志望校がまだ決まっていない子の保護者が今できる準備とサポート|現論会土浦校
更新日 : 2025年10月2日

はじめに:志望校未定は“珍しくない”——今は「土台づくり」の好機
高校1〜2年生の段階で進路が定まらないのは、ごく自然なことです。文理選択や科目選択が始まると周囲が進路を決めているように見えるかもしれませんが、慌てる必要はありません。むしろ視野を広げ、将来像を少しずつ言語化していく“準備期間”だと捉えることで、後の選択がぐっと納得感のあるものになります。
本記事では、保護者の方が今日からできる具体的なサポートと、現論会土浦校の支援メニューをご紹介します。焦らず、でも着実に。親子で前向きに進めていきましょう。
保護者が今すぐできる8つのアクション
1. まずは「聴く」——将来像を一緒に言葉にする
- 日常会話で「卒業後、どんなふうに過ごしたい?」と問いかける。
- 親が結論を急がず、壁打ち相手に徹する。
- 子どもの興味ワード(例:AI、医療、デザインなど)を拾い、連想を広げる質問で伴走。
ミニワーク:ノートに「やってみたいこと/できたら避けたいこと」を5つずつ書き出し。親子で見比べて共通点を探す。
2. 情報収集の“下地づくり”を手伝う
- パンフレット取り寄せ、公式サイトや進路サイトのブックマークを整える。
- 学部・学科の選択肢を複数提示して視野を広げる(例:「情報系の中でも数学寄り/デザイン寄り」など)。
コツ:スマホの共有メモに「大学・学部メモ」「気になるオープンキャンパス」「学費・奨学金メモ」などフォルダ分け。
3. 大学・職場に“実際に触れる”機会を増やす
- オープンキャンパス、学園祭、公開講座にまずは気軽に参加。
- 親戚・知人の職場見学やオンライン職業訪問(OB/OG訪問のライト版)を依頼。
チェックポイント:
- キャンパスの雰囲気は合いそう?
- 模擬授業の理解度やワクワク感は?
- 通学時間・生活リズムを具体的に想像できる?
4. 職業・業界リサーチを“親子プロジェクト”に
- 「◯◯ なるには」「◯◯ 資格」「◯◯ 仕事の1日」などで一緒に検索。
- 旧来のイメージだけで諦めていないか、最新情報でアップデート。
テンプレ質問:求められる力/必要な学び/入口(大学・専門・就職)/働き方の幅(リモート、海外、独立など)。
5. 身近な社会人に“インタビュー”する
- 親以外の大人に質問して、生の声でリアリティを得る。
- 可能ならライフスタイル(残業、休日、家庭との両立)も具体的に聞く。
3質問の型:
- その仕事を選んだ理由は?
- 一番のやりがい/大変さは?
- 高校時代にやっておけば良かったことは?
6. 自己分析と適性診断で“自分の物差し”を作る
- 「楽しかったこと」「得意科目」「熱中できた活動」を書き出す。
- 第三者(先生・友人・家族)に長所を3つ聞く。
- 簡易の適職・適性診断をツール的に活用。
アウトプット:1ページの“自分取扱説明書”(好き・得意・価値観・興味ワード)。
7. 「やりたくないこと」から消去法で絞る
- 夜勤は無理/人前で話す仕事は避けたい/海外赴任は難しい…などNG条件を明確化。
- 残った選択肢を掘り下げ、現実的な候補群を作る。
8. 模試と塾の力で“現在地”を定点観測
- 定期的な模試で偏差値や弱点を客観視。
- 判定の上下に一喜一憂しすぎず、推移と課題にフォーカス。
- 必要に応じて塾・予備校で進路相談×学習計画を併用。志望未定でも、基礎学力の底上げはすべての選択肢を広げる最短ルートです。
専門家・先輩に学ぶ“関わり方”の原則
最終決定は子ども自身に
親は情報提供と助言に徹し、意思決定は本人へ。自分で選んだ実感が、継続力と納得感を生みます。
まずは「否定しないで聴く」安心基地になる
途中で遮らず、受容的な相づちを。「親に話しても大丈夫」という安心は、行動の第一歩です。
親の価値観を“押しつけない”
昔の常識や経験だけで選択肢を狭めない。最新情報でアップデートし、選択肢の提示役に回りましょう。
タイムリミットを共有しつつ、自主性を育む
「◯月までに大まかな志望分野」「夏休みまでに◯校見学」など目安のスケジュールを親子で合意。期限は“急かすため”ではなく、自分で動くためのスイッチです。
背中を押す——悩んだら“やりがい側”を応援
安全策だけでなく、本人が本当に行きたい方への挑戦を後押し。もちろん滑り止めや併願戦略でセーフティネットも用意します。
現論会土浦校のサポート:志望未定でも、進路と学力を同時に前進
現論会は参考書ベースの計画学習を軸に、コーチング型で伴走する学習塾です。志望が未定の段階でも、次のような支援で“迷いながら進む”を実現します。
1. 週次コーチング面談で「考える習慣」を定着
- 目標→計画→実行→振り返りのPDCAを週単位で回す。
- 学習だけでなく、興味・志向の言語化ワークを取り入れ、進路の輪郭を明確化。
2. 科目別「参考書ルート」で基礎〜応用を最短導線に
- 英数国理社それぞれに到達度ベースのルートを設定。
- 志望未定でも、共通テスト〜難関私大・国公立まで対応できる地力を着実に。
3. 模試の活用と“課題の見える化”
- 模試の結果を3観点(知識・思考・時間配分)で分析。
- 次回までの改善タスクを数値と行動に落とし込む。
4. 進路情報のナビゲーション
- 学部・学科の違い、入試方式(共テ併用・総合型など)の要点を整理。
- オープンキャンパス計画表の作成、見学後の所感の言語化をサポート。
5. 保護者面談で“三者の視点”をそろえる
- 月次〜学期ごとに学習進度・進路状況を共有。
- 家庭での声かけ方法、やる気の波への対処も具体化。
まずは無料の学習相談へ:お子さまの現在地ヒアリングと、学習×進路アクションをご提案します。
よくある質問(FAQ)
Q. 志望校が決まっていなくても入会できますか?
A. もちろんです。志望未定の生徒は珍しくありません。面談と参考書ルートで学力の土台を固めながら、並行して進路の具体化を進めます。
Q. 部活が忙しくて時間が取れません。
A. 週次で現実的な学習量に調整します。少ない日も“ゼロにしない”仕組み(短時間タスク、朝・スキマ活用)で継続を優先します。
Q. 保護者はどの程度関われば?
A. 月次の共有と声かけのガイドをご用意。押しつけにならない関わり方を一緒に整えます。
まとめ:焦らず、でも前に——“選べる自分”を育てよう
志望未定はマイナスではありません。情報に触れ、体験を重ね、自己理解を深めるほど、選べる自分に育っていきます。保護者は安心基地として寄り添いながら、期限と行動のきっかけを一緒に作る——それだけで前進は始まります。
現論会土浦校は、進路のモヤモヤと学力の伸びを同時に扱う伴走者です。まずはお気軽にご相談ください。親子で一歩を踏み出しましょう。
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