【2025受験】春休み明けの受験生が実践すべき“成績を上げる勉強法”
更新日 : 2025年3月25日
■ はじめに
春休みが明け、新学年がスタート。新しいクラス、新しい科目…受験生にとっても気分が一新する時期ですが、実はこの時期こそ「気が緩みやすく、学習ペースが乱れやすい」タイミングでもあります。
現論会土浦校でも、春休み明けからの数週間で成績が大きく分かれる生徒を多く見てきました。
本記事では、春休み明けから“伸びる生徒”が実践している具体的な学習法を紹介します。
1. 春休み明けの受験生が陥りがちな“3つの落とし穴”
①「春休みの反動で学習ペースが落ちる」
春休みに“休みモード”が染みつき、生活リズムや勉強時間が縮小するケースが多発。特に夜型・休日型のリズムが残っていると、学習効率は低下しやすいです。
②「新学年の課題に振り回され、復習を怠る」
新しい教材や課題に追われ、受験に直結する“基礎の復習”が後回しになる傾向もあります。
③「模試結果で一喜一憂し、学習方針がブレる」
春先にある模試で思うように結果が出ず、焦って「目の前の課題だけ」に集中してしまう悪循環も見られます。
2. 成績が伸びる受験生がやっている“春の必勝勉強術”
● ポイント①:「基礎の総復習」を4月中に完了させる
春は“知識の穴”を洗い出す最高のタイミングです。英語の単語・文法、数学の基礎問題、国語の読解の型など、最重要単元を短期間で見直すことで「基礎が盤石化」され、夏以降の応用力に直結します。
おすすめアクション
- 英単語帳の1周目を完了させる
- 数学はチャート式の重要問題のみを重点復習
- 現代文の設問パターンを確認し、過去問にも触れる
● ポイント②:「長時間学習」より“自学×効率”重視に切り替え
現論会でも指導している「自学7:授業3」の法則に倣い、長時間座っているだけの学習から、1コマ1コマを“質”で管理する勉強法に移行しましょう。
おすすめアクション
- 毎日の自習時間は「やるべきタスク」を明確化する(単元ごとのToDoリスト化)
- 自習中はタイマー学習(25分集中→5分休憩)を実施
- スマホは机から2m以上離す、または別室に保管
● ポイント③:「週1の振り返り」で課題を見つけて修正
春以降は、学習の「やりっぱなし」を防ぐため、週ごとの振り返りが効果的です。模試の結果だけでなく、普段の自習の“質”や“進度”を自分で管理する意識が重要。
おすすめアクション
- 学習日誌に「今週の良かった点/改善点/翌週の目標」を記入
- 模試後は点数より「どこで失点したか」「知識不足はどこか」を具体化
- 次週の予定を作成するまでがセット
3. 春からの学習を成功させる「継続のコツ」
- 「完璧を目指しすぎない」…毎日1つ、目標達成するだけでOK
- 「スモールステップ」…基礎復習は細かく分割して1週間単位で区切る
- 「成果よりプロセスを褒める」…達成できた行動自体を評価する
この3つを意識することで、春の学習サイクルが無理なく回り、夏に向けての加速力がつきます。
■ まとめ
春休み明けからの数週間は「勉強習慣を整え直す黄金期」です。基礎の復習、効率重視の学習、自分自身での振り返り。この3つを意識して取り組めば、受験本番に向けた「やり抜く力」がしっかりと養われます。
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