【模試後必読】“あと1問”を防ぐ!ケアレスミスを減らす実践対策
更新日 : 2025年6月9日
はじめに|あと数点が、本当に惜しかった…
模試の自己採点をしたとき、
「この1問合っていれば…!」
そう思った経験、ありませんか?
しかもそれが、解けるはずの問題だったときの悔しさはひとしお。
それは、いわゆる「ケアレスミス」による失点です。
受験本番でも、こうしたミスは合否を左右します。
今回は、模試後だからこそ読んでほしい、ケアレスミスの本質と対策を5つの観点から解説します。
1. ケアレスミス=才能の問題ではない!
まず最初に覚えておいてほしいこと。
ケアレスミスは「注意力がないから」ではありません。
ほとんどのミスは、次のような「条件反射的な思い込み」や「習慣のクセ」から生まれます。
✔ ありがちなミス例
- 問題文の一部を読み飛ばす
- 単位・符号・条件を見落とす
- 見直しのつもりで解答を変えて間違える
- マークミス・記述欄のズレ
だからこそ、ケアレスミスは「減らす」ことができる力なのです。
2. ミスの記録が“得点力”を作る
模試や演習後、「何をミスしたのか」を書き出していますか?
✅ ミスの記録でわかること
- 同じパターンの見落としを繰り返している
- ある教科だけ極端にミスが多い
- 見直しで直せていない/逆に失点している
🔎 おすすめ:「ミスノート」を作って、原因・対策をセットで書く
✅ 書く内容の例:
- ミスの内容:「条件の読み落とし(整数限定)」
- 本当はどうすべきだったか:「問題文の下線部にチェック入れる」
- 次回どうする?:「整数や定義が出てきたら必ず再確認」
3. 試験中の“自分ルール”を決める(+実用的検算テクも!)
本番の緊張感の中でミスを防ぐには、「自分なりの確認ルール」を決めておくことが何より効果的です。
📌 よく効く!ミスを防ぐ「自分ルール」例
- ✅ マーク式は10問ごとにズレ確認
- ✅ 見直しで答えを変えるときは“根拠”がある時だけ
- ✅ 問題文に「条件」や「単位」が出てきたら線を引く
- ✅ 符号ミスを防ぐため、計算過程に「+/−」を明示
🧠 【+実践的検算テク】その答え、本当に自然ですか?
見直しの際、「検算」や「感覚の確認」を入れるだけで、明らかな間違いをその場で発見できるケースは多いです。
✅ 数学・理科で有効な検算・感覚チェック:
- ✔ 筆算の順番を変えてもう一度計算してみる → 同じ式でも違う手順で再確認すると、思い込みミスに気づける
- ✔ x = 0 や x → ∞ などの“特異点”で答えの挙動を見てみる → 境界値や極端な値での動きがおかしいときは、計算に何かおかしいところがある証拠!
- ✔ 「この値、なんか変じゃない?」と感じたら立ち止まる → 例えば、長さがマイナスだったり、確率が1を超えていたら即NG → 物理なら次元の整合性も確認ポイント
- ✔ おおよその答えをイメージしておき、「感覚的にズレてる」と思ったら検算する → 例えば、「100人中60人が…」の問題で答えが0.5人など、現実的でない数字が出たら要注意!
4. 「あと1問」の重みを、今こそ意識する
模試はあくまで模試――ですが、
本番も“あと1問”で落ちる人が毎年必ず出ます。
🧠 なぜ今、ミスを本気で直すべきなのか?
- 今なら、「本番じゃなくて良かった」で済む
- 「あと1問の怖さ」を体感している今が一番変われる
- 本番の実力は「ミス込みの点数」で決まる
✅ 今回の模試で「解けたのに落とした問題」を1問でもいいので、“二度と落とさない方法”を明確にしましょう。
まとめ|“できたはずの1問”を、次は絶対に落とさない
✅ ケアレスミスは「防げるミス」
✅ 記録・ルール・習慣で着実に減らすことができる
✅ 模試後の悔しさこそ、最大の伸びしろ!
次の模試で、「今回は落ち着いて全部見直せた」「ちゃんと1問防げた」と言えるように。
その1点が、未来の自分を変えてくれます。
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