難関大受験専門塾 現論会

校舎を探す 無料受験相談

難関大受験専門塾 現論会

校舎を探す 無料受験相談

難関大受験専門塾 現論会

校舎を探す 無料受験相談

難関大受験専門塾 現論会 熊谷校

やらないことを決める勇気 ─ 受験勉強の断捨離術【エッセンシャル思考・第2回】

更新日 : 2025年11月28日

やらないことを決める勇気 ─ 受験勉強の断捨離術【エッセンシャル思考・第2回】

現代は、勉強も生活も「やることだらけ」です。参考書は山ほどあり、SNSや動画は無限に流れてくる。そんな環境では、誰でも「全部やらなきゃ」と走り出しがちです。

しかし、合格を手繰り寄せるのは、捨てる勇気=本当に大切なことに集中する力です。

本記事では、エッセンシャル思考の視点から、受験勉強を“引き算”で強くする方法を、受験生・保護者の双方に向けて具体的に解説します。


1. 情報過多の時代に必要なのは「選ばない自由」

多くの人が、すべてにイエスと言ってしまいます。けれども、余計な雑音を断ち切り、必要なことだけを選び取る決断こそが、戦略的な思考を生みます。ビジネスなら、あれこれ手を広げる会社より、核心に徹する会社が強い。エンジニアが不要なコードを削ぎ落としてソフトを軽くする「リファクタリング」の発想は、まさにエッセンシャル思考の象徴です。

検索エンジンの代表例であるGoogleのトップページは、長年ほとんど変わらないほどシンプルです。必要な要素に集中しているから、迷わず使える。勉強も同じ。「本当に使う機能だけを残す」設計が、最短で成果に届くルートになります。

週末の“完全オフ”が示すもの

さらに、週末をあえて完全オフにし、家族や自分のための時間を確保するという習慣も、エッセンシャル思考の実例です。忙しさに追われる日々だからこそ、余白を作る。学習でも同じで、やらない時間を意図的に設計するから、やる時間の集中力が最大化されます。


2. 受験勉強に落とすと――「すべてをやる」は最短ルートではない

受験生の失敗の典型は、参考書の“多頭飼い”です。難易度が似た教材を並行した結果、どれも中途半端で定着しない。模試の復習も、全問を完璧にやろうとして時間切れになる。

これは努力不足ではありません。選ばなかったことが原因です。

エッセンシャル思考が伝えるのは、より多くをこなす技術ではなく、正しいことをやり遂げる技術

ただ少なければ良いのではなく、時間とエネルギーの配分を最適化し、必要な部分で最大の成果を出すことが狙いです。


3. NOT TO DO(やらないこと)から決める

計画を作るとき、多くの人は「何をやるか」から書き始めます。しかし、最初に決めるべきは「何をやらないか」です。やらないことが明確になれば、やることが自動的に見えてきます。

【NOT TO DO(やらない)】
・同レベル参考書の並行学習
・解説を読まずに丸つけだけで終える
・勉強机でSNS/動画を開く
・寝不足のまま深夜勉強を続ける
・模試の全問復習(頻出・失点箇所に絞る)

【DO(やる)】
・一軍1冊を完走→×印だけ復習→弱点のみ3周目
・間違えた理由を「1行」で言語化
・英単語は朝/通学で固定(時間と場所をルーチン化)
・23:30以降はスマホを親に預ける/別室保管
  

「やらない」と決めると、判断が一瞬で終わる

NOT TO DOは、迷いを消すルールです。「苦手だから別の教材を…」と思った瞬間に、ルールが背中を押してくれる。行動の摩擦が減るから、学習が継続しやすいのです。


4. 80/20で「点になる学習」へ集中

パレートの法則(80/20)を勉強に適用しましょう。得点を押し上げる20%に集中し、残りは切る。これが断捨離の基準です。

  • 英語:語彙・文法の基礎→長文の接続語/指示語/主述一致。低頻度の難単語狩りは後回し
  • 数学:教科書〜基礎問題精講の完全制覇→典型解法の骨格理解。未定着のまま難問特攻は捨てる

