【保存版】音読の極意|英語脳に近づくための最強トレーニング法
更新日 : 2025年5月7日
はじめに
英語学習において、長文読解や文法問題と同じくらい重要なのが「音読」です。
特に、日本人学習者が英語脳に近づくためには、音読は欠かせない基礎トレーニングだと言えます。
この記事では、音読の目的や効果的なやり方、そして継続するコツまで、**「音読の極意」**をわかりやすくまとめていきます。
音読の目的:日本人が“英語脳”に近づく
日本人は「意味を日本語で理解しよう」とする傾向が強く、
英語ができる人の“英語脳”とは距離があります。
音読の目的は、その壁を壊し、英語を「イメージ」で理解する回路をつくることです。
(ちなみに英語脳に”なる”のは無理と言っていいでしょう。”近づく”のが精一杯です。)
日本人の長文読解あるある
• 単語の意味を1つ1つ日本語で置き換える(1枚ずつ単語カードをめくるように)
• 文構造を取るだけ(文自体の意図/主張を無視)
• アレェ?からの返り読み
これでは、スピードも理解も伸びません。
音読の本質は「意味を持ったかたまり」で処理する力を育てることにあります。
英語脳に必要な3つの視点
—-英文に対する視野を広げる/制御する意識—-
単語レベル → 熟語レベル→ 節・句レベル ↔︎ 文レベル ↔︎ 段落レベル
—-英文の咀嚼の仕方—-
日本語:難構造,和訳問題,精読,のとき
イメージ:ほとんどコレ,速読のとき
英語:???
…「英語を英語で理解する」なんて言いますが、誤解したままこれを目指さないように!
これができるのは日本語のない環境で生活している人です。
ポイントは『わざわざ単語の訳を思い出さずとも状況や主張をイメージできる』ようになることです。
ちなみに…「速読」とは
速読に関して勘違いしている人が非常に多いです。
速読=紙面を視線が走るスピードが速い というのは大きな誤解です。
英語ができる人もみなさんも、視線の動きは思っているほど差はないです。
速読における最重要のポイントは『いかに返り読みしないか』です。
実践ポイント|Practicalな音読のコツ
音読は1回や2回では効果が出ません。以下のポイントを押さえて、継続的に行いましょう:
• 同時にたくさん意識して1回で完璧を求めない → ポイント1つ/1回…10〜50回読むのが前提
• モノマネを意識する → 発音・リズム・スピードをそっくり真似る(やがてOverlapping / Shadowing)
おわりに|「続ける音読」こそ最強の武器
音読は地味に見えて、実は最も実戦的な学習法の1つです。
ただし、やり方を間違えると「なんとなく読んで終わり」になってしまいます。
正しい音読は、英語を英語のまま理解し、話せる力を育てるための最短ルート。
最初は違和感があっても、続けることで必ず大きな力になります。
ぜひ今日から、「音読の極意」を意識して、英語学習に取り入れてみてください!
おまけ.
西日暮里校教室長が生徒に配る勉強法の手書きノート(音読ver)です。
これを元に直接ポイントを解説していきます(なので完全な情報ではないです…)。

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