【共通テスト情報I】最短2週間で完成!挫折しない基礎固めの順番とおすすめ参考書
情報Iは新しい科目だからこそ、まずは「全体像」を短期間でつかむことが、その後の演習効率を劇的に変えます!
このサイトでは以下の内容を詳しく解説していきます。
- 概要把握の全体像と具体的な勉強方法
- 概要把握に適した参考書や問題集
- 偏差値70に到達するための効果的な学習戦略
また、概要把握を勉強する前に、情報Iの勉強法の全体像がわからないという人は下記の記事を参考にしてみてください!
情報Iの勉強法の詳しい情報についてはこちら
概要把握の攻略法
概要把握とは?
情報Iの勉強法は「概要把握」「問題演習」という段階に分類できます。
概要把握
教科書に書かれている内容を一通り理解し、各分野の基本知識を習得することを目指します。 問題演習に進むための土台を固める段階です。
問題演習
要把握で身につけた知識をもとに、実戦的な問題演習に取り組みます。 公式の使い方や計算手順、頻出パターンなどを定着させ、得点に直結する力を磨いていきます。
概要把握とは、情報Iの全範囲(情報社会、コミュニケーション、コンピュータとネットワーク、データ活用)において、「どのような用語があり、それらがどう繋がっているか」を理解する段階です。
数学のように解法を暗記するのではなく、「現代社会の仕組みをITの視点から理解する」という意識で取り組むことが、共通テストや二次試験での得点力に直結します。
概要把握を学ぶ3つのメリット
情報Iの概要把握は、時間とミスの両方を制する力を養います!
1.用語の「暗記」が「理解」に変わる
「パケット」や「公開鍵暗号」といった専門用語を単独で覚えるのではなく、情報の流れ全体の中で理解することで、忘れにくい知識になります。
2.プログラミングや計算問題の「目的」が見える
Pythonや共通テスト用手順記述標準言語(DNCL)などのプログラミング、進数変換などの計算も、全体像が見えていれば「なぜこれが必要か」という納得感を持って取り組めます。
3.計算ミスを減らし、合格点を確実にする
共通テスト特有の「読解問題」に強くなる 共通テストの情報Iはリード文が非常に長いです。概要把握が済んでいれば、文中のヒントを素早く見つけ出し、知識と結びつけるスピードが上がります。
概要把握特有のコラム:勉強する順番は「理論」から「実技」へ
情報Iは一見バラバラな知識に見えますが、正しい順番で学べば、暗記量を最小限に抑えて高得点を狙える「超コスパ科目」になります!
情報Iは基本的に4分野から構成されており、大きく分けて「知識系分野」と「論理・計算系」がありますが、効率的な順番は以下の通りです。
- 第1章:情報社会・情報デザイン(知識系)
- 第2章:情報とデータ(知識系)
- 第4章:情報通信ネットワーク(論理・計算)
- 第3章:コンピュータとプログラミング(論理・計算系)
なぜこの順番か?
まず第1・2章で「情報の扱い方」のルールを学び、次に第4章で「データの分析方法」という数学に近い論理を固めます。最後に、それらすべてを「実装」する手段として第3章のプログラミングやネットワークを学ぶことで、知識が一本の線に繋がります。

| 章立て | 学習順序 | 概要 |
| 第1章:情報社会・情報デザイン(知識) | まず初めに! | 著作権、個人情報、セキュリティなど、デジタル社会の「法と倫理」 |
| 第2章:情報とデータ(知識・論理) | まず初めに! | 2進数、画像・音声のデジタル化。情報を効率よく伝える「設計」 |
| 第3章:コンピュータとプログラミング(実技) | 第4章の学習後 | ハードウェア、ネットワーク、プログラミング。仕組みを動かす「技術」 |
第4章:情報通信ネットワーク(論理・計算) | 第1章、第2章の学習後 | 散布図、相関係数、データベース。データから傾向を読み解く「分析力」 |
概要把握の勉強法
情報Iの概要把握では、質より量を重視するのではなく、量的な処理の中で質を高めるプロセスを意識しましょう。
STEP 1.講義系参考書を「読み物」として通読する
まずは細かい数式やコードの書き方にこだわりすぎず、1冊の講義系参考書を最後まで読み通しましょう。 スマホやインターネットがどのような理屈で動いているのか、現代社会の裏側を覗き見るような感覚で進めるのがコツです。
最初からすべてを暗記しようとすると挫折します。 「この章では何が問題になっていて、どう解決しているのか」という文脈(ストーリー)を掴むことで、知識が点ではなく線で繋がるようになります。
STEP 2.図解やイラストを中心に「仕組み」を脳に焼き付ける
情報の伝達経路や暗号化の仕組みなど、図解されている部分は特に重要です。文字だけではなく、イメージ図を自分で再現できるよう意識しましょう。
特に以下のポイントを意識して、イメージを膨らませてみましょう! これらのポイントは共通テストで頻出になります。今は理解できなくても、STEP2を取り組み始めてから意識してみましょう!