この「点になる学習」は、努力の量より方向性を重視する設計です。正しい方向へ時間を投資することが、最短距離での伸びにつながります。


5. 参考書は“一軍1冊主義”→3サイクルで極める

同難度の参考書を2冊3冊と回すより、一軍1冊を3サイクル回す方が、記憶定着率も再現性も高いのが現実です。

  1. ① 通読完走:止まらず最後まで到達。全体像を掴む。
  2. ② ×印復習:間違い/曖昧だけを回収。弱点に照準。
  3. ③ 穴の周回:本当に詰めたい問題だけを周回して仕上げる。

一軍の判定基準は、①志望校のレベルと整合、②解説が自分の言語で「わかる」、③1〜2ヶ月で3周できる分量。この3条件を満たす教材を選びましょう。


6. 計画は“足し算”ではなく“上限設定”

計画を立てると、つい「もっと、もっと」と積み上げがちです。しかし、継続を壊すのは「やりすぎ」。日次の上限を決めましょう。

  • 英単語:1日300語まで(増やすより継続)
  • 数学:基礎5問+誤答2問の固定メニュー
  • 長文:精読1本 or 多読2本の二択方式

上限を超えたら撤退。翌日にコンディションを残すことが、結果的に学習投資の総量を最大化します。


7. 10分ワーク:今日つくる“引き算計画”

  1. 今やっている教材・時間を全部書き出す(3分)
  2. 志望校の過去問5年をざっと見て、ズレているものに△(3分)
  3. △の中から今月は捨てるものを2つ選ぶ(2分)
  4. 残した一軍1冊の3サイクル計画をカレンダーに記入(2分)

終えたら、机の上から“捨てた教材”を物理的に撤去。視界から消すのも、立派な環境設計です。


8. 受験生のつまずきに効く「具体的な断捨離」例

  • ノートを美しく書く → 説明できる要点だけ箇条書き。清書はしない。
  • 動画授業の視聴だけ → 視聴後10分で「自分の言葉で3行要約」+1問演習。
  • 夜更かしの作業勉強 → 23:30に強制終了。朝の高効率時間に振り替え。
  • 模試の全問復習 → 失点大・頻出・基本の取りこぼしの3カテゴリだけ。

やめる=サボりではありません。勝つための選択です。


9. 保護者にできる「期待の断捨離」

保護者の方にとっても、「全部やってほしい」は自然な気持ちです。ただ、プレッシャーの加算は、集中を壊すことがあります。ここで必要なのは、期待の“引き算”。

  • 「全部できた?」→ 「今日の“いちばん大事”はできた?」
  • 「もっとやりなさい」→ 「やらないと決めたものは何?」
  • 結果の問い詰め → 習慣の承認(今日も机に座ったね)

家庭が「本質に集中する空気」になると、子どもは迷わなくなります。やらないことを応援する勇気が、最短ルートを切り開きます。


10. 現論会熊谷校のサポート:断捨離を“仕組み化”する

  • 一軍参考書の選定:志望校×現学力で学習段階毎に1冊で仕上げ、完走設計
  • 週次レビュー:達成率を見える化/やりすぎの是正/弱点追撃メニューの更新

私たちは、教材を増やすのではなく、合格に直結する学習だけを残す伴走をします。選ばない自由が、あなたの得点を押し上げます。


11. まとめ:捨てる勇気が、合格への最短ルート

情報過多の時代に守るべきは「本質」です。不要を断ち切り、核心に集中するから、勉強も生活もシンプルに、戦略的に進化します。
「全部やる」より、「必要なことをやり遂げる」。その一歩が、合格へ続きます。

無料受験相談のご案内

何を捨て、何に集中するかは、一人だと迷いがちです。

現論会熊谷校では、エッセンシャル思考の考えも取り入れつつ年間計画→週間計画→日々の計画を一緒に設計します。

▶ 無料受験相談に申し込む

参考文献:グレッグ・マキューン『エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする』(かんき出版)
※本記事は同書の考え方を参考に、受験勉強に応用して解説しています。

一覧に戻る

SCHOOL BUILDING

全国に校舎を展開中

RECRUITMENT &
BUSINESS PARTNERS

現論会では、一緒に働く仲間を募集中です

無料受験相談 資料請求