勉強にやる気がない高校生の特徴と、親ができる“声かけ術”
更新日 : 2025年10月14日

「うちの子、全然勉強しようとしない…」
多くの保護者が抱えるこの悩み。
けれど、焦って「早く勉強しなさい!」と声をかけても、逆効果になることが少なくありません。
やる気がないように見える高校生にも、実はそれぞれ理由とタイミングがあります。
この記事では、現論会土浦校で多くの生徒を見てきた経験から、やる気が出ない高校生の特徴と、親ができる効果的な“声かけ術”をお伝えします。
勉強にやる気がない高校生に共通する3つの特徴
① 「何のために勉強するのか」が見えていない
「とりあえずテストがあるから」「親に言われるから」。
目的が“外側”にあると、モチベーションは続きません。
特に高校生は、将来の進路や職業のイメージがまだ曖昧な時期。
「自分の将来に直結していない勉強」を、努力する理由が見つからずに止まってしまうのです。
保護者ができること:
「なんで勉強しないの?」ではなく、
「将来どんなことに興味ある?」と未来の話から入るのが効果的。
目標が少しでも見えた瞬間、行動が変わるケースは多いです。
② 「どうすればいいか」が分からない
やる気がないというより、勉強の始め方が分からないケースも多いです。
テスト範囲を見ても、どこから手をつけていいか分からず、結果的に何もできない…。
このタイプの生徒は、計画の立て方や「今日やるべきこと」が曖昧になりがちです。
保護者ができること:
「勉強しなさい」ではなく、
「今日やること、どこまで決まってる?」と行動を促す質問をしてみましょう。
「分からない」と返ってきたら、それは叱るタイミングではなく、サポートの合図です。
③ 「頑張っても結果が出ない」と思い込んでいる
一度頑張ったのに思うように成績が上がらなかった経験があると、
「どうせやってもムダ」と感じてしまう生徒もいます。
実際、努力しても結果がすぐに出ないのが受験勉強。
それを一人で抱え込むと、次第にやる気を失ってしまいます。
保護者ができること:
結果を責めずに、
「前よりここができるようになったね」と過程を褒める習慣をつけましょう。
勉強のモチベーションは、「できた!」という小さな成功体験の積み重ねで生まれます。
親ができる“声かけ術”5つのポイント
① 「命令」ではなく「質問」で促す
✕「勉強しなさい」
○「今日、どの教科からやる予定?」
質問調にすることで、本人が自分で考えるきっかけを与えられます。
② タイミングは“やる気がない時”より“動き始めた瞬間”に
やっていない時に注意しても、反発を生みます。
逆に、少しでも机に向かった瞬間に褒めると、「認められた」という感覚がモチベになります。
③ 「具体的な行動」を褒める
「頑張ってるね」よりも、
「今日は30分集中してたね」「ノートが丁寧だったね」など、観察できる行動を言葉にしましょう。
本人も「見てもらえている」と感じ、続ける力になります。
④ 成績ではなく“過程”を評価する
点数や順位ばかりに目が向くと、子どもはプレッシャーを感じます。
「結果が悪い=怒られる」ではなく、「結果を一緒に分析する」姿勢が大切です。
⑤ 「比較」より「共感」を
✕「〇〇くんは勉強してるのに」
○「なかなかやる気出ない時あるよね」
共感は信頼を生みます。そこから「じゃあどうしようか?」と一緒に考える方向へ導けます。
現論会土浦校が考える“やる気を育てる環境”とは
現論会では、「やる気がない=ダメ」ではなく、「やる気が生まれる仕組みをつくる」ことを重視しています。
- 週ごとの目標設定:自分で立てた目標をコーチと共有し、達成を確認
- 日々の学習ログ管理:進捗を可視化して、やった分が自信になる
- 面談・フィードバック:落ち込みや迷いを定期的にリセット
- 自習室の雰囲気:頑張る仲間が見える環境で、自然とやる気が出る
「うちの子、やる気が出ない」——それは親子のせいではありません。
正しい声かけと環境があれば、どんな生徒も動き出せます。
現論会土浦校では、そんな一歩を後押しする面談を実施中です。
やる気は“与える”ものではなく、“引き出す”もの。
その第一歩は、親子の対話から始まります。
焦らず、少しずつ信頼を育てていきましょう。
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