ワールドシリーズでもMVP級の活躍!大谷翔平選手に学ぶ「マンダラチャート」とは?|現論会 厚木校
更新日 : 2025年10月27日
「マンダラチャート」は、まさに現論会メソッド!
今、スポーツ界はワールドシリーズで最高潮の盛り上がりを見せていますね。その中心で、投打にわたりチームを牽引し、今シーズンもMVP級の圧倒的な活躍を見せたのが、あの大谷翔平選手です。
彼の圧倒的なパフォーマンスを見るたびに、「どうすればあのような高みに到達できるのか?」と多くの人が感じることでしょう。
実は、大谷選手の強さの秘密は、彼が高校1年生の時に作成した「あるシート」に隠されています。 それが、「マンダラチャート(目標達成シート)」です。
そしてこの「マンダラチャート」に凝縮された思考法こそ、大学受験という長期戦を戦い抜き、志望校合格という夢を掴むために、皆さんに最も必要な「最強の武器」となるのです。
この記事では、大谷選手も実践した「マンダラチャート」を使った目標設定術と、それを大学受験に活かす具体的な方法を徹底的に解説します。
大谷翔平選手を形作った「マンダラチャート」とは?
マンダラチャート(マンダラートとも呼ばれます)は、9×9の合計81マスで構成されるフレームワークです。
まず、中央のマスに「最も達成したい大きな目標」を書きます。 大谷選手が高校1年生の時に書いたのは「ドラフト1位 8球団」という、とてつもなく高い目標でした。
次に、その中央の目標を取り囲む8マスに、それを達成するために必要な「8つの要素」を書き出します。 大谷選手は「体づくり」「コントロール」「キレ」「メンタル」「スピード160km/h」「人間性」「運」「変化球」を挙げました。
ここからが重要です。 その8つの要素を、さらに外側の8つの枠(9マスのうちの中央)にそれぞれ転記し、各要素を達成するための「具体的な行動目標」を、さらに8マスずつ書き込んでいくのです。
例えば、「運」という要素を達成するために、大谷選手は「あいさつ」「ゴミ拾い」「部屋そうじ」「審判さんへの態度」といった、今すぐにでも実践できる具体的な行動を書き出していました。
なぜ、マンダラチャートは大学受験に最強なのか?
この思考法は、大学受験を目指す皆さんにとって、まさに理想的な目標設定術と言えます。
- 目標の「解像度」が劇的に上がる:「早稲田大学に合格したい」「共通テストで8割取りたい」といった漠然とした目標だけでは、今日何をすべきか分かりません。マンダラチャートを使えば、「早稲田合格」のために必要な要素(例:英語長文、数学の応用力、メンタル、生活習慣…)が明確になり、さらにその要素を達成するための行動(例:単語帳を5周する、青チャートの例題を完璧にする、毎日6時間は寝る)まで落とし込めます。
- 志望校合格から「逆算」して「今やるべきこと」を洗い出す作業:「やるべきこと」が明確になり、迷いが消える 81マスを埋めるプロセス。「今日は何しようかな…」と悩む時間がゼロになり、毎日「このマスを埋める」という具体的な行動に集中できます。
- 行動が「習慣化」し、モチベーションが続く:大谷選手が「ゴミ拾い」を目標に掲げたように、大学受験も「毎日計算練習をする」「通学中に単語を50個見る」といった小さな行動の積み重ねです。 本厚木駅へ向かう10分間、20分間ですら、貴重な行動目標の時間に変えられます。 小さなマスを一つひとつクリアしていく達成感が、長期戦である受験勉強のモチベーションを支えてくれるのです。
【実践編】受験生のためのマンダラチャート作成術
さあ、あなたも自分のマンダラチャートを作ってみましょう。
Step 1:中心に「最終目標」を書く:中央のマスに、あなたの「第一志望校合格」を書きましょう。(例:〇〇大学〇〇学部 合格)
Step 2:周囲に「8大要素」を書く:合格に必要な要素を8つ書き出します。これが戦略の「柱」です。 (例:英語、数学、国語、基礎力、応用力、メンタル、生活習慣、情報収集)
Step 3:各要素の「具体的行動」を8つ書く:ここが最も重要です。「Step 2」で書いた8つの柱を、それぞれ達成するための「具体的な行動」を8つずつ、合計64個書き出します。
(例)「英語」という要素を達成するための8つの行動
- ターゲット1900を10月末までに完璧にする
- 英文法ポラリス2を3周する
- 毎朝、長文を1題解く
- 共通テスト過去問(英語R)を5年分解く
- 速読英熟語のシャドーイングを毎日15分
- 模試の復習を徹底する
- 英作文の型をマスターする
- 週1回、英会話でスピーキング練習(※推薦・外部試験対策)
(例)「メンタル」という要素を達成するための8つの行動
- A判定が出なくても落ち込まない
- 模試の結果は「弱点発見の宝」と捉える
- 他人と比較しない
- 1日1回、自分を褒める
- 感謝の言葉を口にする(大谷選手の「運」と同じですね)
- 不安になったら5分間瞑想する
- 合格した自分の姿をイメージする
- 計画通りいかなくても焦らず、すぐに計画を修正する
Step 4:毎日見返し、実行する:作って終わりでは意味がありません。机の前やスマホの待ち受けにして、毎日確認し、実行しましょう。
「計画」の先にある「実行」までサポートするのが現論会のコーチング
マンダラチャートは、大谷選手が「ドラフト1位」という夢を掴むための、緻密な「設計図」でした。
そして、現論会が最も得意とすることこそ、この「志望校合格からの逆算による設計図(=年間計画)」の作成と、その「実行サポート」です。
多くの受験生が「自分に合った計画かわからない」「計画は立てたけど、実行できない」「これで本当に合格するのか自信が持てない」という壁にぶつかります。厚木高校や海老名高校といった進学校に通う生徒さんからも、同様の相談を受けます。
現論会では、生徒一人ひとりの志望校と現在の学力に基づき、オーダーメイドの年間計画を作成します。さらに、専属のコーチが毎週の面談で「計画通りに進んでいるか」「勉強法は間違っていないか」を徹底的にチェックし、年間計画の「実行」を最後まで伴走します。
最後に
ワールドシリーズという大舞台で、MVP級の活躍を続ける大谷翔平選手。その原点は、高校時代に作成した「マンダラチャート」という緻密な「逆算思考」と、それを愚直に実行し続けた「継続力」にあります。
この記事を読んだあなたも、まずは「第一志望校合格」という大きな夢を真ん中に書くことから始めてみませんか?
そして、その夢を「現実」に変えるための具体的な計画と実行サポートが必要だと感じたら、ぜひ一度、本校の『無料受験相談』にお越しください。
あなたの夢を現実にするための『最強の設計図』を、私たちが一緒に作成します。
学習に関するご相談を無料で承ります。フォームまたはお電話にて、お気軽にお問い合わせください。
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