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大学受験を成功に導く!勉強習慣を作る4つのシンプルな法則

更新日 : 2025年10月10日

なぜ習慣が大切なのか

「勉強を頑張ろう!」と決めても、3日坊主で終わってしまう

――これは多くの受験生が経験する悩みです。
問題は、努力が足りないことではありません。大切なのは「仕組み」としての習慣をどうデザインするかです。
習慣は、日々の小さな積み重ねを自動的に行えるようにする仕組みです。大学受験という長期戦を乗り越えるためには、努力よりも「仕組みの強さ」が合否を分けます。
今回は、習慣形成をシンプルに4つのステップに分けて解説し、実際にどのように受験勉強や生活に応用できるのかを考えていきます。

習慣形成はシンプルな4つのステップ

習慣は以下の4つの流れでできています。

  • きっかけ(Cue)
  • 欲求(Craving)
  • 反応(Response)
  • 報酬(Reward)

このサイクルが何度も繰り返されることで、行動が自動化され、やがて「習慣」となっていきます。
それぞれを具体的に見ていきましょう。

1. きっかけ(Cue)

きっかけとは、行動を始める合図です。
例えば受験生の場合:

  • 机の上に参考書を開いたまま置く
  • 通学電車の中では必ず単語帳を開く
  • 夜10時になったらアラームが鳴り、模試の復習を始める

こうした小さな合図が「勉強を始めるスイッチ」になります。
保護者にできることは、家庭内で「勉強を始めやすいきっかけ」を整えてあげること。例えば、スマホを勉強机から離れた場所に置く、夕食後に必ず学習の時間をとるなどです。

2. 欲求(Craving)

欲求は、習慣を駆動させるエネルギーです。人は行為そのものではなく「その行為がもたらす変化」を欲しています。
例えば:

  • 歯を磨きたいのではなく「口の中をさっぱりさせたい」から磨く
  • テレビをつけたいのではなく「リラックスして楽しみたい」からつける
  • 勉強したいのではなく「模試で自信を持ちたい」から机に向かう

受験生にとって重要なのは「なぜ勉強するのか」を意識することです。
保護者にとっては「子どもが欲しているのは点数そのものではなく安心感や自信」であることを理解し、サポートする視点が大切です。

3. 反応(Response)

反応とは、実際に起こす行動のことです。例えば:

  • 英単語を10個暗記する
  • 数学の基礎問題を1問解く
  • 模試の間違いをノートにまとめる

重要なのは「行動のハードルを下げる」こと。
1時間勉強するのは難しくても、5分ならできる。30問解くのは無理でも、1問なら解ける。
小さな反応を積み重ねることが、やがて大きな勉強時間につながります。

4. 報酬(Reward)

報酬は習慣の最終目的です。報酬には2つの役割があります。

  • 「やってよかった」という満足感を与える
  • 脳に「この行動は価値がある」と記憶させる

受験勉強ではテストの点数がわかりやすい報酬ですが、それだけでは長続きしません。小テストの合格、自分だけのチェックシート、保護者からの「今日も頑張ったね」という言葉も報酬です。
保護者が「習慣そのものを褒める」ことは、報酬を強化する非常に効果的な方法です。

習慣ループは「問題」と「解決」のサイクル

あらゆる習慣は「問題」と「解決」のセットで成り立っています。
眠気という問題があるからコーヒーを飲む。
不安という問題があるから参考書を開く。
つまり、習慣とは「問題を解決するための自動化された反応」です。
だからこそ、自分が抱えている「問題」を正しく認識し、それに対応する「解決行動」を習慣化することが受験勉強では重要になります。

良い習慣をつくる4つの法則

習慣を前向きにデザインするための4つの法則があります。

  1. きっかけは「はっきりさせる」
  2. 欲求は「魅力的にする」
  3. 反応は「優しくする」
  4. 報酬は「満足できるものにする」

例えば:

  • 机の上に参考書だけを置き、スマホは別室に置く(きっかけを明確に)
  • 勉強後に好きな音楽を聴く時間をつくる(欲求を魅力的に)
  • 1日5分だけでも勉強するルールを設定する(反応を優しく)
  • チェックリストに✔を入れる、親に報告する(報酬を満足できるものに)

逆に、悪い習慣を断つ場合はこれらを反対に使います。
きっかけを隠す、欲求を弱める、反応を難しくする、報酬を減らす。
これで「やめたい習慣」を自然に減らすことが可能です。

学習や生活習慣への応用

受験生にとって習慣化の鍵は「小さな勝利の積み重ね」です。

  • 英単語帳を毎日10分読む(きっかけと反応)
  • 問題集を1問解いたら✔をつける(報酬)
  • 模試の復習を毎日10分だけ行う(反応)

これらを繰り返すことで、勉強が「特別な努力」ではなく「日常の一部」になります。
一度習慣になれば、勉強をするのに強い意志は必要ありません。

保護者にできるサポート

保護者の方にお願いしたいのは「結果ではなくプロセスを褒めること」です。
「何点取った?」ではなく、「毎日机に向かって偉いね」と声をかける。
こうした一言が子どもにとって強力な報酬となります。
さらに、家庭環境を整えることも大切です。静かな学習スペース、スマホの管理、生活リズムの安定。これらは子どもにとって「きっかけ」や「反応しやすい環境」となります。

現論会熊谷校のアプローチ

現論会熊谷校では、この「習慣の仕組み」をベースにした学習コーチングを行っています。
週ごとの振り返りで「どの習慣がうまく回っているか」を確認し、必要に応じて仕組みを修正します。
また、生徒だけでなく保護者にも習慣形成の仕組みを共有し、家庭と塾の両面から習慣を支える体制を整えています。
習慣化のプロセスを科学的にサポートすることで、受験勉強を効率よく、そして継続的に進められるよう支援しています。

まとめ:小さな習慣が大きな未来をつくる

習慣形成の4ステップ――きっかけ、欲求、反応、報酬。
このループを上手に活用すれば、受験勉強は継続しやすくなり、努力ではなく「仕組み」で成果を出すことができます。
良い習慣を積み重ねることで、受験勉強は大きなストレスではなく、未来につながる日常習慣になります。
今日から小さな一歩を踏み出すことで、未来は大きく変わります。

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現論会熊谷校では、受験生と保護者の方を対象にした無料受験相談を実施しています。
「どんな習慣をつければいいのか」「どう勉強を進めればいいのか」一人ひとりに合わせたアドバイスをお伝えします。
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参考文献

本記事の内容は、ジェームズ・クリア著『複利で伸びる1つの習慣』(パンローリング株式会社, 2019年)を参考にしています。

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