『土岐田のここからつなげる英文法ドリル』の日本一わかりやすい使い方!
英語・国語・数学でシリーズ化されている『ここから』シリーズ。
今回は『土岐田のここからつなげる英文法ドリル』の特徴や最新の活用方法について、著者の土岐田健太先生にインタビューしてきました!
英語が苦手な人でも絶対に挫折しないように作られているので、受験勉強のスタートにピッタリな一冊です!
3行で参考書のオススメポイント!
- 英文法の知識で読解やリスニングの基礎を固めることが出来る!
- 短い一文で解釈の練習ができるので、初学者でも取り組みやすい!
- 終了判定模試がついているので、実力を確認できる!
この記事を読むと…
- 『土岐田のここからつなげる英文法ドリル』の正しい使い方がわかる
- 他の参考書と比較して優れているポイントがわかる!
- 『土岐田のここからつなげる英文法ドリル』にいつ取り組めばいいかがわかる!
土岐田先生へのインタビューの様子はこちらから
本書のざっくりまとめ
参考書名 | 土岐田のここからつなげる英文法ドリル |
発売年 | 2023年7月 |
ページ数 | 164ページ |
勉強段階 | 英文法 |
対象ユーザー | 英文法に不安がある受験生、英文解釈がニガテな受験生 |
1 ズバリ!この参考書がオススメな人
英文法に不安がある受験生・英文解釈の参考書で挫折した受験生にオススメの参考書です。
『土岐田のここからつなげる英文法ドリル』は英文法を「読解・リスニング・英作文」につなげるための参考書です。
英文法を「読解・リスニング・英作文」につなげるためには、複数の単元が出題されたときにそれぞれを識別出来る力が必要です。
本書ではそれぞれの識別の方法がまとまっているので、効率よく学習することが出来ます!
単元ごとに英文法の基礎を学びたい方は『土岐田のここからはじめる英文法ドリル』を先に取り組みましょう!
中学レベルから英文法を丁寧解説してくれているので、オススメです!
2 到達可能レベルは?
『土岐田のここからつなげる英文法ドリル』は英文解釈の基礎の力が身につきます!
本書は英文解釈の基礎が身につくような設計になっています!
英文解釈で必要になる「固まりはどうやって括るのか」「どうやって見極めるのか」などのやり方を非常に丁寧に解説しています!
短い一文から英文解釈の参考書に取り組むことが出来る点も受験生にオススメなポイントです!
3 ズバリ!いつこの参考書に取り組むべき?
『土岐田のここからはじめる英文法ドリル』は、遅くとも高校3年生の6月末までに取り組みましょう!
本書は英文法の応用力と英文解釈の基礎力を身につけることを目的に作られたものです。
これらの力を身につけて英語長文に取り組むのが理想です!
6月中に終わらせて7月から英語長文に取り組めるようにしましょう!
4 この参考書は何日で終わらせたらいいの?
総学習期間
英語が苦手な生徒は、2周やることをオススメします!。
英語が苦手な生徒はじっくりやりたい気持ちがあると思いますが、できる限り早く進めることを意識しましょう。
全50講÷1日2講 = 25日 が一周の終了目安期間となります。
2周目以降は、解説を読み込んだり、練習問題を解いたりせずに、各単元を自分で説明できるかをチェックするというやり方もオススメです!
本書には終了判定模試がついているので、実力が身についてるかの確認をしましょう!
現論会がオススメする具体的なやり方は後ほど「6.現論会オリジナルの使い方」で解説します!
5 特徴
特徴その①:複数の単元が出題されたときでも対応出来る力が身につく!
『土岐田のここからつなげる英文法ドリル』は文法の応用力が身につく設計になっています!
英文法における応用力とは、複数の単元が出題されたときにそれぞれを識別出来る力です!
例えば、仮定法の四択問題が出題されたときに、多くの受験生は解答することが出来ます。
しかし「仮定法過去」「仮定法過去完了」のような複数の単元が出題されると正答率がガクッと下がってしまいます。
このような複数の単元が一緒に出題される総合問題に対応できるように設計されています。
ここまで実践的なところまで踏み込んだ参考書は中々ないので、オススメです!
特徴その②:短い一文で解釈の練習ができる!
英文法で紛らわしいポイントを実際に読解でどうやって使うのかを詳しく解説しています!
例えば、動名詞と分詞構文は同じ「ING」の形を取るので、どうやって解釈したらいいのかと悩む受験生が多いです。
そこで「固まりはどうやって括るのか」「どうやって見極めるのか」などどうやって取り組んでいけばいいかを詳しく解説しています。
このような英文解釈の内容を短い一文から取り組むことで、着実に段階を踏んで英文解釈の力を身につけることが出来ます!
短い一文で英文解釈ができる参考書は中々ないので、英語に苦手意識がある受験生にとてもオススメです!
特徴その③:終了判定模試がついていることで参考書の内容が身についているかが確認できる!
『土岐田のここからつなげる英文法ドリル』には修了判定模試がついています!
参考書で学んだことをテストでチェックできるので、身についているかどうかを客観的に判断することが出来ます!
英文法は英語の成績を伸ばすために非常に重要な要素なので、完璧にした状態で読解に取り組みましょう!
6 現論会オリジナルの使い方
基本の使い方
1日2講、30分〜45分を目安に演習をしましょう。
すべての講義は左側のページが解説、右側のページがドリルとなっています。
下記のようなやり方で参考書に取り組みましょう。
①講義パートを読む
②例題を解く
③演習に取り組む
④解答解説を確認する
⑤例文を音読する
例文を音読する際は「構造を意識して取り組むこと」を読むと効果的です!
英語が苦手な生徒は、2周することをオススメします!
より効果的に使うには…現論会オリジナルのやり方を紹介!
①単元即答復習法!(復習は問題を解かなくてもいい!?)
勉強の質問で多い質問が「復習のやり方」です。
そこでオススメしたいのが「単元即答復習法」です!これは自分の理解度を正確に把握できるやり方です。
参考書をやる上で、一番大切なのが「各単元の概要を理解すること」「正しい方法論を身につける」ことです。
これを確かめるのに問題演習をしてしまった場合、一度やったから答えを覚えてしまっていたということが起きてしまいます。
しかし、単元の概要を自分で説明できるかどうかをチェックすると、丸暗記ということが防げるのでとてもオススメです。
7 次に使いたい参考書
『土岐田のここからつなげる英文法ドリル』が終わったら英文解釈に取り組みましょう!
英文解釈では今まで勉強した英文法の知識を使って文章を訳すことをしていきます!
オススメは『読解のための英文法が面白いほどわかる本 必修編』です!
8 監修
土岐田健太
慶應義塾高等学校英語科教諭を経て、現在は東進ハイスクール・東進衛星予備校英語講師。東大特進コース、医系英語などハイレベル層を中心に担当。アメリカ人のNick Norton先生と中学英語の講座も担当しており、幅広い受講層を持つ。近年は関東圏を中心に高校の特別講座やプログラムも担当し、教育現場のコンサルティングにも力を入れている。