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インクルーシブ教育を考える 連載第2回|学習指導要領と学びの連続性、制度上の課題|現論会 厚木校

更新日 : 2026年1月15日

前回は、インクルーシブ教育の定義や国際的な背景について触れました。第2回となる今回は、日本の教育の指針である学習指導要領がこの理念をどう捉えているのか、そして現在どのような制度上の壁に直面しているのかを詳しく解説します。

教育の形が画一的なものから、一人ひとりのニーズに合わせた柔軟なものへと移行する中で、学校現場では大きな転換期を迎えています。

学習指導要領が描く「学びの連続性」の理想と現実

現在の日本の教育制度において、インクルーシブ教育を実現するためのキーワードは「学びの連続性」です。これは、通常の学級、通級による指導、特別支援学級、そして特別支援学校という異なる学びの場を、断絶されたものではなく、一つの繋がったグラデーションとして捉える考え方です。

多様な学びの場を繋ぐグラデーション

現行の学習指導要領では、障害の有無に関わらず、全ての子どもが最適な環境で学べるよう、学びの場の柔軟な活用が求められています。東京学芸大学の奥住秀之教授は、管理職を含めた教職員全体が、それぞれの場の特色を理解し、子ども一人ひとりの状況に応じてシームレスな支援を提供することの重要性を説いています。場を分けることが目的ではなく、どこの場にいても適切な教育が保障されることが、本来のインクルーシブ教育の姿です。

次期学習指導要領への期待と風呂敷の理論

次期学習指導要領の検討においても、インクルーシブ教育は議論の中心にあります。大阪市立大空小学校の初代校長である木村泰子氏は、特別支援教育を特定のニーズに合わせるスーツケースに例える一方で、インクルーシブ教育をあらゆる多様性を包み込む風呂敷と表現しています。特定の枠に子どもを当てはめるのではなく、教育という風呂敷を広げて全ての子どもを包摂する。この視点が次世代の教育課程の柱となることが期待されています。

制度の運用を巡る葛藤と国内外からの視点

理念の浸透が進む一方で、具体的な制度の運用面では、国の方針と現場、あるいは国際基準との間で激しい論争が起きています。

文科省通知と現場の自由度を巡る議論

2022年、文部科学省は特別支援学級に在籍する児童生徒に対し、週の授業の半分以上を特別支援学級で受けるよう求める通知を出しました。これに対し、弁護士会などは「インクルーシブ教育を受ける権利を侵害している」として撤回を勧告しています。交流及び共同学習を推進する現場の工夫が、一律の時間制限によって阻害されるのではないかという懸念が広がっており、柔軟な運用の在り方が問われています。

国連勧告が突きつける日本独自解釈への課題

国際的な視点では、さらに厳しい指摘がなされています。国連の障害者権利委員会は2022年、日本に対して分離された特別教育の永続を中止するよう勧告しました。これに対し日本政府は、現在の施策は条約に沿ったものであるとの見解を示していますが、専門家からは「日本独自の解釈は世界標準から乖離している」との批判も上がっています。共生社会を目指すと言いながら、実際には「別の場」を前提とした支援の構造が根深く残っている点が、今後の大きな課題です。

一人ひとりの正解を模索する教育の形

インクルーシブ教育の実現は、単に制度を整えるだけでなく、社会全体の価値観をアップデートするプロセスでもあります。

制度を超えた支援の在り方

法律やガイドラインは重要ですが、それ以上に大切なのは、目の前の子どもが何を必要としているかという対話です。制度の不備を嘆くのではなく、今ある環境の中でどのような「合理的配慮」が可能なのかを、学校、保護者、地域が共に考えていく姿勢が求められています。多様な子どもたちが共存する経験は、マジョリティ中心の社会構造を見直す貴重な機会となります。

現論会厚木校が考える個別化の価値

教育の個別最適化は、インクルーシブ教育の精神と深く通じています。一人ひとりの特性を認め、最適な負荷と環境で学びを支えるという考え方は、私たちの指導の根幹でもあります。

大学受験という大きな壁に挑む際も、画一的なカリキュラムを押し付けるのではなく、生徒それぞれの「今」に寄り添った戦略が必要です。本厚木駅近くの落ち着いた環境で、私たちは一人ひとりの可能性を最大限に引き出す伴走者でありたいと考えています。

地域に根ざした教育相談の場として

厚木近隣で予備校や塾をお探しの方の中には、現在の教育システム・受験競争に不安を感じている方もいらっしゃるかもしれません。現論会厚木校では、学習計画の立案だけでなく、一人ひとりの個性に合わせた学びのスタイルを共に模索します。おすすめの参考書一冊の選び方から、将来のキャリアを見据えた進路相談まで、対話を重視したサポートを提供しています

学習に関するご相談を無料で承ります。フォームまたはお電話にて、お気軽にお問い合わせください。

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📞 046-212-2323(お電話でも承っております)

本校は、厚木市飯山の日比野設計様が運営する KIDS SMILE LABO、レストラン 2343 FOOD LABO が入るビルの4階に位置します。7:00〜22:00まで開放の自習室を完備。

📍 厚木市旭町1-7-3 4F(本厚木駅 徒歩3分)

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