図解の読み取りで意識したいこと例
・情報の送り手から受け手まで、データはどう変化しているか
・2進数や計算の工程で、どのタイミングで「桁上がり」や「符号転換」が起きているか
・ネットワークの階層構造で、それぞれの層が何の役割を担っているか
・アルゴリズムの図(フローチャート)で、条件分岐の判定基準は何か
図解を自分の手で白紙に再現できるレベルまで理解を深めることで、共通テスト特有の「初見の図表やグラフを読み解く力」の基礎が養われます。
STEP 3.用語同士の関連性を「なぜ?」で繋ぐ
単語を個別に暗記するのではなく、用語同士の因果関係を意識します。 解説を読んだあとに、何も見ずに「その技術がなぜ必要なのか」を自分の言葉で説明する練習を行いましょう。
例えば、
「なぜ2進数を使うのか?」
「なぜプロトコルを統一する必要があるのか?」
といった背景を言語化します。 この作業を通じることで、丸暗記ではない「応用可能な知識」へと昇華され、問題文が長い共通テストでも迷わずにヒントを見つけ出せるようになります。
- 講義系参考書を「読み物」として通読する
- 図解やイラストを中心に「仕組み」を脳に焼き付ける
- 用語同士の関連性を「なぜ?」で繋ぐ
おすすめ参考書と効果的な学習戦略!!
現論会でも使用している、【2025最新版】志望校レベル別おすすめ参考書と効果的な学習戦略を紹介します。
ここでは、情報Iの概要把握の学習に特化した、おすすめの参考書とその効果的な使い方を、具体的な学習ステップに沿って解説します。
以下のマップは、あなたの現在の学習段階と志望校レベルに応じて、どの参考書を使うべきかを示しています。
インプット系の参考書から1冊、アウトプット系の参考書から1冊ずつ選び学習を進めると効率よく定着できます!
インプット系のおすすめ参考書

高校の情報Iが1冊でしっかりわかる本
情報Iの全範囲における「用語」と「仕組み」のつながりを最速で掴む。
情報Iの全範囲における「用語」と「仕組み」のつながりを最速で掴み、模試や過去問の解説が理解できる状態になれます。図解が非常にシンプルで、初学者がつまずきやすい概念を直感的に理解することに特化しています。
藤原進之介の ゼロから始める情報I
暗記に頼らない本質の理解で思考力を身につける。
プログラミングやデータ活用など、共通テストで最も差がつく「思考力」が必要な分野を、暗記に頼らず本質から理解できるようになります。初見の応用問題でも自力で論理を組み立てる力が身につきます。
きめる!共通テスト 情報I
共通テストの傾向を掴みコスパよく正当率を上げる。
共通テスト特有の「紛らわしい用語の区別」や「ひっかけパターン」が明確になります。知識の精度が極限まで高まることで、本番で迷わずに正解を選び抜くスピードと自信が手に入ります。
アウトプット系のおすすめ参考書

次にこれら各参考書について詳しく解説します!
高校の情報Ⅰが1冊でしっかりわかる問題集
インプット直後の演習で、基本用語を「使える知識」に定着させる。
『高校の情報Iが1冊でしっかりわかる本』と完全に連動しており、学んだ直後にアウトプットすることで記憶の定着率を最大化できます。まずは「用語がどのような形で問われるのか」を知ることで、基礎の取りこぼしをゼロにする状態になれます。
ライバルに差をつける 情報I 鉄板の100題』
厳選された良問で、共通テストに必要な「実戦的な思考力」を養う。
共通テストの傾向を踏まえた100題を解き進めることで、膨大な情報から必要なデータを抜き出す「情報フィルタリング能力」が磨かれます。単なる知識の確認に留まらず、入試レベルの「初見の問題をどう解くか」というプロセスを習得できます。
『大学入学共通テスト プログラミング問題対策 練習帳』
苦手なプログラミングを、得点源となる最強の武器に変える。
多くの受験生が挫折する「プログラミング」に特化し、共通テスト特有のDNCLを基礎からステップアップで学べます。実際に手を動かしてアルゴリズムを組み立てる訓練を積むことで、本番の複雑なコード問題でもスラスラと処理を追えるようになります。
目的別!おすすめの「1+1」学習セット
あなたの状況に合わせて、以下のセットから選んでスタートしましょう!
