【年号暗記は必要?】日本史の成績を上げたい人が年号を覚えるべき“3つの理由”
更新日 : 2025年6月10日
こんにちは!現論会 横浜校です。
日本史を勉強している高校生から、よくこんな質問をもらいます。
「日本史の年号って、全部覚えないとダメですか?」
「流れで覚えればいいって聞いたんですけど…」
たしかに、すべての出来事の年号を丸暗記する必要はありません。
ですが、戦略的に年号を押さえることは、受験の得点力アップに直結します。
今回は、日本史の成績を伸ばしたい高校生・受験生に向けて
- 年号暗記がなぜ必要なのか
- どのタイミングで覚えるべきか
- 効果的な覚え方と例
この3点を中心に解説します!
📌 年号暗記が受験に必要な“3つの理由”
① 時代の「前後関係」が正確にわかる
たとえば、
「大政奉還→王政復古の大号令→戊辰戦争」などのように、出来事の順番を正しく理解するには年号感覚が不可欠です。
👉共通テストや私立大学入試では、「時代順整序(並び替え問題)」「年代グラフ」が頻出。
💡年号を知っている=選択肢を確実に絞れるという武器になります。

💡私立大学で多いマーク式の正誤問題にも強くなりますよ!
「〇世紀初頭」「〇〇条約の直前」などの選択肢に迷うことがなくなります!
② 記述・論述対策で説得力が出る
例えば論述問題では、
「○○の背景にある要因を時代的流れに触れて説明せよ」といった設問が出題されます。
ここで「○○年に起きた△△により〜」という一言が入るだけで、採点者に“歴史の流れが分かっている受験生”と伝わります。
👉1〜2個の年号を入れるだけで、論述が一段階“論理的に”なり、論述に“軸”が生まれます。
③ 「苦手単元」が明確になり、復習しやすい
年号とセットで出来事を覚えていくと…
- 「あれ?この時代スカスカかも」
- 「幕末の年号だけ全然思い出せない」
といったように、自分の弱点時代が“見える化”されます。
これは、ただ教科書を眺めているだけでは絶対に気づけないメリットです!
👉 これをもとに復習計画を立てると、ムダなく学習できます。
🧠 年号は「いつから覚えるべきか?」
結論から言うと、
“通史を3~5周して時代の流れを掴んだ後”がベストタイミング!
👇こういう順番が理想的です
- 通史(流れ・因果)をざっくり理解する
- 各時代の代表的な出来事を整理し、基本的な問題を解けるようにする
- その上で、「流れの中に重要年号だけを肉付け」する!
つまり、
❌ 年号から覚える → 暗記地獄に陥る
🔴流れ+理解 → 年号で強化・定着
この順番でやることで、“丸暗記”ではなく“理解を伴った記憶”が可能になります。
✍️ 年号の覚え方|“丸暗記しない”ためのコツ3選
① 語呂合わせを活用する(⚠️ただし使いすぎ注意)
例:
- 1192年:いい国つくろう 鎌倉幕府
- 710年:なんときれいな 平城京
- 645年:無事故の大化の改新
👉 無理な語呂より、自然に覚えやすいものだけを使いましょう!
② 時代ごとの代表年号やテーマ別で年号をおさえる
いきなり100個覚えようとするのは無謀です。
例えば、 各時代の「始まり」「転換点」「大事件」の年号やテーマ別に覚えることで効率が上がります。

- 幕末~明治維新(1853〜1877):近代化の流れを一括で押さえる
- 政治改革の年(大化の改新→平安遷都→院政→建武の新政など)
- 外交関連(鎖国・開国・条約締結の年号)
などの年号をおさえるといいでしょう!
③ 年代整序や一問一答で“思い出す練習”を繰り返す
👉 アウトプット型の学習が、年号定着の最短ルート!
- 年代対策本で年号を答える(超効率!日本史年代サーキットトレーニング/元祖日本史の年代暗記法)
- 並び替え問題で前後関係を確認(センター試験・共通テスト、私立大学から問題を引っ張るのがおすすめ)
- 年号から出来事や内容を答える練習(逆問)
まとめ|年号暗記は“理解の強化”の手段!
・年号を覚えるのは、点数を取るための「最後の仕上げ」
・覚えるタイミングは、通史の流れが頭に入った“あと”がベスト
・日本史を得点源に変えるには、年号の理解と活用がカギ!
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