英検二次試験ナレーションで時間が余る人へ
更新日 : 2025年12月22日
青葉台校
英検の二次試験でよくある悩みのひとつに、「2分間話すはずなのに、1分半くらいで終わってしまう」というものがあります。
早口でもないのに時間が足りない。
これは決して英語力の問題ではありません。
構成の組み方がもったいないだけです。
コマの内容だけを言って終わっていませんか
4コマのナレーションは、1枚の絵ずつを順番に説明していけばいいと思われがちですが、それだと短くなります。
理由は単純で、「1コマずつを単発で説明している」からです。
たとえば、
It was sunny.
They went outside.
They played soccer.
のように、事実を並べるだけではすぐに終わってしまいます。
時間を伸ばすコツは「コマとコマのあいだ」にある
大切なのは、絵と絵の間に流れを作ることです。
この部分に一文入るだけで、ナレーションの長さも自然さも大きく変わります。
たとえば、1コマ目が「天気が良い日」、2コマ目が「生徒たちが外に出る」なら、
It was sunny, so they decided to go outside.
というように、「なぜそうしたのか」を補うだけで流れができます。
また、2コマ目から3コマ目に移るときも、
They talked about what to do and decided to play soccer.
のように“つながり”を作ると、全体が物語のように自然になります。
接続の意識があると、時間と内容の両方が安定する
4コマナレーションの本質は「ストーリーの再現」です。
コマごとの内容を説明するのではなく、1枚目から4枚目までを1つの流れとして話すイメージを持つと、自然と時間も安定します。
コマ間の接続を入れるだけで、15〜20秒は伸びます。
これを2回入れれば、1分半が2分になります。
内容を深めるとさらに自然になる
もう一歩踏み込むなら、「登場人物の気持ち」や「選択の理由」も一言加えると良いです。
It was sunny, so they decided to go outside.
They talked about what to do and decided to play soccer.
They looked very happy because it had been rainy for a few days.
このように、状況や感情を加えると、単なる描写ではなく“物語”になります。
試験官にとっても聞きやすく、減点のリスクも下がります。
話が短く終わる=語彙が少ない、ではない
多くの受験生が「自分の語彙が少ないから短くなる」と思いがちですが、実際は構成がシンプルすぎるだけです。
使う単語は中学英語レベルで構いません。
大切なのは、文章をどうつなげるかです。
まとめ
- 各コマの間に流れを作る
- 登場人物の理由や感情を加える
- 事実の羅列ではなく、物語として話す
これだけで、内容の厚みが増え、時間も安定します。
ナレーションは「英語で描写する」テストではなく、「英語で物語を組み立てる」テストです。