東工大付属の工業高校に通っており、サッカー部を頑張っていました。一日3時間週6日はあったので、あまり勉強はできていなかったですね。引退も10月半ばでした。

それに加えて、工業高校の機械科だったので、普通科の授業だけでなく、専門実習も多かったんですよね。

受験勉強に重点をおいて取り組むことが難しい環境だったのは間違いないです。

まず、11月にある筑波の推薦入試を目標にしていました。公募推薦なので、面接と筆記でした。

そこで、河合塾マナビスに通っていたのですが、部活終わって、映像授業を見て１日が終わるので演習とかは何もできなかったですね。

正直舐めていた点があったかなと今では思いますが、合格できず、一般入試のための勉強もしていなかったので、浪人を覚悟することになりました。

まず映像授業は見ていたので、演習不足が問題だと思い、最初宅浪を考えていました。

ただ、友人の紹介で現論会を知り、独学の中でやるべきことを教えてくれるだけでなく、自分のペースで学習できるのが良いなと思い、現論会に入会しました。

自分の意見を取り入れてくれるという感じが良かったですね。

浪人生なので、一日10時間は絶対にやるようにしていました。

朝起きて、数学をやって、家を出て、全教科満遍なく参考書を進めて、家に帰ったら少し運動をして、その日の復習をする。そんな毎日でしたね。

まず、一番最初に計画もらった時は、正直めちゃめちゃ多いなと思いました（笑）

ただ、指定された以上、これやらないと受からないなという思いで、なんとかやっていきましたね。

ただ、復習がうまくできなくなったらよくないなという思いがあったので、勉強がうまく進まなかった週は、計画を軽く変更してもらっていました。

結果的には、きちんとやり遂げることができていたと思います。

変わったのは英語ですかね。

今まで演習だけだったせいで、英文解釈がうまくできていなかったんですよ。なので、基礎的な英文解釈の参考書から進めたんですが、急にできるようになってびっくりしました。

逆に、苦手だった古文はやってても全く伸びないなっていうのがあったんですよね。（笑）

なので、合格最低点を取れるところまでの計画を進めたのちは、数学や理科の問題演習量を増やしてもらって、総合的に合格点を取れるように勉強を進めていきました。

さっき英語は急に伸びたって話をしましたが、全体的にどこかで成績が上がるタイミングがくるという感覚でしたね。

普段からコツコツと演習・理解を積み重ねているので、その結果が一定溜まったタイミングを待つ感じでした。

逆にいうと、これで上がるタイミングがこないならしょうがないやくらいのメンタルでやっていました。

いくつかあるんですが、「自分が一番伸びる勉強法」を見つけられたのが大きいです。

授業では、勉強法やこういう参考書をやるべきだという提案がありつつ、自分がこうやっていきたいという要望も取り入れてくれるんですよ。

その結果、自分の悪い勉強法が改善されて、自分に合った勉強法が徐々にわかっていくのが良かったですね、それが、自信にもなったと思います。

あと、単純に、融通が効くのでストレスがないです。
自分の好きなように勉強を進めたかったので、勉強計画を自分好みにしながら進められて良かったですね。

先生との距離が近かったのもあるかもしれませんね。

すごく話しやすかったので、色々話し合って勉強をしていくことができますし、単純に雑談などをしてストレスを解消する時間にもなっていました。

まずは、努力量です。毎日ちゃんと10時間くらいは勉強しましょう。

次に、復習が大事ですね。

具体的にいうと、計画の中で、何日前と何週間前にやったあの部分の復習をしようと決めていたので、暗記科目などの定着率がすごく高くなりました。

こういう自分好みの復習の仕方を見つけることが大事だと思います。

そうですね、受験が終わった今考えると、落ちても受かっても運みたいなところがあるので、自分の人間の価値は左右されないです。

だから、成績が悪くても変に落ち込みすぎず、出し切ってくれると良いんじゃないかなと思います。