📘『岡本のここからはじめる古典文法ドリル』|現論会 厚木校
更新日 : 2025年10月23日

大学受験生の皆さん、学習は順調に進んでおられるでしょうか。
多くの受験生が「何を、どう勉強すればいいか分からない」と悩みがちな科目…。その一つが古文ではないでしょうか。
「古文がどうしても苦手だ」
「助動詞の活用が覚えられない」
「今さら中学レベルからやり直すのは…」
そのような「古文アレルギー」を抱える受験生に、現論会 厚木校が「最初の一冊」として強く推奨したい参考書があります。
それが、スタディサプリで絶大な人気を誇る岡本梨奈先生による、
『岡本のここからはじめる古典文法ドリル』です。
今回は、なぜこのドリルが古文を苦手とする受験生の助けとなるのか、その理由を徹底的に解説します。
本書が推奨される受験生
この参考書は古文が得意な人向けではありません。本書は、古文の勉強を「ここから」はじめるために最適な、入門のための参考書です。
- とにかく古文が苦手で、学習意欲が湧かない受験生
- 中学レベルの文法もあやふやで、ゼロからやり直したい方
- 他の文法書を試したが、難易度が高く挫折してしまった方
- 「何から手をつければいいか分からない」古文初学者
一つでも当てはまる方には、このドリルこそが学習の突破口を開く一冊となるでしょう。
『ここからドリル』の優れた点
なぜ、現論会がこのドリルを推薦するのか。それには明確な理由があります。
ポイント①:真に「中学レベル」から復習できる構成
多くの古典文法書は、助動詞を中心に扱います。しかし、古文が本当に苦手な場合、その手前の「歴史的仮名遣い」や「品詞分解」でつまずいているケースが多く見られます。
このドリルは、そのような「今さら聞けない」基礎事項から丁寧に解説。「1ページ解説+1ページ演習」の見開き完結型で、ご自身のペースで無理なく進めることが可能です。
ポイント②:あえて敬語を割愛した学習設計
「敬語がなければ入試に対応できないのではないか」と懸念されるかもしれません。しかし、これこそが著者である岡本先生の配慮です。
古文初学者が挫折する最大の原因の一つが、助動詞もままならないうちに、難関単元である「敬語」に進んでしまうことです。このドリルは、あえて最難関の「敬語」をカットし、まずは助動詞・助詞の基礎を完璧に固めることに特化しています。
(※敬語は続編の『ここからつなげる古典文法ドリル』でしっかりと学べます)
ポイント③:「修了判定模試」による定着度の確認
学習を「やったつもり」で終わらせません。それが本書の優れた点です。
最後に「修了判定模試」が付属しており、この1冊で学んだ知識が本当に定着しているか、客観的にチェックできます。ここで間違えた箇所こそが、ご自身の弱点です。徹底的に復習することが求められます。
現論会推奨!『ここからドリル』効果的な学習法
この優れた参考書を、どう活用すれば最も効率的に成績を上げられるか。現論会がその効果的な活用法をご紹介します。
① 1日1~2テーマを「毎日」継続する
古文が苦手な方ほど、一気に終わらせようと焦りがちですが、それは推奨されません。
1日1テーマ、多くても2テーマ(30分~45分程度)で十分です。大切なのは、毎日古文に触れて「慣れる」こと。このドリルは薄く設計されているため、毎日続ければ必ず修了できます。
②必ず「2周」実施する
1周目は、解説を読み、問題を解いて内容を理解することが目的です。
2周目は、「なぜその答えになるのか」を自身の言葉で説明できるようにすることを目的とします。
この「説明できる」状態になって、初めて「理解した」と言えます。古文が苦手な方こそ、2周の反復学習は必須です。
③修了後は『つなげるドリル』へ接続する
このドリルで文法の土台ができたら、次に続編の『ここからつなげる古典文法ドリル』に進みましょう。ここで「敬語」や「識別」を学び、入試レベルの文法学習へと進みます。
『ここから』→『つなげる』の順番を守ることが、挫折を防ぐ最短ルートと言えるでしょう。
💡 まとめ|古文は「基礎」が9割
大学入試の古文は、「単語」と「文法」という基礎さえ固めてしまえば、あとは読解演習を積むことで、点数が安定する「得点源」とすることが可能です。
多くの受験生は、その基礎が不十分なまま難易度の高い長文問題に取り組もうとして、古文の学習で伸び悩んでしまうのです。
『岡本のここからはじめる古典文法ドリル』は、その不十分な基礎をゼロから構築し直すための、まさに「0冊目」の参考書と言えます。
「古文はもう無理かもしれない」と諦める前に、ぜひこのドリルを手に取ってみてください。
岡本先生の分かりやすい解説が、受験生の古文アレルギーを解消し、「古文も少し面白いかもしれない」と感じさせてくれるはずです。
🎥 【現論会×岡本梨奈先生】古典文法はまずは”ここから”!『ここから』シリーズについて著者が解説!
志望校合格への最短ルートを確立しませんか?
「この参考書は、いつまでに終わらせればよいのか?」
「自身の志望校では、次に何をやるべきか?」
現論会では、生徒一人ひとりの現状と志望校から逆算した、受験生一人ひとり専用の「年間学習計画」を作成します。
何となく勉強するのではなく、毎日「何を」「どこまで」やれば合格できるかが明確になります。それが現論会のコーチングです。
現論会厚木校では、学習に関するご相談を無料で承っています。フォームまたはお電話にて、お気軽にお問い合わせください。
本校は、保育園 KIDS SMILE LABO(2F)、レストラン 2343 FOOD LABO(3F)が入るビル4階にございます。上質な環境で、学習に集中したい方におすすめです。
📍 厚木市旭町1-7-3 4F(Google Maps)