【満点を狙え!】センター数学1Aの分野別対策!時間配分と勉強法も!
センター数学1Aの特徴
まずはセンター数学の特徴について見ていきましょう!
平成29年度のセンター試験数学1Aの問題構成を見てみましょう。
〈第1問〉 数と式・集合と論理・二次関数
〈第2問〉図形と計量・データの分析
〈第3問〉場合の数と確率
〈第4問〉整数の性質
〈第5問〉図形の性質
1Aの範囲を満遍なくカバーする出題内容になっています。
大問1,2は必須、大問3〜5からは好きな分野を2つ選べるので、全部で4つの大問を解くことになります。
試験時間は一時間なので、各大問に使える時間は15分ほどです。
最後の見直しで5分は取りたいので、実際はもう少し余裕を持って解いていきたいところです。
やはりセンター数学は時間との戦いと言えますね。手際よく、ミスなく確実に解いていくことがポイントになります。
センター数学は時間配分が鍵。また、苦手分野を作らないようにしよう!
出題分野ごとの対策法
次に出題分野ごとの対策法を見ていきましょう!
数と式・集合と論理・二次関数
非常に基礎的な範囲なので、共通テスト以外の試験ではあまり見ないかもしれません。
だからこそ、共通テスト独特の形式に慣れていく必要があります。
集合の分野は、ベン図とド・モルガンの法則など基本法則を理解して、きちんと図を書きながら解くようにしましょう。
図を書いておくと、見直しの際ミスに気が付きやすくなります。
論理式は焦って解くと間違えやすいので、もしわからなければ後回しにして、一旦落ち着いてからもう一度解くようにしましょう。
演習をこなす前の段階では、必要条件・十分条件を確実に理解するだけでなく、類題の数をこなすことが大切です。
二次関数は計算量が多いので、計算ミスに気をつけましょう。
ここでも面倒臭がらずに、式や図をきちんと残しておくようにしましょう。
このように、センター数学1Aの第一問は内容的には教科書レベルのものばかりです。ここで確実に満点を取るようにしましょう。
図形と計量・データの分析
まずは、平均値・分散・標準偏差・相関係数などの数学用語をきちんと理解することが重要です。
この範囲でも基本的なレベルの出題が多いので、教科書を読み直すなどして確実に解けるようにしておきましょう。
データの分析に関しては、分散や相関係数などを導く公式は無理矢理にでも覚えてしまった方が効率的です。
慣れるまでは類題をこなすようにしましょう。
また、計算がやや複雑になり、小数点以下の答えになることが多いので、計算ミスにはくれぐれも気をつけましょう。
場合の数と確率
苦手な人が多いかもしれませんが、これも基本的な内容が出題されるので、まずは教科書から確実に理解しておきましょう。
出題パターンはそれほど多くないので、チャートや問題集をこなし、類題の解法をどれだけ知っているかがカギになります。
問題を解く際は、問題文をよく読み、どんな条件やルールなのか、しっかり理解した上で答えを出すようにしましょう。
場合の数と確率も、焦って解くと間違えやすいです。
その場で考えてもわからない時や、前提条件を間違えてやり直さないといけない時は、一旦飛ばして後で解くようにしましょう。
整数の性質
難関大志望者の場合はこちらを選択することが多いかもしれません。
整数の性質に関しても数学用語はきちんと押さえておきましょう。
基本を理解し、問題に沿って柔軟に解いていくことが求められます。
図形の性質
方べきの定理、三角形の内心・重心・外心など基本的な公式や性質をきちんと覚えておきましょう。
図形の性質は年度によって難易度に差がありますが、簡単な年度だと本番でこれらをそのまま使える場合があるので、覚えておいて損はありません。
出題分野ごとに対策法を頭に入れておくと直前期でも点数は向上する!
いつから過去問対策をやるべきか
最後に過去問をやり始める時期についても解説します!
センター試験は、時間配分も答え方もかなり特殊と言えます。
だからこそ、直前期に一つでも多く問題をとっておくことが大切です。
新課程になったのが2015年からなので、新課程対応の過去問は数年分しかありません。
基礎や二次対策をしっかりと進めてから、直前に時間を計って本番形式で演習をするようにしましょう。
もし2015年度以降の過去問を全て解いてしまった場合は、過去年度を遡るより、新課程対応の問題を解くようにしましょう。
各予備校が出している予想問題集を使うのがおすすめです。
過去問演習の際は、本番より時間を短く設定して、早く確実に解く練習をしておきましょう。
予想問題集→過去問へと進んでいこう!
センター数学1A対策におすすめの参考書
・緑チャート
センター試験に特化したタイプのチャート式です。出題パターンや傾向まで、センター試験高得点に欠かせないポイントを一冊で網羅できます。教科書で基礎をしっかりと固めた段階で、緑チャートで演習をこなすのがおすすめです。
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