10年分は不要?過去問の適量と“年度の選び方”
更新日 : 2025年12月1日
受験直前期になると「過去問は10年分解いた方がいいの?」という声をよく耳にします。確かに過去問は入試対策の最重要教材ですが、量をこなせばいいというものではありません。大切なのは「どの年度を」「どのくらいのペースで」解くかです。
過去問の適量は?
- 第一志望: 5年分を最低ライン、できれば7年分程度
- 併願校: 2〜3年分で出題傾向の確認を優先
- 10年分を全部やるよりも、1問1問を丁寧に復習する方が効果的
年度の選び方

- 直近3年分: 出題傾向の最新トレンドを把握できる
- 少し古い年度: 基本問題や頻出テーマを確認するのに最適
- 大改革があった年度(出題形式変更の直後など)は特にチェック
勉強法のポイント
- ただ解くだけでなく「解法プロセスの型」を振り返る
- 間違えた問題は「類題を解いてから再挑戦」する
- 年度をバラバラに選んで“広い傾向”を見渡す練習を取り入れる
まとめ
過去問は「全部やる」より「適切な年度を深掘りする」方が合格に直結します。志望校の傾向を押さえつつ、残り時間で最大の効果を発揮できるよう計画的に取り組みましょう。
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