あなたの状況に合わせて、以下のセットから選んでスタートしましょう。
| パターン | 推奨セット | おすすめの人 |
| A. 最速基礎完成 | 1冊でわかる本 + 1冊でわかる問題集 | 最短2週間で全体を1周し、安心したい人。 |
| B. 本質思考力 | ゼロから始める + 鉄板の100題 | 独学中心で、難関大にも通じる応用力をつけたい人。 |
| C. 共テ実戦特化 | きめる!共通テスト + プログラミング練習帳 | 基礎は既習で、苦手なプログラミングを克服したい人。 |
【Aパターン】最速基礎完成セット
「1冊でわかる本 + 1冊でわかる問題集」
このセットは、「情報の対策が後回しになってしまい、とにかく短期間で形にしたい」という方に最適です!
- 狙い:インプットとアウトプットの構成が完全にリンクしているため、ページを往復するストレスが最小限です。「読む→解く」のサイクルを高速で回し、基礎用語の取りこぼしを防ぎます。
- 攻略法: 1章分を読んだら、その日のうちに問題集の該当範囲を解いてください。正答率にこだわらず、「参考書に書いてあったことが、テストではこう聞かれるんだ」という出題パターンを脳に覚え込ませるのがコツです。
【Bパターン】本質思考力セット
「ゼロから始める + 鉄板の100題」
このセットは、「情報の対策が後回しになってしまい、とにかく短期間で形にしたい」という方に最適です!
「丸暗記は苦手。理屈がわからないと納得できない」という理系気質の方や、難関大志望者におすすめのセットです。
- 狙い:藤原先生の丁寧な講義本で「仕組みの裏側」を理解し、鉄板の100題で入試レベルの思考力に変換します。共通テストの第3問(プログラミング)や第4問(データ活用)など、計算や論理が複雑な分野で高得点を安定させるのが目的です。
- 攻略法:講義本を「なぜこうなるのか?」を意識しながらじっくり読み込みます。その後、「鉄板の100題」で初見の問題に挑戦し、解答のプロセスが講義本の解説と一致しているかを厳しくチェックしましょう。
【Cパターン】共テ実戦特化セット
「きめる!共通テスト + プログラミング練習帳」
「一通り学校で習ったけれど、プログラミングだけがどうしても不安」という、弱点が明確な方に向けた戦略的セットです!
- 狙い:共通テストに特化した「きめる!」で知識のひっかけポイントを整理し、配点の高いプログラミングを専用の練習帳で徹底的に叩き込みます。プログラミングを制する者が情報を制するを体現する組み合わせです。
- 攻略法:「きめる!」は辞書のように使い、知識の精度を高めます。メインは「プログラミング練習帳」での演習です。実際に手を動かしてコードの流れを追う訓練を積み、コードを見ただけで処理が頭に浮かぶ状態を目指します。
まとめ
情報Iの概要把握は、決して「暗記」の作業ではありません。
問題文の長いリード文を瞬時に理解し、プログラミングや計算問題で確実に得点をもぎ取るための「土台」を作る作業です。この段階を丁寧に行うことで、後のプログラミング演習や過去問演習が驚くほどスムーズになります。
まずは1冊、読み切ることから始めてみましょう!
あなたに合った一冊から始めよう
あなたの現在の学力レベルに合わせて、最適な参考書から学習を始めましょう。
- 時間がない中で最速で1周したい人には『高校の情報Iが1冊でしっかりわかる本』
- 学校の授業が不安でゼロから独学する人には『ゼロから始める情報I』
- きめる!共通テスト 情報Iには『概要把握と同時に共テ対策を本格化したい人』
この段階を乗り越えれば、あなたは志望校の入試で合格点を取れる力を手にしているでしょう。
概要把握のその先へ
概要把握を完璧にしたら、次は問題演習に移りましょう。
あわせて読みたい
もし、どの参考書から始めれば良いか迷っている、あるいは自分の学習法が正しいか不安を感じているなら、ぜひ一度、プロの専門家にご相談ください。
あなたに最適な学習計画を立て、志望校合格まで徹底的にサポートします。

現論会ジャーナル編集長 寺田貴博
開成中学校・高等学校を経て東京大学農学部を卒業。
現論会を運営する株式会社言楽舎の取締役。
「大学受験参考書を知り尽くしたコーチング指導のプロ」として、日々難関大受験生の自学自走と第一志望校合格をサポートしている。
