【青葉台校】文理選択は就職で決めていいのか
更新日 : 2025年10月26日
高校1年生の秋。
「文系にするか、理系にするか」を決める時期になると、
多くの生徒が口にするのがこの言葉。
「理系の方が就職に強いって聞いた」
「文系は潰しがきかないって言われた」
一見もっともらしいが、実はこの考え方、半分正解で半分間違いだ。
1. 「理系の方が就職に強い」は、業界による
確かに、理系学部には大学院を経て専門職として採用される枠がある。
エンジニア、研究職、製薬、建設、インフラ、IT開発など、
いわゆる「技術が価値になる業界」では理系が圧倒的に強い。
ただし、それはあくまで専門を活かす前提がある場合の話。
大学で勉強した内容と仕事が直結しない業界では、
理系も文系も採用条件に大差はない。
メーカーの営業職、コンサル、商社、金融、人材、広告。
こうした業界では「文理よりもコミュニケーション力」「思考の速さ」「数字の扱い方」が問われる。
2. 文系でも「数字に強い」人は引っ張りだこ
ここで多くの文系が勘違いしているのが、
「文系=数字がいらない」という思い込みだ。
現実のビジネスでは、
文系出身でもデータ分析・会計・統計思考を扱える人が圧倒的に有利。
たとえばマーケティング職では、
数字の裏にある人間行動を読み解くセンスが求められる。
法学部でも、ロジック構築と分析の精度が評価される。
つまり、「文系だから数学がいらない」ではなく、
「文系でも数字ができる」が一番強い。
3. 理系でも「伝える力」がないと限界が来る
一方で、理系の学生に多いのが「技術はあるのに説明が下手」というケース。
社会に出れば、上司・取引先・他部署など、
自分の知識を言語化して伝える場面が必ず出てくる。
どんなに優れた専門知識を持っていても、
それを相手に理解させられなければ、価値は半減する。
理系に進む人ほど、言語化・要約・プレゼンの訓練を軽視しないでほしい。
4. 「就職で有利」よりも、「どんな働き方をしたいか」で決めろ
結局のところ、就職の有利不利は「文理」ではなく「自分が何をしたいか」にかかっている。
- チームで協力して成果を出すのが好きなら、営業・企画職
- 一人で深く考え抜くのが好きなら、研究・開発職
- アイデアを形にしたいなら、デザイン・マーケティング職
大切なのは、自分が努力できる方向に進むこと。
なんとなく理系、なんとなく文系で進むと、
どんな進路に行っても後悔する。
まとめ|文理選択は「将来どう働きたいか」で考えよう
- 理系が就職に強いのは一部の専門職だけ
- 文系でも数字や分析に強ければ武器になる
- 理系も言語化力を鍛えないと伸び悩む
- 最後は「どう働きたいか」を軸に考える
文理選択は、進路の分かれ道ではあるが、
人生の決定ではない。
どちらを選んでも、努力次第で道は拓ける。
青葉台校では、学部・就職・将来像をセットで整理し、
「どの文理選択が一番自分を伸ばせるか」を一緒に考える面談を行っている。
迷っている人は、早めに相談してほしい。
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