【青葉台校】英作文の添削は、自分でやるものだ
更新日 : 2025年11月1日
現論会大全 第六条:添削
大学受験において、添削とは自分で実施するものである。
1. 添削を他人任せにしてはいけない
「英作文を添削してほしいんですけど」と持ってくる答案のほとんどが、正直ひどい。
三単現のsが抜けている。
冠詞のaもtheもない。
スペルミスだらけ。
主語と動詞の対応も崩壊している。
つまり、添削をしてもらう以前のレベルにすら達していない。
その状態で「先生、どこが悪いですか?」と聞かれても、直す以前に読む気が失せる。
2. 添削は「他人に見てもらう前」に自分でやるもの
英作文の本質は、表現力ではなく構文の正確さだ。
そして構文は、他人に直してもらうよりも、自分で読んで自分で気づくことでしか鍛えられない。
まずは自分の答案を声に出して読め。
その英文が不自然に感じたら、何かが間違っている。
日本語訳と照らし合わせて、意味がずれていないかを確認する。
「自分の書いた英文を、第三者として読む」
この視点を持つことが、本当の添削力につながる。
3. 「書く前」に気をつけるだけでミスの8割は防げる
英作文の添削依頼で多いのは、実は“書く前に防げるミス”だ。
- 三単現のsを忘れない
- 名詞の単数・複数を意識する
- 前置詞を無意識に書かない
- スペルを確認する
- 文の主語をはっきりさせる
この五つを意識して書くだけで、添削してもらう必要のある英文はぐっと減る。
添削とは、減点されない英文を積み上げるプロセスであり、「人に直してもらう作業」ではない。
4. 添削してもらうのは「文の中身」まで整理した後
本当に添削を受けるべきなのは、文法ミスを直してからだ。
構文や単語の精度を整えたうえで、
・表現が不自然でないか
・文の流れが論理的か
・より自然な言い回しがあるか
この段階で初めて、添削が意味を持つ。
5. 現論会青葉台校の添削方針
青葉台校では、書いてきた英文をそのまま赤ペンで直すことはしない。
まずは「自分で読んで、自分で直して」からがスタートラインだ。
そのうえで、構文・語法・ニュアンスの精度を一段上に引き上げていく。
添削を依頼する前に、最低限、自分の文を読め。
それができないうちは、まだ“書いた”とは言えない。
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