場しました。

全体として、試験は知識を問う設問応用的・発展的な思考力を要求する設問がバランスよく配分されていました。難易度は昨年並みで、多様な思考力を試す構成が取られていたことが特徴的でした。

試験形式

試験時間 80分
配点 第1問50点、第2問50点、第3問50点、第4問50点 合計200点
大問数 4つ
マーク数 38個

問題構成

第1問 評論文

設問数:12個

渡辺裕『サウンドとメディアの文化資源学ー境界線上の音楽』が出題された。

音楽」や「芸術」という概念の自明性を問い直す内容であった。昨年までのような複数テクスト形式ではなく、一つの文章と生徒のレポートの形式であった。

第2問 小説文

設問数:10問

牧野真有子「桟橋」、太田省吾『自然と工作―現在的断章』が出題された。

第3問 古文

設問数:8問

『草縁集』「車中雪」が出題された。

昨年度の『俊頼髄脳』(歌論)に続いて、和歌に関わる作品の出題となった。

第4問 漢文

設問数:8個

漢詩「華清宮」とそれに関連する資料が4つ与えられ、詞と資料を関連付けて解答する問題が出題された。

各大問の講評

第1問

問1:漢字問題。4択で5問出題された。センター試験時代の形式に戻った。

問2:傍線部Aに関して筆者がそのように述べる理由を選ぶ問題。5択問題。やや易である。

問3:傍線部Bの状況についての内容説明問題。7~8段落の内容を踏まえれば必ず正答できる。標準的なレベルである。

問4:傍線部Aに関して筆者がそのように述べる理由を選ぶ問題。5択問題。9~10段落の内容を踏まえれば必ず正答できる。標準的なレベルである。

問5:文章の構成・展開に関する問題。4択問題。積極法で解くのは少し難しいと感じるかもしれないが、消去法で解けば必ず正答できる。

問6:共通テストに独特な形式の問題である。本文を読んだSさんの解釈と本文の解釈を読み解く問題である。(ⅱ)までは本文を踏まえなくても解けるが、(ⅲ)は本文の理解が必要となる。

第2問

問1:傍線部の語句の意味を答える問題。(イ)は容易だが、(ア)と(ウ)はやや難である。

問2:傍線部のどういうことかを説明する内容説明問題。9行目から19行目をしっかり読めば容易に解ける。

問3:傍線部Bの行動の理由を問う問題である。22行目から34行目をしっかり読めば解けるが、直接的な解答の根拠が無く、文脈的に考察する必要がある。

問4:33行目から47行目にかけての主人公の描写についての問題。イチナと友人の会話がキーポイント。

問5:傍線部での主人公の心情を問う問題。傍線部の直前が解答の根拠。

問6:本文の表現に関する問題。明らかに解答の内容が誤っているので容易に積極法で解ける。だが、他の選択肢が正しいことがわかるので、消去法でも解くことが出来る。

問7:共通テスト特有の別の資料が与えられ本文を考察する問題。標準的なレベルである。

第3問

問1:傍線部の語彙の解釈問題。辞書的な意味だけで容易に解ける。。

問2:古典文法の知識と解釈の問題。標準レベルである。

問3:二つの和歌の内容に関する問題。標準レベルである。

問4:「桂」に関する問題で、新たに資料が与えられ、それを本文と照らし合わせる問題である。(ⅰ)(ⅱ)は容易に解けるが、(ⅲ)は少し難しく感じるかもしれない。

第4問

問1:漢詩の基本的知識を問う問題。易しい問題なので必ず取りたい。

問2:波線部の語彙や表現の意味を答える問題。(イ)の「膾炙人口」はやや難である。

問3:傍線部の返り点のつけ方と書き下し文の組み合わせを選択する問題。標準レベルである。

問4:詩の該当部分について資料を踏まえて解釈をする問題。ちゃんと資料を読めば必ず正答できる。

問5:資料を二つ読み、それを踏まえて詩との関連を問う問題である。やや難である。

問6:すべての資料を踏まえて詩を鑑賞する問題である。標準レベルである。

前年度との共通テストとの比較

第1問 評論 やや易

第2問 小説 昨年並み

第3問 古文 やや易

第4問漢文 やや難

ライター、監修

横井裕人

早稲田大学政治経済学部経済学科在学。                                現論会新宿校教室長。                                    現論会ジャーナル文系科目担当主任。                             現論会では受験生のコーチング指導も担当している。

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